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朝いちから hanachan bagel!

5月にオープンしたばかりの ベーグル屋さんに行ってきた。


ベーグルが好きなのはもちろんやけど、

滋賀県で数少ないベーグル専門店てのも魅力やけど、

一番心揺れたのが、

障害がある子どものお母さんたちが ゆっくりすごせるお店

というコンセプト。


このベーグル屋さんには、カフェも併設されていて、
店頭のベーグルのイートインはもちろん、カフェメニューもある。

近くにある はなちゃん薬局さんが クラウドファンディングをして
オープンさせたらしい。

すぐそばには、子ども向けの病院や特別支援学校があり、そこに通う子どもたちやその親御さんのことを考えて、オープンされたのではないかと、勝手に推察。


そうやんなあ。

障害があるなしに関わらず、子どもたちを連れたお母さんが、遠慮せずに気兼ねなく過ごせるカフェがあると、いいよなあ。

孫2号を身ごもりながら、走り回る孫1号を育てている娘を見ていても、そんなことを思う。


子どもの大泣きを恐れながら、いつでも飛び出せる覚悟でカフェに入っても、全然楽しくない。

それなら、子どもたちが大きくなるまで待てばいいじゃないかと思われるかもしれないけど、いやいやいやいや、それは結構な苦痛。

ちょっとでいいねん。

ちょっとほっこりできたら、それでいいねん。

子どもたちを連れてきてもいいですよ~
って言ってくれても、

やっぱり気は使うねん。

迷惑をかけすぎんようにって、気を回すねん。

安全面にだって、気を配るねん。

なにも、ほったらかしにするわけやないねん。

ただ、ちょっと優雅にお茶をしてみたい。
雰囲気だけでもな。


と、hanachan bagelが開店した背景を、勝手にいろいろと想像する私。
ほんまに勝手に。



でも、わかるなあ。

わたしが娘を育てていた時は、わりと、娘中心の生活を心がけていたつもりやったけど、

今、振り返ってみたらそうでもなかったわ。

お店でお茶をするのが大好きな夫婦だったので、

まずは、子ども向けってことで、子連れの初カフェは不二家にはいってみた。

15分で大泣きとなり、退散。


次は、ショッピングモールの中のフードコート内にあるカフェ。

透明のアクリル板の向こうに、動き回れるスペースがあり、座っているのに飽きたら、娘はそこを歩き回って、私たちに、いないいないばあをしながら楽しんでいた。

で、まあ、20分。


極めつけは、どうしても行きたかったライブがあり、夫婦ともにあきらめきれなかった。

娘が3歳ごろやったかなあ。

小さな薄暗いライブハウスに連れていき、なんとかワンステージを過ごすことができた。

でも、娘に座席に座っていてもらうために、それまで絶対にあげたことのなかった、チョコレートを解禁してしまった。
しかも、おつまみ用の。

めっちゃ、高かった(泣)。


ほんまに、どこが、娘中心の生活なのか!???


そうやったわ。

だから、お母さんに限らず、お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、子どもたちを連れてほっこりできるカフェがあると、
嬉しいなあと思う。


そんなところに、偶然、飛び込んできたhanachan bagelの情報。

嬉しいじゃないか。

いったいどんなところやろう。
確認のために、
ベーグルの味も含めて、とっても楽しみに出かけることに。

なんなら、私もそんなところで働いてみたいわ。


そんなことを思いつつ、お店のドアを開ける。

朝の7時半。
開店したてのhanachan bagel

ベーグルの種類もたくさん。

お店の人たちも、8人くらいいてびっくり。

こんなにたくさんの人が、働いているんやあ。

しかも、若くて、元気そうな人たちばかり。


夫が、下を向いて小さく震えながら笑ってる。

「半分、いや、3分の1か・・・・。」

そう。
このお店で働きたいとまで言っていたわたし。
店員さんとわたしとの年齢を比べて、笑っているのである。

「いきなり、ボスになれるやん。くくくくく。」

なんでやねん。


まあ、それはさておき、
このhanachan bagel のコンセプトである、
障害がある子どもをもつお母さんに向けてというのは、
その障害の内容が、かなり具体的にイメージされているのだなということを感じた。
(違っていたら、ごめんなさい。)

それに対応するべく、
お店の中の、畳敷きの部分や、スクリーンによる遮蔽など、
いろいろと考えられている。

なるほど。


それを見て、もくもくもくと、妄想がひろがってきた。

こういうコンセプトのhanachan begelが頑張っているのなら、
もう少し、対象の幅をひろげた、
障害のある子も、
小さい子も、
その保護者も、
そういう子どもたちと同じ場で過ごしたい方も、

気楽に、
でも、ちょっと譲り合いながら
いっしょに過ごせる場って、作れないやろうか。


たとえば、
誰もが行きやすいように、
公立図書館や、児童館があるような建物の中に、そんなカフェスペースが作れないものやろうか。

そこには、高価過ぎないカフェメニューがあり、
おやつ類は、たまごや小麦などのアレルギー対応のものを用意する。

気持ちが落ち着くように、家具類は、安くてもいいから、木製のものがいいなあ。(贅沢をいえば、座り心地にはこだわりたいけど。)

植物は、やっぱりたくさん欲しいなあ。

フラットなスペースもあって、そこでは、読み聞かせをしてもOK。
遊んでもOK。
眠ってもOK。

図書館で借りてきた本を、そこで読んでもいいよ。

ちょっとだけ、声の大きさには気を付けてね。
寝ている人もいるしね。
大きな音が苦手な人もいるしね。

とはいうものの、大泣きしちゃうこともあるよね。
テンションが上がってしまうこともあるよね。
子どもも、おとなも。

そうなっても、いつも落ち着いた雰囲気で、包み込めたらいいなあ。

音楽は、オルゴール演奏のもので、子ども向けの曲をアレンジしたもの。
でも、アレンジは、本格的な大人向けにしようかな。
おしゃべりや読み聞かせの邪魔にならないように、
小さな小さな音で。
えっ?音楽なってた?ってくらい。


時には、
読み聞かせの会や、
演奏会、
マジックショーなんかも行われたり、
離乳食メニューや子育て手抜きメニューの紹介タイムとかも、いいなあ。

おすすめ本の紹介タイムはどうやろ。

お医者さんのお話をきく会なんかもいいなあ。

どれも、10分だけ。
気軽にね。気楽にね。

運営は、もちろん、自治体の協力と、地元企業のバックアップがあるといいなあ。

地元企業のバックアップは、あちこちで宣伝させてもらうよ。
自治体の協力についても、あちこちで発信させてもらうよ。


コンセプトは、
子どもたちとその保護者の方や、
図書館にふらっと立ち寄った地域の人が、
ちょっと譲り合いながら、誰もがほっこりできる場。

子どもたちのテンションがあがりすぎたり、
大人たちの会話がはずみすぎた時には、

「”ほっこりへのご協力”をお願いしますね。」

って、声掛けをする。

そんなカフェはどうでしょうか。


と、わたしの妄想をどんどん広げてくれたhanachan bagelさんに
感謝。

全粒粉bagelが、とっても美味しかった。


今回は、おせっかいおばさんの、独りよがりの妄想話となってしまった・・・・。
久しぶりのアウトプットなので、おゆるしを~。





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