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一度牡蠣にあたると二度と食べられない可能性ってある?

牡蠣を食べてあたってしまうと、
もう二度と食べられないのかと
心配になってしまうでしょう。

辛い腹痛などを経験したせいで
食べるのが怖いという気持ちも
あるかもしれませんね。


確かに「牡蠣に一度あたると癖になって
またあたる可能性が高い」という噂も
よく耳にします。

しかし実際は、
ご自身が牡蠣アレルギーでなければ
繰り返しあたることはほぼありません

牡蠣にあたる原因は主に「食中毒」で、
ノロウイルスや腸炎ビブリオ菌を
体内に蓄積した牡蠣を食べてしまうと
腹痛や下痢、高熱などの症状が出ますが、

ノロウイルスも腸炎ビブリオも熱に弱いので
十分に加熱調理した牡蠣であれば
問題なく食べられます。

生牡蠣についても”生食用”の牡蠣を選んで
新鮮なうちに食べるようにしていれば
あたる可能性は低いです。

「加熱用の牡蠣を生で食べていた」
「加熱が不十分な牡蠣を食べていた」

という場合は、
それを今後の教訓として覚えておくと
あたりにくくなるでしょう。


一方、牡蠣アレルギーを持っている場合は
加熱処理の有無にかかわらず、
何度食べてもアレルギー症状が出てしまいます

牡蠣アレルギーの場合は
食中毒と違って潜伏期間がなく
早ければ食後1~2時間で症状が出始めます。

【牡蠣アレルギーの主な症状】
腹痛/嘔吐/下痢/喉のかゆみ/唇やまぶたの腫れ/
じんましん・湿疹/咳・くしゃみ/呼吸困難 など

重症の場合はアナフィラキシーショックを
起こしてしまうおそれもありますので、
心当たりがある方は牡蠣を食べるのを
控えるようにしましょう。


牡蠣アレルギーかも?と思ったら
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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