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【本】「さよなら」が知ってるたくさんのこと

こんにちは☺︎
いかがお過ごしでしょうか?

コロナが激増していますね、
来週、部活でコンクールを控えていたのですが、
コロナのせいで私だけ出られなくなってしまいました。

やっと掴んだコンクールなのに、
私は外食自粛して我慢してたのに、って
性格悪くなっちゃうし
考えたくないことばかりですが、
なんてったって暇すぎるので考えちゃいます。
(PCR検査の結果は陰性でした、
体調はめちゃめちゃ良好です🌼!)

自宅療養の2週間、家の中にいれば
何をしようと自由だけど、どうせなら、
価値的な2週間にしたいな、と思い
友人とやることリストを作りました
(友人ありがとう☺︎)

普段は時間のせいにして
おざなりにしている料理をしたり、
だいすきな歌手のダンスや洋楽の歌詞を覚えたり、
普段全くみない映画を観たり、
留学のために中国語の勉強をしたり、
こうやって読書してnoteの執筆をしたり、
一人でも充実した毎日を送っていますꕀ

近況という前置きが長すぎました、すみません
早速、本題に入ろうと思う📖

今回読んだ本は、唯川恵さんの

「さよなら」が知ってるたくさんのこと

ほとんどが恋愛の内容だけど
全体的にとても読みやすく、パーっと読めちゃう。
心に刺さった部分だけピックアップして
書いていこうと思う。

p.13 ひとりの時間をどう過ごしていますか

わたしはこれを見た瞬間、この言葉に、
動揺させられた。

それは自分が最近悩んでいることでもあったからだ。

私は、今までを振り返ると
ひとりで過ごす時間が圧倒的に少なかった。

何をするにしても、
(例えば、授業、部活、勉強、バイトなど)
誰かと一緒にすることばかりで、
ひとりの時間に恐怖感を覚えていた。

その恐怖感は、上記に挙げたような、
授業などの時間に感じたのではなく、
家にひとりでいる暇な時間に、だ。

高校生までは、暇な時間=勉強するべき時間
であったため、また家に家族がいたこともあり、
暇な時間に寂しいというのは感じたことがなかった。

しかし大学生になって、特にひとり暮らしを始めて、
コロナ禍になってからは、ひとりの時間というのを
より意識するようになった。

一人でいるのが苦しい、寂しいから、
その苦しさを埋めるために、と
言ったら失礼になってしまうけれど
ひとりの時間をなくすために
バイトや友達との予定を詰め込んで忙しくした。

そのことについて、唯川さんはこう述べている。

p.20 自分で自分を楽しませることができる。これとても重要なことです。そして、大人になるということは、それがちゃんとできる、ということだと思います。
(中略)
そんなふうに、自分が楽しめる何かを持っている人は、例外なく、みんな輝いています。私はもう、週末は友達や恋人の会うので予定がいっぱい、という生活にあまり魅力を感じなくなってしまいました。
もちろん時にはそういう週末の過ごし方もあってもらわなければ困るのですが、それとは別に、ひとりの時間をどう楽しんだか、という方に興味を惹かれます。
誰かがいなければ楽しめない。
ではなくて、
ひとりでいても、楽しめるから、誰かと一緒にいても楽しい。
そういった時間を過ごせたら。
誰でもない、自分で自分をちゃんともてなせるようにならなければ、寂しさという感情に、いつまでも振り回されてしまうに違いありません。

私の心の中のもやもやを全部代弁してくれた、

私は、一人でも遊べる、
自分で自分を楽しませることができる
“大人”

なりたかったんだ、そう気付かされた。

友人や恋人に幸せにしてもらおう、と
するのではなく、
じぶんひとりで絶対的幸福境涯を築き、
友人や恋人と会うときには
そこにオプションが更についたみたいに
“幸せ増しましハッピーな状態”を感じられる。

それこそが私の求めていた答えだった。

私はこれで恋愛を失敗した。
大切な人を、失ってしまった、

だから今こそ、一人で遊べる大人になるときだ、
と思う。大切な人を大切にするために。

p.71 我儘、というのは悪い意味ばかりではないのです。いい人、が褒め言葉だけではないのと同じように。
誰からも「いい人」と思われたいなんていうのは疲れるだけです。人は嫌われる勇気も持っていたほうがずっと生きやすい。
そして、誰でもない、自分自身にとって「いい人」であることをいちばんに考える。
その時、みんなが言う、そして自分が思う、本当の意味での「いい人」であることの難しさと嬉しさが初めてわかるのだという気がします。

我儘、この言葉は自分の中で
ネガティブの言葉としか捉えられない
ようになっていた。

でもこの唯川さんの文章たちは
その私の中での常識という概念を覆してきた。

どんなときでも我儘でいられたら、
どれだけ生きやすいことか。

私は、これまで「いい人」を色んなところで
演じてきていたのだと思う。

でもその「いい人」は、自分にとっての
それではなかった。

この唯川さんの優しくて心強い言葉に
救われた自分がいた。

“嫌われる勇気を持っていたほうがずっと生きやすい”

間違いなくそうだ。

頭では分かっていても、
思いのままに行動することは
想像以上に難しい。

私は、最近、「いい人」を演じた結果、
許されざるある決定的な出来事があった。

それが何とはここでは書かないが、
自分の中ではとても大きな出来事であった。

許されざる出来事は今回ばかりではない。
過去にも、何度かあった。

やはり、友人や環境は、自分自身が創り上げる
ものだと痛感した。どれだけ長い付き合いであっても、
人間関係は、近づいたり遠くなったりするものだと
わたしは思う。

自分が必要なときには近づき、
少し違うな、と感じたときには離れる。

人間関係は、そのようなものであっていいと思う。

人は選べ、という言葉があるが、
本当にその通りだと思う。

自分が生きやすいと思えるように
賢く生きていきたい。

さいごに

最後まで読んでいただいた方がいらっしゃいましたら、
このような拙い文章なのにも関わらず、読んでくださり
本当にありがとうございます☺︎

唯川さんの「さよなら」が知ってるたくさんのこと
は、最近の自分の中で言語化できないようなもやもや
や悩みを代弁してくれる自分にとってとっても大切な
本です。

この本と縁して、自分自身と改めて向き合い、
人間関係について改めて考えていこう、と
思うことができました。

私と同じような境遇にいる方がいらっしゃいましたら、
是非手にとって読んでみてください˙˟˙

もやもやを言葉にするのって嬉しいけど
少し恥ずかしいな〜
でもこうやって言語化できてスッキリしたな
って思う自分もいます☺︎

また時間ができたら
自分の言葉を紡いでいきたいと思います✌︎

𝑢𝑘𝑎 𓍯

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