海外では牡蠣って食べるの?<オーストラリア編>
オーストラリアの人たちも、
牡蠣を好んで食べます。
世界有数の巨大フィッシュマーケットである
シドニーフィッシュマーケットは牡蠣が有名で、
鮮度抜群の生牡蠣がリーズナブルに楽しめます。
新鮮な生牡蠣にレモンをたっぷりと絞って
食べるのがオーストラリア流です。
特にシドニーでは
「シドニーロックオイスター」という
オーストラリア東海岸が原産の牡蠣が
好まれています。
このシドニーロックオイスターは
8月から3月が旬で、
小ぶりながらも旨味が凝縮されており
濃厚な甘みと磯の香、
そして後味に残る程良いえぐみが特徴です。
その希少性と味わい深さから、
地元では別名キャビアオイスターとも
呼ばれています。
また、オーストラリアのレストランでは、
前菜として牡蠣が出されることも多く、
生牡蠣だけでなく肉と組み合わせて食べる
独特のメニューを楽しむことができます。
中でも人気のメニューは「キルパトリック」と
「カーペットバッグステーキ」です。
■キルパトリック
細切りのベーコンや玉ねぎなどの具材を牡蠣の上に乗せ、BBQソースなどで風味良く味付けします。
■カーペットバッグステーキ
牛肉の塊に切り込みを入れてその中に生牡蠣を詰めて切り口を串などで塞ぎ、BBQスタイルでいただきます。
こうしたユニークな調理法は
肉類やBBQを好むオーストラリア人ならではの
発想と言えるでしょう。
食べ方の違いはあれど、
様々な調理法でアレンジして牡蠣を楽しむ文化は
日本と共通するところがあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?