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【祝日】憲法記念日に考えてみたこと

こんにちは。佳輪(かりん)です。
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今日は国民の祝日「憲法記念日」です。
憲法ができたことを記念した祝日です。

日本の憲法は1947年11月3日に国民の祝日に関する法律において制定され、翌年1948年5月3日に施行されました。この祝日法は当初9日の祝日を決めましたが、この憲法記念日は第一に取り上げるべき祝日として議論されていました。ちなみに2024年現在、16日の祝日が制定されています。

憲法記念日の趣旨は「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」とされています。日本国憲法のもと、国が成長することを期待しています。

ところで、日本国憲法とはどのようなものでしょう。いつ制定されて、どんな狙いがあるのかは分かりましたが、どうやってできたか?その中身は?そもそも憲法とは何なのか?など、詳しくみてみましょう。


憲法とは

憲法とはなんとなく法律のようなもので、みんなが守るべきものみたいな感覚がありましたが、憲法と法律は別物です。
法律はみんなが守るべきルールを制定しているのに対し、憲法はもっと根幹的なもので、国民の権利・自由を守るために国がやるべきこととやってはいけないことを決めた国民のための決まりのことです。
この憲法は最も守らなければならない決まりとして、法律の上に存在します。なので、この憲法を変えることは簡単にはできないこととなっています。


憲法が守る大切な原則とその中身

憲法のことを学ぶときに、最初に出てくる三原則、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重。日本国憲法はこの三原則が主体として成り立っています。

国民主権とは国民が国の政治を決める最終的な主権があるということ。主権とは、社会を安定して持続するための仕組みを作る権利のこと。本来は国民一人一人がその権利を行使できるといいのですが、それができないので私たちの代表者に任せてそれを行ってもらいます。その代表者が政治家(国会議員)の方々ということです。

平和主義とは戦争をしない姿勢を貫くこと。日本国憲法第9条で有名な、「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」です。こうして、日本は平和を求め戦争をしない国になりました。

基本的人権とは人間らしい基本的な生活をする権利があること。基本的人権は例えば、健康で文化的な最低限の生活ができること、政治に参加(政治家になったり、選挙に行ったり)できること、差別を受けないこと、宗教・表現・職業選択の自由、プライバシーを守ること、情報公開を求めて知ることができること等です。

日本国憲法はどうやってできたのか

そ日本国憲法は第二次世界大戦の敗戦後に、アメリカGHQの管理下で作られた憲法です。憲法は先述の通り、国民を守るために国が何をするかを定めた大切な決まりごと。日本で作り、アメリカのチェックがありというやり取りが行われました。その経緯はこちらからご覧になれます。


まとめ

昨今、簡単には変えられない憲法の改正が話題になっています。佳輪のブログでは政治のことについて、良い悪いを意見することはありません。しかし、一人一人が今起こっていることに関心を持ち、どうなれば私たちの国が豊かで平和な国を続けることができるかを考えるきっかけとなれば良いなと思っています。

国民が大切にされるような国の成長が、今生きる人のためにも未来に生まれてくる子どもたちのためにも守られていきますように。


佳輪(KARIN)

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