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「なんとなく続けること」について

なんとなく続けるっていうのは、とても難しい。

学校みたいに強制的に続けさせてもらえるシステムがあれば良いが、我々ニート系通信制高校生にとっては、それがすごく難しいのだ。

社会人の皆様にも同じようなことが言えるのではないかとおもう。


運動を始めよう!と意気込んで筋トレを始めてみたが、三日足らずで挫折。

英語の勉強をしよう!と意気込んで買ったテキストは部屋の隅っこ。

始めたはずなのに、お腹がたるんだまま、英語は外国人に道を聞かれても、指を刺して、「THERE」と言えるだけ


自分一人でも続けられることは、才能の一つなのだ。

才能は伸ばせる。

何かを続けるには、習慣化が大切だ。

習慣とは何かといえば、意思力に関係なく行っている行動である。

寝る前に歯を磨くとか、朝起きたらスマホを見るとか。

人生の行動の50%を占めると言われているから、習慣の力は恐ろしい。


習慣かに必要なことが何かといえば、

・手をつけやすいこと

・前に進んでいる感覚があること

である。

手をつけやすいことはわかるが、前に進んでいる感覚は違うだろう。スマホを無意識に触っているときは前に進んでいる感覚はないぞ。

ごもっともである。だが、それは間違いだ。

スマホをいじると、脳の報酬系が刺激されて、ドーパミンと呼ばれる脳内麻薬が出る。それは、我々に「もっとやりたい」という感覚をもたらしてくれる。ギャンブルをしてもドーパミンが分泌すされる。中毒になるのも、つまり、ドーパミンの働きによる物である。

前に進んでいる感覚もまた、報酬系を刺激する。

つまり、あまり気のむかないことを習慣にするときは、ドーパミンを出してやる必要があるのだ。


では、どうやったらこの二つの条件をクリアできるだろうか。

「手をつけやすくする」ためには、単純にその行動を起こすまでの時間を短縮してやればいい。

よく、勉強を習慣化したいなら、翌日に学ぼうと思っている教科書のページを開いておきなさいと言われるが、それはつまり、こういうこと。

「前に進んでいる感覚を得る」ためには、できたことを記録しておくのがいい。

 スピード感と、記録。これが、続けるために必要なことなのだ。

ゲームなんかは、これをうまく満たしている。

だからゲームがやめられないんだな。

報酬系を刺激することは、そのような副作用もあるが、うまく使ってやれば才能をもたらしてくれる。

恐ろしいものほど、パワーが強いんだな


よし、では、勉強するか。(無意識にコントローラーを握る)



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