見出し画像

人は忘れる生き物。だからいっそ、忘れちゃおうぜ!!!

私は周囲から「記憶力がいいですね」と言われることがあります。約束や期日を忘れないよう心がけていますが、本当は私も忘れっぽいんです…。ではなぜ忘れっぽい私が忘れないのでしょうか?


■うっかりしたり忘れたり

人間だもの、誰しもうっかりしたり忘れたりしますよね。

*提出期限を忘れていた!
*必要な資料を持ってくるのを忘れた!
*携帯が無い!
*家の鍵はどこだ!?
*後で連絡するって言ったのにうっかり…。
*LINEを既読にして返信し忘れた…。
*オンライン会議を忘れて欠席してしまった…!

様々な”うっかり”で、怒られたり失望されたりした経験は誰にでもあるはずです。1度なら許してもらえる場合もありますが、何度も繰り返してしまうと信用にかかわってきますよね。

めがねめがね…

出来ることなら忘れたくない。そんな皆様に!
「忘れずちゃんとしている人」の秘密を解き明かしていきたいと思います。


■しっかりしている人って本当は

世の中には「きっちり」「ちゃんと」「事前に」「きちんと」している人もいるのは事実です。

「なんであの人は忘れたりうっかりしたりしないのだろう?」

そう思っている人もいるかもしれません。
では、忘れっぽい人と忘れない人の大きな違いは何でしょうか。



「自分は忘れる人間である」
という自覚があるかどうか



という部分だと私は思っています。

きちんとしている人が周りにいたら、聞いてみてください。「忘れたりうっかりしたりしませんか?」と。きっと、こう返ってくると思います。

「もちろん何度もありますよ!むしろ忘れっぽいです。」

そう。自分が忘れっぽいという自覚があるからこそ、そんな人たちはきちんと「対策を練っている」のです。



■「頑張る」「気を付ける」ほど不安なことはない

遅刻した人や、大切なものを忘れた人からよく出るセリフがコチラ。

「次から気を付けます。」
「頑張って起きます」

私が運営している飲食店「佰食屋」においては、遅刻しても怒ったり責めたりしないものの、上記の言葉では「はいそうですか。」とは許しません!笑

「頑張る」「気を付ける」という言葉では、何の解決にもならないことを知っているからです。

もっと根本的に、自分が出来ない部分を解決するような解決策が必要になります。先ほどの、「自分が忘れっぽいという自覚がある人」は、忘れっぽいということを真摯に受け止めて、ちゃんと対応策を考え、それを実行している人だったりするのです。

佰食屋では、そんな根本的解決を目指して、「頑張る」とか「気を付ける」じゃなくて、「同じ過ちを絶対に繰り返さない取組み」をみんなで真剣に考えるようにします。

指示されるより自分で考えることが有効。


それでは、どんな対応策が有効かを見ていきましょう。



■便利なものを使いこなす

①TODOリストやカレンダーアプリ

ベーシックなもので言えばTODOリストです。やらなければいけないことを記入しておくと、忘れずに実行することができます。最近はアプリでも沢山便利なものがありますので、通知機能を使えば日時指定で通知させることも。

カレンダーアプリも同様で、カレンダーに予定を記入すれば、その日時に通知させることができます。これによって、記憶から忘れ去っていても、スマホの通知で思い出すことができます。


②リマインくん

あまりアプリを沢山増やしたくない場合は、LINEの機能で「リマイン君」という手もあります。

リマインくんと友達登録すれば、トーク画面ができ、そこに言葉を打ち込んで、表示させたい日時を登録すれば、指定日時にLINEの通知が来ます。通知後にスヌーズ機能を追加することもできます。

私のリマインくんとのやり取り



③スマートスピーカー|AIスピーカー

毎日出勤前に「鍵を持ったか」「スマホを持ったか」を確認したい場合など、頻繁に同じ曜日に同じ通知をさせたいときに非常に役に立つのがスマートスピーカー。AIアシスタントを搭載しているスピーカーのことです。

「OK, Google」の声に反応するGoogleアシスタントに対応した「Google Home」や、「Hey Siri」の声に反応するSiriが使える「HomePod」など様々です。

このスピーカーの通知機能を使えば、曜日単位で繰り返し通知などの設定ができ、平日の出勤時間5分前に「鍵を持ちましたか、お弁当はカバンに入れましたか」のように好きな時間に好きな文章を言ってもらうことができます。

子どもたちの寝る時間や家を出る時間、忘れ物対策にも非常に有効です。

<我が家の例>
※毎日アレクサが言ってくれます※
★朝の登校5分前
「そろそろ学校に行く時間です。ハンカチとマスクは持ちましたか?時間割を見て最終確認をしましょう。今日は学童の日です。気を付けて帰ってきてくださいね。」
★朝ごはんの2分前
「さてさて朝ごはんの時間です。今日も素敵な朝は、朝ごはんからですよ。」
★寝る時間の5分前
「さあ寝る時間です。今日も沢山頑張りましたね。歯磨きはしましたか?タブレットは充電してくださいね。楽しい夢を見ましょう、おやすみなさい。」

忘れ物が減りました!


④家族や友達

上記の物を使っても、それでもどうしても忘れてしまうという方には、協力者にお願いするのも最終手段として必要かもしれません。友達や家族に電話してもらう、起こしてもらう、用意してもらう。もちろん感謝は必要ですし、逆ギレはもってのほかですよ!笑


こんな便利なものも最近は普及しています。人に頼るよりも気楽かも?



■思い切って忘れちゃおうぜ!!!

こういったアプリなどを利用することで、「ずっと覚えていなければいけない」ことが圧倒的に少なくなり、非常に安心して過ごすことができるようになります。

「そんなことをしなくても覚えられるよ」

と思っている人ほど忘れるものです。

期日を守る、忘れ物をしない人たちは、必ず「自分は忘れがちだから、必ず自分が忘れてしまった場合でも大丈夫なようにリスクヘッジしておこう」と行動しているものです。

もちろん私もたくさんのリマインド通知を設定しています。

■私のリマインド通知
<毎月>

・毎月の従業員の給与計算・給与振り込み
・毎月の住民税の特別徴収と所得税の納付
・毎月のシフト作成
・会計ソフトの入力と税理士事務所への提出
・請求書支払い(月2回)
<年に数回>
・賞与計算と賞与支払届提出
・年末調整の書類作成時期
・算定基礎届提出時期
・夫の誕生日と結婚記念日(笑)
<頻繁>
・棒金や札の平日の両替
・出張に出る時間10分前アラーム
・洗濯機が終了する予定時間アラーム
・オンライン会議開始10分前アラーム

何年やってても、忘れるものは忘れますからね…。毎月必ず忘れてはいけないことについては、毎月必ず通知するようにしますし、年に何度かしかやってこないイベント的なものも忘れやすいので、必ず登録するわけです。

これを継続するコツは、アラームが鳴って止めたときに「次回のアラームを設定すること」!これで次回も忘れずに通知されることとなります。

すると、なんということでしょう!


全てのことを忘れても良くなります。
覚えている必要が無くなります。


毎日何かを覚えていないといけない、遅刻しないように気を付けないといけない、思い出すたびに焦る、何を覚えようとしていたのかすら忘れて不安に駆られる…こういった日常の不安から解放されます。

解・放・感!


だから。

便利な機能を使いこなして、
全てのことを忘れちゃおうぜ!!!!!


人は忘れる生き物。
だからいっそ、忘れちゃおうぜ!!!

株式会社minitts
代表取締役 中村朱美

Thanks!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?