見出し画像

92個目の『しつもん』

第九十二日目
昨日は、【プロフィール】を書いてもらいました

書くこととは、『自分自身と向き合うこと』
なので、自分とは?という事について深く考える必要があり、
それをどう表現するのか?というのが大事なのです

ただし、ただなんとなく「ぼんやり」考えるのではなく、
どのように考えていったら良いのか?を
これまで、さまざまな形でお伝えしてきました

人の思考は「はっきりとした」ものと「ぼんやりとしたもの」があります
その違いは、ひとことで言うなら『言葉にできているかどうか?』
言葉にするということは、すなわち
【カタチの無いものに『言葉』という、カタチを与えること】

抽象度の高い言葉を理解してもらうためには、読む人の想像力と深い知識や経験を必要とします
逆に、抽象度が低いものというのは、
より『具体的』で、明確で、はっきりとしたもの

手に取れるもの、身近なもの、誰もが経験したことあるもの
みんなが、基本的に『知っているもの』ということ

具体的であるという事は、自動車に例えると
書くということを前に進めてくれる「タイヤ」のようなものです
しっかりと「地面」に接地して、エンジンの力を地面に伝え、前に進む推進力を発揮してくれます

さて、今日の『しつもん』は

【具体的になっていますか?】

です

『何が?』

そう、私の「しつもん」は、あえて【主語】を抜くことが多いです
それは、より『広範囲』に解釈をしてもらうため
また、その人のその時のシチュエーションについて、自由度を高くしておくために、そうしています

なので、『何が』の部分は、あなた自身が「穴埋め」をして、
より自分について『具体的』なことに当てはめて考えて欲しいのです

この『問いかけ』だけを投げかけられても、いきなりだと相手はポカーンとしてしまいますよね?
ここまでお伝えしてきて、そして「あなたが文章を書きたい人」ということ
それについて私が、いろいろと「問いかけていく」という関係ができているからこそ、成立する【問いかけ】なのです

個別で、具体的なことについて、お話するなら
あなたと、より近くなり、さらに直接お話しを交わす必要があります

具体的なことについて、私の経験をここで書くこともできますが、
それよりも「あなたがどんな人なのか?」が私は知りたい

書くことは、決して一方通行ではありません
目の前にはいないけれど、読者とともに対話するつもりで、その人の話を聴き取って、それにコタエていく『対話』

あなたも、その【最初の相手】=【自分自身】と、書くことを通して
たくさん会話してきたからこそ分かるはず。。

具体的にすれば、具体的に物事は動き始めます
具体的であればあるほど、そのエネルギーは強くなります
何を具体化すれば良いのか? どうすれば具体的になるのか?
行動に結び付けられるために必要なものは何なのか?

この世界は、誰かが『イメージしたこと』と、それを『具体的に実現させたもの』とでできあがっています
この2つの世界を行き来する【旅】が『書くこと』なのです

今日は、ここまで


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?