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063\\\ 若返るふたりのtalk show(25)
ふたりでおこなう「双修法」では、相性が良ければ、お互いがお互いの生命エネルギーを高め合います。若返りのためにはエネルギー的相性が必要なのです。うまくいけば2×2=4の効果となります。しかし相性が失敗すると早死に相性となってしまって、お互いがお互いの生命エネルギーを消し合います。
何か「開いてきている」の?
聞いているわたし/// なんだか最近はわたし、よく人に見られるの。なにか変わったのかな。脳内デンキが点くようになると、本人よりも、まわりの人からの方がよくわかるのかな?
話をしているぼく/// 脳内デンキが点いて、オーラの火が身体から広がるようになると、確かに人からの視線は感じるようになるよ。特に女の人は如実に変化が出るんだ。「オーラ」という言葉は女の人のためにあると思う。
聞いているわたし/// だって、脳内デンキやオーラって、見えないものなんでしょ?
話をしているぼく/// 肉眼では、形としては見えないけど、人の眼にはそのような「見えないものを見る感性」って備わっているからね。だから、見えるというよりも「感じる」んだね。なにか、あやしいなにかをね・・・(笑)
聞いているわたし/// うわー・・・。それは素晴らしいっ!
話をしているぼく/// あなたには、脳内デンキとオーラの火、以外に、もうひとつ何か点いているものがあるからね。それは「点いている」というよりも、奥の方から「開いている」という言い方の方が、ピッタリかも。
聞いているわたし/// 開いている?
話をしているぼく/// うん。「点いている」というのは外側から点けられたことを言うでしょ? それに比べて「開いている」というのは、内側からの自分の何かが目覚めて来ていることを言うんだ。
聞いているわたし/// そうなると、どうなるんですか・・・?
話をしているぼく/// それはね。ワカラナイの。これって、そのまま「何かが出来るようになる」というものでもないし。あなたの内側にあった何かが開いているんだよ。目を覚ますようにね。それは、本人の意志よりも、周囲との出会いや関係性や相性などで「化学反応」して作用してゆくよ。
聞いているわたし/// うーん・・・ わたし、何か特殊なことが出来るようになれるのかな・・・
話をしているぼく/// これは、仕事のための職業訓練のトレーニングじゃないから、どのように開いて何に成るのかは、未知だね。でも、確かに何かが「開いている」のが、ぼくには見えるよ。素晴らしいっ!
聞いているわたし/// 確かに・・・ これは職業訓練のトレーニングじゃないですものね。職業のためとか社会のためとかではなく、自分のための東洋的神秘系のトレーニングでした・・・。
話をしているぼく/// 「何かのため」に、何かが出来るようになって、人のために役に立つことを直接目指すトレーニングじゃないから。とっても抽象的。社会進出とか生活向上手段としてのスキルを得るためという前提じゃないよ。
聞いているわたし/// 内なるわたしの・・・。内なるエネルギーの目覚めでしたね。それも、「若返り」の。ふたりでの若返りのための・・・
話をしているぼく/// 目的意識って、始めは持っていてもいいけど。この東洋的トレーニングは、社会のためのスキルじゃないから、未知を楽しんでゆくのがいいよ。仙人や仙女って、もともと世の中からは外れて生きているんだ(笑)
聞いているわたし/// 世の中から外れて生きるっていうことは・・・。その逆に、自分の内なる何かに、従ってみるということなんですね・・・。なるほどーーーっ・・・
話をしているぼく/// 仕事の能力を上げるためや精神的アップデートのためにこういうことをやる人もたくさんいるらしいけど。あまり目的主義にならなくていいと思います。
聞いているわたし/// 外じゃなくて、内なんですね・・・。わたしはどうしても「外」を見てしまいます。結果的にどうなるのか、気になります。自分の「内」ばかり見ているのは、なんだか不安かもです。
話をしているぼく/// まぁ、ぼくからはあなたのオーラや開いているものが見えているからね。ぼくがちゃんとあなたの「開いているもの」を見ていてあげるから、だいじょうぶだよ。
聞いているわたし/// はいっ!
話をしているぼく/// あなたはぼくの、パートナーなのだから・・・。ぼくがあなたを見なくなってしまったら、もう、パートナーじゃなくなってしまう。
聞いているわたし/// すると、お互いの脳内デンキやオーラの火は消えてしまう・・・?
話をしているぼく/// ぼくのは、消えないよ(笑) だって、自分で点けられるからっ!
聞いているわたし/// あっ・・・ そうか・・・
話をしているぼく/// でも、双修法というトレーニングは、お互いがお互いのエネルギーを高め合うのを前提としているから、別れちゃってひとりになると、もう2×2=4の効果への期待はナシになるね。
聞いているわたし/// 双修法というトレーニングは、いっしょにやってこそなんですね。
話をしているぼく/// しかも、ふたりでちゃんとトレーニングをする、という前提のハナシだよ。このまま、ただのオトコとオンナの仲良しカップルになってしまうと、今までのすべてが流れて無くなってしまいます。ただのオトコとオンナになれば、もう、お互いがお互いのエネルギーをすり減らし合います。
聞いているわたし/// プライベートな恋愛関係になっては、ダメということなんですね。なんか・・・、つい、なりそーですがーー(笑)
話をしているぼく/// はい。ダメですね。オトコとオンナの仲良しカップルになりながらでも、ふたりでトレーニングが出来ればいいですが・・・
いっしょにトレーニングをしているふたりが、そのままオトコとオンナの仲良しカップルになってしまうと、それはそれで始めは楽しいのですが、だんだんと「生活」になってしまうものです。それでもいっしょにトレーニングが中心にちゃんとあれば、いいのですが、なまじエネルギーなどを養っていると、それがついつい「オトコとオンナの性的な生活」の方になっていってしまいます。それでもう、ふたりの共有している生命オーラのエネルギーは無くなります。
聞いているわたし/// オトコとオンナの性的な生活・・・ですか・・・(笑)
話をしているぼく/// ハイ・・・
聞いているわたし/// すると、もう、トレーニングでのエネルギー効果は無効になってしまいますか?
話をしているぼく/// うーん・・・。ワカラナイや(笑) だから、なにかトレーニングに対しての自然に楽しめる気持ちがふたりにあれば、きっとお互いに高め合ってゆけるのですけど。そのあたり、「オトコとオンナの間の魔法」が、どうなるのか・・・ですね。
聞いているわたし/// 一般生活になってしまって、トレーニングを忘れるようになると、もうオシマイですか?
話をしているぼく/// まぁ、それはそれで、一般の生き方に変えてゆけばいいんじゃないですか? もともとこういうトレーニングは、あまり一般向きではないですから。自然に一般社会の方には気持ちが薄れてゆきます。オトコとオンナの間の魔法よりも、トレーニングを重視する人は「空気の中の魔法」の方を選びますね。
聞いているわたし/// そうしたら、そのまま普通の一般カップルになっちゃるのもアリですね。
話をしているぼく/// それで、よければね・・・(笑)
聞いているわたし/// そういう時、単修法という、ひとりトレーニングが出来るといいですね。
話をしているぼく/// そーだね。空気との良い相性を練ることが出来れば、他人と関わらないでトレーニングが出来るよね。人と人との関係性は、なにかと煩わしいものだから・・・。
聞いているわたし/// オトコとオンナでは、トレーニングへの感覚がやっぱり違うものですね。
話をしているぼく/// はい。仙人は「単修法」で、仙女は「双修法」になるのかな。オトコの方が孤独のトレーニングには向くかもだけど、女の人にとって孤独のトレーニングは、寂しいでしょ?
聞いているわたし/// そうですね。わたしだったら、孤独のトレーニングだと、寂しくて老化現象になっちゃうかも・・・です。
今回のお話しのメインテーマであった「何かが内側から開いてきている」のは、「女性性クンダリーニ」だと思います。クンダリーニに関してははいろいろな解釈はあります。
尾てい骨で眠っていた蛇が目覚めて背骨に沿って頭頂に上がるという「クンダリーニ説」と、地球の中から出ている上昇エネルギーが身体の内部を通って上空に通るという「シャクティ説」があります。今回の「開いたもの」とはシャクティ説の方です。双修法トレーニングではお互いのエネルギーを向かい合わせて反応させるため、その結果そうなったと思えます。
このタイプのクンダリーニなら、とってもソフトなものですので、急激型クンダリーニとは違って、危険もありません。向かい合って波動を合わせながら双修法トレーニングをしているうちに「開く」ことはよくあるものです。
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