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会話泥棒に贈る!コーチングのすすめ!

あなたは本当に人の話が聞けてますか?

あなたの大切な人は自分の言いたいことを
最後まで言えていますか?

あなたの前で本音を語ってくれる人は
どれくらい存在するのでしょうか?

この質問に全力でYESと答えられる人は
何割ぐらいいるのでしょう。

なんだか重たい言葉で始まりましたが、
皆さんこんにちは、リーダー育成家の百太郎です。

最近、世の中のコミュニケーションについて
本当に大丈夫か?と
勝手に心配していたりします。

というのも、
人の話を聞いていない人が多すぎる。
ながら作業とか
集中力とかの問題だとしたらまだまし。

一番多いのは
知らないうちに話泥棒になっていたり
そもそも相手を自分が決めたストーリーで
話させようと思っていたり。

こんな現象が気がつかないうちに蔓延してます。

あなたの話は遮られている。

え?どこで?なにに?って思った人
ちょっと振り返ってみてください。

いままで、一つのトピックについて一人で話し切った
という経験ってありますか?

もちろん、
プレゼンや発表会などではありえるかもしれません。

でも、誰かに相談したり、
ちょっと聞いて欲しいと思った場面ではどうでしょう?

欲しくもないアドバイスを押し売りされたり、
途中からどっちの話だったかわからなくなってしまった。
なんて経験ありませんか?

これ、実はみんなの会話で起こりがちなことなんです。
逆を返すと、
自分も誰かにやってしまっているかもしれないということ。

そう考えるとちょっとヒヤッとしませんか?

なぜそんなことが起こっているの?

なぜ人は人の話を遮るのか?
それは、人の話を「聴く」ということができていないから。

相手が話ているのを聞きながら、
自分が次に話すことを考えていたり、
思い込みの上で決めつけながら聞いていたり。

その理由は様々です。

そしてもう一つの理由は、
話の聴き方は誰も教えてくれないから

人の話は目を見て聞きなさい。
そこまでのことは小さい時に教えられたことはあっても
深く対話を深める方法や
相手に話しきってもらう方法は教えられたことがない。

人の話が聴けないとどうなる?

あなたの大切な人、仲間、家族、会社のメンバー…
そんな人たちの話をしっかりと聴けていないとしたら、
どんなことが起こるのでしょう。

日々のすれ違いが溜まっていく
どうせ話しても聞いてくれないという思い込みが生まれる
わかっているつもりで何もわかっていない状態
本当に大切なことを話す気持ちになれない

他にももっと望ましくないことが
見えないところで引き起こされているかもしれません。

実は私もそうでした

今ではプロのコーチとして
人の話を聴き思考の整理をお手伝いしたり、
変化や成長のお手伝いをしている僕ですが、
元々話を聴けるタイプだったのかと言われると
そんなことはありませんでした。

教員として働く中で
どんどん話すことは上手になっていきました。
そして、人に触れる数が増えれば増えるほど、
思い込みや決めつけが強くなり
話を全身全霊で聴けなくなっていました。

そしてさらに、
忙しいを言い訳にしながら、
聴けていない自分を擁護したり。

当然、そんなことをしていると
生徒たちは心を開いてはくれません

目の前にいる時は、
いかにも本心を語ってくれているような雰囲気
ではあるものの、大切なことは聞き取れていない、
本人の意思は語られていないという事態
に陥ってしまっていました。

なんとかこの現状を打破したいと思って
自分のスタイルを変えることに挑戦しました。

私がした挑戦とは!?

答えから言うと
自分のこれまでの指導スタイルに
コーチング的な要素を取り入れることでした。

まずとり組んだことは
「話を聴く」こと。

これまで一方的に話していた場面でも
生徒が話す時間を多くするように心がけました。

言いたい気持ち
アドバイスしたい気持ちを
グッと抑えて

静かに話を聴く

最初は生徒たちも
まさか自分が話をする時間だなんて思っていないので
なかなかな空気は流れていましたが
この様式になれるまでには
それほど時間はかかりませんでした。

そんなことに取り組んでいるうちに
「親にもまだ言えてないんだけど…」
「実は…」
「先生にだったら話してもいいかと」
っていうような言葉が聞こえてくるようになりました。

自分の本心を語ってくれる生徒たちの顔は
これまで見たことのないものでした。

それだけではとどまらず
生徒たちの動きも変化してきました。

教えられたままのことを実践しようとするスタイルから
自分で考えて試しにやってみようというスタイル
変化する姿を目の当たりにしました。

当然、うまく行かないこともありました。

これまでよりも時間がかかる。
大人が思っている方向とは違う方向にすすむ。

そんなこともありましたが、
この人なら本音で語れるという信頼関係があれば
こちらの意見を提案したり
一緒にブラッシュアップしようという声掛けで
軌道修正することも難しくありませんでした。

空白効果が思考を促す

これまで「聴く」と言うことをメインにお話ししてきましたが
コーチング的な会話は「聴く」ことだけにはとどまりません。

生徒の動きを変えたのにはもう一つの理由があります。

それは、人は問われると考えたくなるということ。

突然ですが、
人気YouTuber「コム◯ット」とか
沖縄出身のビッグアーティスト 「あ◯◯◯◯え」とか
目にすると、◯に文字を当てはめたくなりませんか?
これ、空白効果ていいます。

人は問われると答えたくなる。
今まで考えたことなかったことでも
誰かに聞かれたら考えてしまうのです。

誰かの指示で動くことしか経験したことなかった生徒たちが
自分で考える経験をします。

そうすると後は
それを試してみようと促すだけ。

人に問われて
考えたことを行動に移してみる。
その習慣がつけば
問われなくても考え行動するようになるのです。

全部を変える必要はありません

コーチング的会話を勧めると
会話の全てをコーチングっぽくしなきゃだめ?
と聞かれることがあります。

そんな質問をされら場合は
私は「そんなことはありません」とお答えしています。

指示、命令をしなければならない場面
アドバイスが必要な場面
ティーチングが必要な場面
など、さまざまな場面があります。

全部をコーチング的な会話に変えるのではなく
適したタイミングで使い分けることが重要です。

コーチングに興味が湧いてきたら

ここまでお読みいただいて
コーチングに興味を持っていただいた方
もいらっしゃるかと。

そんな方にはこちらがお勧めです。

コーチングスキルを身につけることは
一生もののスキルを身につけること。

未来の会話を作るためにも
人と関わる人にはコーチングを学ぶことをお勧めします。

最後まで読んでいただいたみなさんへ


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