見出し画像

意味をつかまえて見せること

2023.02.06
●昨日の明け方あまりにうだうだしていたせいか、昨晩から今朝にかけてはほとんど眠れなかった。
◎ときどきこの日記をどういうつもりで書いているのかメタ的な視点で書いておこうかなと思う。自由に書いていると自然と不穏な感じになる。
 自他の境界がなくなる、時間軸が崩れる、ここにいない人と会話をしている。
 普通に見たらどう考えても危険じゃないかと思うだろう。わたしはこれらを意図して飛躍のきっかけにするべく使っている。ほかにも飛躍の方法がないか常に考えている。忘れ物をしそうなとき、熱でうなされているとき、失敗が立て続けに起こっているとき。主観が強くなり、客観性が失われているとき、人は思いがけない思考のジャンプをする。わたしはそういう瞬間が好きで、それはその人にとってかけがえない自分だけの「個人的意味」の時間を生きているからだ。

□私の本業は主に企業のお客様にカスタムでラベルをつくって売るお仕事なので、たまにはそのことにも少し触れようと思う。
□ラベリングって結局、第三者が意味づけをすることでしょう。あるいは、自分でこういう意味ですよって伝えるためにセルフプロデュースするラベリング。
 「もの消費」ではなく「意味消費」の時代とも言われる。
 消費材マーケターは、とくに「マーケット(誰)に(どんな)意味を(どの程度)伝えたいか」について意識的ではあるけれど、意味は形がないから文脈を理解しそこねると本当に作りたいものが作れない。だからこそ丁寧なヒアリングが大事だなと思う。
□意味の体系化については今わかっていることなどをまた別のマガジンを作ってまとめて書いていく予定です。

○ラベルの仕事が好きで仕方ないという人はあまり見たことはないけれど、わたし自身はやっているうちに好きになった。印刷・加工の「ものづくり」としての好きもあったが、今は「意味づくり」としての好きもある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?