元ジュニアがジュニアのイベントについて考える③
3/21はどらの部屋!!!つまり今日!!
ここまで3日間『元ジュニアがジュニアのイベントについて考える』という連載をしてきました。(よく4日連続更新してちゃんと間に合わせたね!えらいね!)
導入では、なぜ今ジュニアのイベントについて考えているのかを書きました。
コミュニティの形が変わってきたので大きいイベントが消えちゃってジュニア育成イベントみたいなのが減ってるのではないかという仮説があって。
今までジュニアのイベントについて考えてこなかったので、これ(どらの部屋)を期に考えてみようというはなしです。
まず、ポケカを続けるっていうのは「継続的に、対戦できる場所に参加すること」だと定義します。
今までの私は、比較的「対戦しなくてもポケカ好きならいい」という立場でした。大人の場合はTwitterとかでつながっちゃえばその人との関係性は途絶えないのでそれでもいいんですが、
ジュニアの場合は連絡手段がないので、ポケカを嫌いになってやめちゃったのか、ポケカ好きで家でやってるけどイベントにはこれなくなっちゃったのかわからないじゃないですか。
だから、ポケカを続けさせるイベントの有効性を考えるときにはとりあえず「対戦」というところに主眼を置いています。
もちろん私のようにジムチャレとかにはいかないけどポケカ大好きで大人になって爆発するみたいなパターンもあるし、そういうのはめちゃくちゃ尊いと思うんですけど、それを確認できないのでいったん考えないものとしています。
で、①では、対戦を続けるためには3つの要素のどれかが必要だと書きました。
1.勝つ体験2.次は勝てそうだという体験3.その他うまく説明できないけどなんかめちゃめちゃ楽しかったからまたいきてえなあってなる体験
3つ目は具体例を思いついていないのでないものとして大丈夫です。
②では、①のミッションを達成するために具体的にイベントにどういう要素を持たせればいいのかということを書きました
結論、パパを落とすが一番強そう。
で、今日は一連のこの記事のラストなんですけど、そうはいってもなかなかイベントする人増えないよね。どうしよっか。 という話。
ポケカの人口増加に伴って、イベント自体の数はめちゃくちゃ増えていると思います。
ブーム後にオーガナイザーが増えていないので公認自主イベントの数はそんなに増えていませんが、非公認のイベントが今日もいたるところで開催されていると思います。
でも多くは、成人以上を対象にしたイベントなんですよね。
でもそれも当然。私も今回自分でやるならどんなイベントをやるかということを結構考えましたが、
ジュニア向けのイベントはめっちゃ大変ということがわかりました。
まず、集客。
Twitterやnoteを見てくれないので大変。公民館とか会場にチラシを貼るとか、学校とかに宣伝してもらうか。
そして口コミが大事になります。多分。
なのでどらさんは、ポケカ以外のイベントの告知をしてくれるサイト(いこーよ)に登録したり、LINE@をつくってみたりされています。
そして、集客だけじゃなくて当日の運営も大変であることがわかりました。
大人を集めてやるイベントって、ぶっちゃけ受付くらいしかしてないんで、あとは勝手に対戦してねって感じで全然問題ないので、Twitterやったりからあげ棒買いにいったりしてるんですけど。
ところがジュニアは対戦相手とのレベルがあっているかとか、ルールを間違ってプレイしていないかとかたぶんいろいろ気にするところがあると思います。
で、デッキ診断とかもやるならほぼマンツーマンで対応しなきゃいけないし、たぶん他にもいろいろイレギュラーがあったりするだろうからたぶんめっちゃ大変だと思います。
まあそういう意味だと大人向けイベントにも大変なところはいっぱいあるんですけど、
「同年代の友達ができる」とか「飲みに行ける」とかの報酬があるから私はやってるわけなんですよね。もちろん、ホドホドさんが書かれていたように恩返しという理由も少なからずありますが。
なので、ジュニア向けイベントをすごい熱量でやっている人はどういったモチベーションでやっているのか非常に気になります。
まとめ
ジュニア向けイベントは、どうやったらいいのかはなんとなくわかったものの、
「やることへのコスト」が大人向けよりも大きく、
「やったことへのリターン」が大人向けよりも少なそう、ということを感じました。
あくまで私のモチベーションに照らし合わせた場合です。
なので、今後求められるアプローチとしては、
・方法をなるべく簡易化、一般化して、「やってみたい」と思った人が楽に運営できるような方法を考える
・やった時のいいことを考えたり聞いたりしてそれを発信し、「やってみたい」と思う人を増やす
この2つのことが重要だということがわかりました。
そんな感じの結論をもって、どらさんとこれから話して来たいなと思います。長々とお付き合いありがとうございました。
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