時間の使い方(仕事編)|明日の自分にご褒美を。
2つの会社を経営しながら毎日8時間睡眠、月に漫画50冊、毎日子ども達と一緒に絵本を読んだりゲームしたり宿題したり。流行りの音楽も聴くし行列スイーツ店にも食べに行く。だからよく「毎日の時間の管理はどうやってるの?」と聞かれるので、今回は『仕事編』について綴っていきたいと思います。
■時間管理についてよく質問されるけれど
多くの方からこんなことをよく質問されます。
なんでそんなに決断が早く返信が早いのか?
なぜそんなに寝る時間があるのか?
なぜそんなに沢山漫画が読めるのか?
なぜイライラしないのか?
時間は誰にでも公平であり、1日24時間です。その中でも私達大人は多くの時間を仕事の時間に費やしています。
仕事をいかに「早く・効率よく・生産性を上げるか」という事が、私生活の時間やゆとりを生むことに繋がります。
ここで、私が心掛けている仕事の取り組み方について紹介したいと思います。
■変えるべきは、時間の使い方じゃない
よく時間の管理や手帳の使い方等で仕事の効率をあげよう!という記事を見かけますが、私がやっているのはもっと別の手法です。今回は4つご紹介します。
①仕事は途中でやめる、途中から始める
仕事に集中している時にお昼ご飯の時間になったり、部下から「相談があるのですが…」と声をかけられたりした場合、【キリのいいところまで】仕事をしようとしていませんか?
私の経験上、これは仕事の効率を少しずつ悪くする原因だと思っています。
キリのいいところまで仕事をするということは、仕事に戻った時に【次に何に取り掛かるかを決める】ことから仕事を始めないといけません。
すると、あれもこれもやらないといけない、そう言えばこの案件どうだった?等、色々と悩んで注意散漫になったり、仕事への集中力を戻すまでに時間がかかったりします。
一旦仕事から離れる時は、あえて【すごく途中】の状態で離れること。戻ったら何も考えずに【その続きに取り掛かるだけ】の状況を作る事。これこそが、自分のエンジンを再度加速させるための準備時間になり、仕事モードに戻りやすくなるのです。
②メールでの連絡を徹底する
多くの人が既に実践されていると思いますが、電話で連絡を取ることを一切やめて、全てのやり取りをメールで行うことで、効率よく仕事を行うことが出来ます。
電話によって仕事は中断しますし、メモを取れない状況下において電話で細かいことを伝えられてもミスの元になります。
メールでやり取りをすると、過去に遡って事実確認ができるため、「言った/言ってない」のようなトラブルを防ぐことも出来ます。
これを徹底するために、私は自分の名刺に電話番号を記載していません。本社の電話番号も携帯番号も無し。住所とメールアドレスしか書いていないのです。これによって、突然知らない人から電話がかかってくるということを完全に防ぐことができます。
更に電話がかかってこないから、かけ直す必要もなく、通話料が全くかかりません。そのため私は2つの会社を経営しているのに携帯代は毎月2000円ぐらいです。(安っ…笑)
③人と関わる仕事を最優先
仕事の優先順位を決める時、私は絶対に【人と関わる仕事を最優先】するようにしています。これは、「メールの返信をする」という小さな仕事も含めて全てです。
自分一人で完結できる仕事であれば、遅くなってもなんの問題もありません。
しかし誰かと仕事をしている時、『私の返信が届いて、初めて相手は次の仕事に進める』という状況が多くあります。
私の返信が遅れることは、相手の時間を奪っていることにすらなり得ます。
誰かと一緒に仕事をしている場合、自分のどんな仕事を差し置いてでも、すぐに返信するというのがその仕事全体をスムーズに生産性を上げて進めていく方法だと思うのです。
会社員として5年半ほど勤務していた頃も、私のメールの返信やレスポンスの速さは社内でも有名だったぐらいです。その当時からこのやり方は変わっていません。
従業員からのLINEの返信もいつも『早っ!』って言われるんですが、社長である私からの返信が遅いと、きっとみんな不安になるだろうから、出来る限りみんなの不安な時間を減らすための早さだったりするんです。
④熟考が必要な仕事は一旦放置
アイデアを練ったりよく考えて長い文章を綴ったりする必要がある仕事もあります。熟考が必要な仕事をする場合、集中してしっかり時間をかけて取り組みたいものですよね。
しかし、私はそういう仕事が発生した時、一旦すぐに取りかからずに放置します。こんな合言葉を自分にかけて。
「私の頭よ、○○の件に関する
良いアイデアを考えておいて!」
私はこの方法を【潜在能力の活性化】と呼んでいます。自分の頭は、自分が思っている以上に仕事をしてくれます。眠ると記憶を整理して定着率が上がるため、寝る前に暗記をすると良い、等は聞いたことがあるかもしれません。
こういった潜在能力を遺憾なく発揮させるため、熟考が必要な仕事の場合は頭に指令をだすのです。「考えておいて!」と。
この方法は案外馬鹿にできないんです。普段何気なく歩いている時や食事している時など、仕事に関わらない時間でも、その潜在能力が働き続け、回路が繋がることがあります。
そして熟考が必要な仕事に関する様々な情報を頭が収集・整理し、あるときに閃いたりするんです…!これ本当の話。
なので、熟考が必要な仕事の場合はこの潜在能力を使い、閃いてから取り掛かる。すると2倍ぐらいの速度で結果をコミットできる訳です。なんだか騙されたみたいな話ですが、試してみるのは無料ですから、ぜひやってみてください。
■今日の仕事は明日の自分へのご褒美
こういった方法に慣れてくると、どんどん仕事を早く完結させられるようになり、時間に余裕が生まれてきます。
そうやってどんどん先に仕事を進めていき、今私は毎日1~2ヶ月先の仕事をするというほど、先の仕事に取り組むようにしています。そうすると、少し仕事が遅れても1か月先の仕事をやっているから猶予が1ヶ月もある。万が一突発的な仕事が入ってもすぐに対応できる余力がある訳です。
この記事にあるように、仕事を先延ばしにしたくなる時や先の仕事をやるよりも今は休憩しよう、という誘惑も無きにしも非ずですが、「今日この仕事をすることは、明日の私へのご褒美なんだ」と思って先に取り組むようにすれば、人よりも俯瞰して物事を見られたり、心に余裕が生まれて人に優しくできたりするものです。
明日の私へのご褒美のために、今日少しだけ、頑張ってみませんか?
■楽しもうぜ!!!!!!
今回ご紹介した方法は、誰でも今日からすぐに出来ることばかり。ほんの少しの違いで、驚くほど効率が良くなります。
すると、どんどん「自分の力でうまく仕事が回っている…!」という実感が出てきて、どんどん仕事が楽しくなり、余裕が生まれ、人に優しくなり、私生活にも余裕が生まれるなら…最高ですよね!
人生楽しんだもん勝ち!
仕事も自分の力でコントロールして、
楽しもうぜ!!!!!!
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時間の使い方(仕事編)
|明日の自分にご褒美を|
でした!
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株式会社minitts
代表取締役 中村朱美
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Thanks!!
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