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#3 | 飲食経験ゼロからなぜフードトラックを始めようと思ったのか



さて、ここから少しずつ本題に入っていきたいな、と。



前回の自己紹介でもお伝えしたとおり、前職は一般企業に勤めており、飲食業界とは全く無縁の人生を送っておりました。


そんな私がなぜ今フードトラックをやっているのか。


恐らく多くの皆さんがそうだったのではないかなと思うのですが、2020年に新型コロナウイルスが流行し、緊急事態宣言下になってステイホーム時期が続いた時、環境も働き方も大きく変わって、自分のキャリアを今一度見つめ直してみたんですね。
今度どのような仕事をして、どういう風に日々を生きていきたいかな、と。

そうしてみた時にびっくりするくらい自分がこの先その職場・業界で働いている姿が想像できなかったんです。(前職の皆さんの目にあまり触れないことを祈ります…笑)


結構自分の感覚とか想像力を大事にしちゃうタイプなので、目標がないと言うと語弊がありますが、ビジョンを描けない中で日々働いていくことに少ししんどさを感じてしまう自分がいました。
お金のため、生活のため、仕事だから..という割り切りがうまくできるタイプでもなく。。



そこで改めて自分が興味があること、やりたかったこと、可能性があることなどなどを列挙しながら自己分析なんかをしてみました。
(ここを深掘りして書くと本当に長くなってしまうので、ざっくり端折らせていただきます。)

大きく3つだけ切り出すと、

  • 元々人の話を聞いたり、相談に乗ったりする機会が多かった。

  • 競技生活や人間関係において割とメンタル弱人間で、常に色んなことに気を遣って考えすぎて悩んでしまうタイプだったので、自分や周りがポジティブになるような働きかけの方法について昔からすごく興味を持っていた。

  • 就活始めたくらいからON・OFFのスイッチとしてコーヒーをよく飲むようになり、自分の日常に欠かせないルーティーンになっていた。


そんなこんなから、前回述べたMBTI診断の性格も踏まえたうえで、私は何か直接的に「人をmotivateする」ことをしたい人間なんだと改めて気づきまして。

よくある「天職」のベン図(下図参照)に当てはめて考えてみた時に、他にも多くの可能性や選択肢はあった中で、その当時の自分の境遇における最適解じゃないかとたどり着いたのが『カフェという箱の中で、コミュニケーション空間を作る』でした。

ここでひとつお伝えしておきたいのは、私の中で「カフェを作る」は「人のモチベーションを上げられることがしたい」という目的のための手段のひとつとしての考え方だということです。
(よく目的と手段をごっちゃにするな、と教えられてきました。)


更に言うと、今行なっている『フードトラック』ビジネスは、その戦術のひとつとも言えます。

飲食経験ど素人で、かつまだ若干コロナ禍を引きずっていたタイミングで、いきなり店舗を構えるのはリスクもハードルも高く、とはいえどこかでガッツリ修行みたいなことをしている時間的ゆとりもなく、わりかし低リスク・低予算で始められるフードトラック事業を1stステップとして選択しました。


まずはやってみて成長していくというスタイルで、実践の中でノウハウを学び、ブランディングしていきながら、ファンやビジネスモデルを作り、その流れで店舗展開などを考えていくというビジネスプランです。
(もちろんそう簡単なことではないことも重々理解しております。)



ですので、フードトラックとしての日々の営業を頑張るのはもちろんなのですが、本来の目的を達成するために、カフェ営業以外のことにも出来る限り尽力していこうという想いをもって活動しております。

このnoteを始めたのも、その一環と思っていただけたらと。

私の経験を活かした他店との差別化を図るためにできることを、精一杯模索しながら活動してみている最中でございます。

(この辺りのフードトラック? or 店舗?の話もおいおい深く話す機会を作りますね。)


そんな経緯から、2023年6月にこのフードトラック事業をスタートいたしました。


とはいえ、思い立ったからといってそう簡単に「じゃあその道に進もう!」とはならないのが人間で。

私も割と石橋叩いて渡る人間なので、この選択に至るまでは熟考しました。


しかし、これはあまり周りの人にも言ってなかったのですが、実はふとしたところに私が本気でこの道に進もうと考え出したトリガーポイントがありまして。

…ただ、すごく長くなってしまいそうなのでこの話はまた別でします。笑


要約すると、「人をモチベートする」仕事がしたいという考えになった時に、「カフェ」ひいては「フードトラック」という手段が導き出されたから!というところです!


始めるきっかけは本当に人それぞれだと思いますが、人生は色々あって面白いものですね。笑

<次回>

いざ開業するにあたって、何から始めた?


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