横浜へ
●前から決めていた舞台の鑑賞のためにひとり横浜へ。これも「見たいものを見る」という好きなことをするシリーズである。
●午前中のうちに出て、電車に乗る。バタバタして家を出たために文庫本を仕込んでくるのを忘れてしまった。kindleで『ANTHRO VISION 人類学的思考で見るビジネスと世界』をふむふむと読んでいると気づけば寝ていた。
●目が醒めると車内は満員で、赤羽に到着するところだった。途中武蔵小杉手前で緊急停車して二分ほど遅れたが順調に横浜に着いた。横浜から根岸線に乗り換えて元町へ。
●横浜中華街中心部はびっくりするほど人がいて、軽く何かを食べようにもどこも並んでいるのでだったらもう少し回ってみるかとグルグル回っているうちに自分が今どこにいるかわからなくなる。
●ふいに現れたブタまんの江戸清は比較的空いていたので、少し並んで大きなブタまんと大鸡排を注文。脇道に入って食べた。
●開場までまだ時間があるので、象の鼻パークから山下公園を海沿いをぐるっと回る。
●神奈川芸術劇場(KAAT)へ。警備員に見守られながら、厳重な入り口制限があり、消毒して体温測定して建物に入る。劇場は建物の5階で考えたらここにきたのは初めてだったのかもしれない。
○2011年3月にやはり地点の舞台をKAATでやっていたのを予約していたが、震災もあって残念ながらキャンセルした。それ以降は随分遠ざかっていた。
なにしろ群馬から横浜は遠いので。
○とはいえ、群馬(富岡や桐生)と横浜はシルクの製造と輸出でかつてつながっていたんだよなあ。
だから地銀同士の繋がりも深いと群馬銀行の方がおっしゃっていた。
●客席は下手寄りの前から二番目。
●戯曲は2004年ノーベル文学賞作家のイェリネクだけれど、今回はコロナが主題だった。
思うことは個人的なメモへ。
○そういえば、劇場に入ったときのドキドキ感がなぜか湧かなかった。劇場で感じるあやしさというか、異世界に連れて行かれるようなあの感じがまったくなくて、それは整備された行政の劇場という感じだからだろうか。
○帰りもせっかくなので中華街で今度は焼き小籠包。そしてお土産にパイナップルケーキを買う。一人で来るより誰かと来た方が楽しい場所だった。
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