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不安症、パニック障害、無気力、うつ病

自律神経が不調の時は様々な症状が出る事でることでしられていますが、今回は臓器の不調やメンタル面の影響のお話をさせていただきます。また文書の後半は自己ケア法で毎日のお灸の箇所をお話しさせて頂きます。症状が緩和するまで毎日お灸をすると、治療院に通うよりも効果が上がり回復が早いです。(お灸や鍼は本来毎日やるものでした。)


長年鍼灸院をしていると様々な症状の方にお会いしますが、その中でも自立神経系の不調の方が最近何故か多く、昨今の社会情勢もあるのでしょう。


①自律神経の仕組みでわかる精神


自律神経系の症状は、「交感神経」と「副交感神経」のバランス調整が上手に行われなくなり、症状として身体や心に表れた状態。

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②自律神経主な役割

◎交感神経は、主に活動的中心に担う神経です。
肉体的な活動的な役割で動く事の身体的なもの
◎副交感神経は、主に内部の生態活動を中心に担う神経です。
排泄、睡眠、細胞活動、内部環境の活動など

自律神経は本来自然に動いてくれる自動装置があるのですが、メンタル、疲労、暴飲暴食、疲労過剰な負荷がかかると誤作動を起こして不調になります。(神経が休まらず交感神経有利になり、神経を介してホルモンバランスが崩れるため)


③改善方法

改善策は、大まかに3つあると考えています。
① 内観し自分と向き合うことで、自信の軌道修正を行います。(本来の自分と向き合う、本質の自分と対話する、自分を信じる)
② ライフスタイルの見直し(生活習慣、癖など、)
③ 他の人に頼る(友人知人、治療家、専門医)
これら3つがバランスよく進めると回復は早いですよ。

24時間自動で身体の調整をしている自律神経は、呼吸、循環器、消化器、生殖器、泌尿器、体温調整、排泄、免疫機能などを常に正常に保ち、外気、体内、精神の変化を感知して正常に身体を保つことを調整してくれる優れた機能です。


④自律神経の不調時に表れる主な症状

① 新陳代謝の不具合
② やる気が出ない
③ 動悸
④ 便秘と下痢
⑤ 頭痛
⑥ 不眠
⑦ 不安症
⑧ うつ傾向
⑨ ほてり
⑩ 精神不安定
など様々な症状が発生します。


これらは血流、ホルモンバランス、神経伝達などあらゆる器官を通じて誤作動を起こして不調へと繋がります。

これらの症状が出ると、心への負担もますます大きくなり、更に精神的な負担に拍車をかけます。次は客観的に自分を分析することと、東洋医学からの自己ケア改善法についてお話しいたします。



⑤自律神経の反応とは?

自律神経症が発症した時、病院に行って検査をしても特に悪いところは別段ないことが多く(精神的な症状は別)、主治医からは「疲れ」「疲労」「歳」など言われて休養を促されます。


後から触れますが、最近いくら寝ても疲れがとれない、やる気がでない、集中力が無い、なども自律神経から来るホルモン分泌働きに影響していることも少なくありません。これらの症状は休養で一時的に良くなることもありますが、いつもの生活に戻るとまた直ぐに再発しやすいことが多く、それを何度も繰り返していると身体の器官に影響が出て、時には病にもなりうるので注意が必要ですね。

ここから先は自己ケア法とその対策になります!

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