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祝 100日目!

こんにちは。佳輪(かりん)です。
贈り物向けに名入れのできる縁起物の包丁を販売しています。


今日は2024年が始まってから百日目です。あっという間です。一年間を二十四時間に換算すると、百日目は朝の六時半頃です。

この感覚、早いと感じますか?まだまだ時間があると感じますか?


祝 100日目!

百日目と言えば、子供が生まれてから百日目に行う「お食い初め」があります。(実際は、生後百日目から百二十日目頃に行うのが一般的)

「お食い初め」は子供が一生食べ物に困らないように、願いを込めて行う儀式。その始まりは古く平安時代から始まったとされています。当時は生後間もなく亡くなってしまうことも多く、百日まで過ごせた感謝お祝い、そして我が子の成長を願う意味が込められています。

生まれた子供が百日目を迎えられることって本当すごいことなんですね。


お食い初めで用意する料理の基本は「一汁三菜」です。お吸い物、焼き魚、煮物、香の物。

お吸い物:吸う力が強くなり、たくさん乳を吸って健やかに育つように。また、具材はハマグリなどピッタリ合わさる二枚貝を入れ、将来良いご縁に恵まれるようにとの意味があります。

お赤飯:お祝い事と言えばお赤飯ですね。赤色は邪気を払う力があると信じられてきました。

焼き魚:おめでたい食材の代表、鯛。色も紅白で縁起が良いとされています。頭付きの魚は頭から尾まで「首尾一貫」ということで、最初から最後まで全うし長寿になるようにとの願いが込められています。

煮物まっすぐ育つようにとぐんぐん成長するタケノコ、将来子宝に恵まれるようにと、子芋がたくさんできる里芋、将来を見通せるようにと、穴のあいたレンコンを入れたりします。

香の物:香は幸とかけ、幸せを願います。お漬物には長寿の意味もあります。

そして、小石。刃が丈夫で長生きできるように「歯固めの石」を用意します。小石は氏神様の神社から拝借し、お食い初めの儀式が終わった後、返しに行きます。

いずれも、実際に食べさせるわけではなく、口元まで運んで食べさせる真似をするという儀式なんですね。

食器や箸食べさせる人食べさせる順番など、他にも意味が込められているものがたくさんありますが、大切なのは気持ち。我が子の成長を願い、家族で集まって楽しくお祝いすることがいいのかなと思います。


海外にも同じように子供の成長を願うイベントを行うイベントがある国があります。我が子の成長を願う想いは万国共通ですね。面白かったので気になる方は調べてみてください。


佳輪(KARIN)

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