「旅」はいつも大切なことを教えてくれる
こんばんは!福永まりです。
今日は10代・20代・30代、それぞれで海外へ行った時に感じた気持ちを素直に書いてみたいと思います。
初めてミャンマーに行った14歳の夏
私が初めて海外に行ったのは今から20年以上前。中学3年生の夏休みでした。当時はまだ軍事政権下でギリギリまで渡航できるかわからない状況だったのを覚えています。
発展途上国。
貧困。
学校に通えない。
そんなイメージを持って行った初海外。
正直、イメージしていた以上の光景を目の当たりにして「自分は日本に生まれただけで恵まれているんだから、これからは発展途上国の人たちのために何かしたい」と国際協力の道に進むことを決めた夏でした。
ミャンマー・中国へ行った大学時代
その後、国際協力を専攻するために上京。夏季休暇は海外で実習をすると決めていたので、普段は講義・研究室・バイトでほとんど寝てなかったなぁと思います。
ただ、長期で行ってみてふと気付いてしまったことがあって。
確かに途上国の人は絶対的に貧しい。奨学金を借りるための切手代がなくて手続きすらできなかったり、家族のために働かないといけなかったり。それでも「先生になりたいからいつか学校に行くんだ!」と話してくれたその子の目にはしっかりと希望がある。光がある。
でも、日本はどうだろう?
将来何をしたいのかもわからない。
自分から命を絶つ人だっている。
生活は豊かになっているけれど、日本だってどうにかしなきゃいけないことばかりなんじゃないか?
大学時代は本当に葛藤の日々でした。
どちらも間違ってない。だからこそ、自分は何のために生きたいのか?でシンプルに考えられたらよかったのですが、欲張りな私はうんうんと悩んでしまったんです。
タイへ息子と行った30代
結婚を機に日本赤十字を退職し、地元鹿児島に戻ります。そして妻になり、母になり...ふと気付きます。
お母さん達が「私」を出せる場所が少ないことに。
そして地方ほど「いろんな生き方」に触れる機会がないことに。
そして息子とタイへ行って確信しました。
やっぱり「自分らしさが出せる場所」が必要で、「いろんな生き方に触れられる時間」が必要。とはいえ、母であることはもう切り離せないし、切り離したくない。
「お母さん」であるからこそできることをしたい!そう思いました。
結局変わらない「誰かのために生きたい」気持ち
最終的にはここに行き着きました。私は誰かのために生きていきたい人なんだと。
ただ、、、
「自分がしっかり満たされた状態」じゃないと続かない。ということをここまでの人生で、ちゃんと経験している。
子どもや周りを優先しすぎちゃって、自分のことを蔑ろにしちゃって、体調を崩し、命を絶とうとしてしまった経験が私にもあります。
だから、自分を満たすことは大切に。
そして、やっぱりお母さんを元気にしていきたい。お母さんは家庭の太陽みたいな存在だから。
お母さんが元気だと子どもも元気。
子どもが元気だとお母さんも元気。
そして家庭が明るくて安心できる場所になる。
なんだか、まとまりのない文章になってしまいましたが、やっと自分の気持ちに正直になれた気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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