美容院を変えた

二年半ぶりに美容院を変えた。
先月まで通っていた美容院では、人生で初めて髪をブリーチするという貴重な経験をさせてもらったけど、なんかだんだん違和感が出てきた。

直接の担当じゃない人で、悪気もないのはわかっているのだけど「（見た目元気だから）もう働けるんじゃないんですか？」って言われたことはずっとモヤモヤしたままだった。

私もそこで「そういうふうに言われると傷付きます」って言えれば良かったんだけど、何も言えなかった。

この記事にも書いたように、これまで自分の髪型に対して無関心だったけど、徐々にやりたい髪型とかカラーがはっきりしてくるにつれて、なんか伝わらないなというモヤモヤ。

美容師さんとは1対1で話してるんだけど、なんか腑に落ちないままで、仕上がりもなんか腑に落ちない感じがここ数ヶ月続いていたけど、こんなものなのかな、まっいいか、と自分を無理に納得させていた。

でも、最近、やっぱりまっいいか、と思えなくなってしまった。

体調が回復するにつれ、仕事に復帰する場合、今のように好きな髪型、カラーができなくなるから、トライするなら今のうち、という気持ちがでてきたこと、

バレンタインに好きな人にチョコを渡して、特になにも進展はないけれど、私の中で「見られる」という意識と「せっかくなら少しでも綺麗な自分でいたい」という欲が出てきたことが一番大きな動機かなぁ。

前の美容師さんも常にベストを尽くしてくれていたのは知っていたけど、ヘアスタイルも変化に欠ける感じになってきてしまったし、物足りなさを感じる。

そこで思い出したのが、2年半前に通っていた美容師さん。

通っていた頃、技術や接客に満足していたけれど、少し高かったから続けられなくて、やめた。

でも、最近また、少し高いお金を出してでも、久しぶりにこの人に切ってもらって、かわいくなりたい、という気持ちがわいてきた。

一方で、またお金が続かなくなって、前の美容院に戻ることになったら色々面倒だなと思って、二の足を踏んでいた。

でもやっぱり、モヤモヤは消えないし、マツエクを我慢するとか他のものをやりくりすれば行けないこともないんじゃない？と自分の中で結論が出て、美容院を変えることにした。

人によっては美容院を変えることに抵抗がない人もいるけど、私は結構なエネルギーを必要とする方だ。

でも、このまま変えずにいた場合のモヤモヤを想像したり、変えずに後悔するより、一度変えて自分で納得した方が良いと思い、勇気を出して、昨日新しい美容院を予約。

そして予約当日。お互いマスクをしていたこともあはら、以前担当してくれていた美容師さんは最初私だと気づかなかったけど、私から声をかけ「やっぱりそうでしたか、名前を見てそうかなと思ったんですけど、雰囲気違うしマスクしてるからわからなくて。」と言った。

髪型もカラーもニュアンスでしか伝えられなかったけど、そこを汲んでくれ、私の骨格に合うように提案してくれた。こちらの希望を聞きながら、こんな感じでどうでしょうとスタイルを決めていく。仕上がりの説明もわかりやすかった。そう、この感じが欲しかったの、と思った。

彼女は着々と仕事を進めていく。なんかいい感じになっていくのが自分でもわかる。

カラーとカット、約2時間半。

雑誌はほぼ読まず、変化の過程をずっと見ていたけれど、出来上がった時、鏡の中の自分がかわいいと思った。頭も小さく小顔に見える。嬉しいこの感覚。

髪を変えるだけでこんなに変わるとは！！！
嬉しい驚きで心がいっぱいになる。

あぁ、やっぱりあの時決断してこの美容師さんのところに来てよかった！！！心からそう思った。