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牡蠣にあたる人、あたらない人がいるのはどうして?

「自分は牡蠣を食べてもあたらないけれど、
知人はよくあたって苦しんでいる・・・」

このように牡蠣を食べても
まったく何ともない人がいる一方で、
毎回のようにあたってしまう人がいます。

なぜ人によって違いがあるのか、
その理由としては次の4つが考えられます。

①牡蠣アレルギー
②貝毒
③ノロウイルス
④腸炎ビブリオ

まず、牡蠣アレルギーを持っている人は、
牡蠣を食べた後はほぼ確実に
アレルギー症状が出てしまいます

牡蠣アレルギーでない人が
あたってしまう場合は
牡蠣そのものに原因がある
食中毒
の可能性が高そうです。

牡蠣による食中毒の原因としては
植物プランクトン由来の貝毒や
腸炎ビブリオ、ノロウイルス
があります。

ただ、このような食中毒の原因を
持っている牡蠣を食べたとしても、
腹痛や嘔吐などの症状が出ないまま
何事もなく済んでしまう人もいます。

この違いは食べた人の免疫力や
抵抗力の強さによって
異なると考えられるでしょう。

ノロウイルスや腸炎ビブリオは
感染が成立することによって
症状が発症します。

その際に体内で免疫系が働いて、
ウイルスや細菌を死滅させることができれば
感染することはありません。

したがって、免疫力がしっかりしている
若い人の方が高齢者や小さな子供よりも
牡蠣にあたりにくい
のは確かです。

ただ、同じ大人でも風邪をひきやすい人は
免疫力が低いのであたりやすい
可能性が高いでしょう。

貝毒の場合には体格の大きさが
あたるかどうかに影響します。

貝毒はウイルスや細菌のように
体内で増えることはないので、

摂取した牡蠣の量に対して
身体が十分に大きくて効果が弱ければ、
あたらずに済むこともある
のです。


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