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読めない文字と作られた記憶

奈良市に行くことがあり、JR奈良駅近くを歩いていたら、何と読むのか分からない看板があった。

1文字も読めない。‥は濁点なのだろうか。

あとから写真を見返したら、手前にこのビルのテナントの一覧があり、「ツヅロ」だということが分かった。
「ツ」の1・2画目をつなげて、さらに3画目は直角に曲げるオリジナリティの高い字形。

ふつうに書いてあるやん、っていうヤツ

ところで、この1枚目の写真をよく見ると、店のロゴマーク以上に見慣れない字があることに気づいた。

着?

「着」の字が旧字体でもないクセ強オリジナル異体字になっている。
「目」の中がケイタイのアンテナのピクトグラム📶みたいだ。
何これ?と思い、Google Map(https://goo.gl/maps/jzCqPRTNMDiRKj4f7)で確かめてみたら、

ストリートビューの写真

普通の「着」やん!

どうやらPixel 7aの賢い賢い超天才AIが勝手に存在しない漢字を作り出してしまったっぽい。

今回はたまたま気づいて、比較できたから、間違ってることに気づいたけど、もしかすると、私の思い出のほとんどが何かしらは人工知能によって作られたものによって成り立っているのだとしたらちょっと怖いよねという話でした。

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