見出し画像

2/100: バッチャン村に行く

ベトナムの首都ハノイの郊外にある、バッチャン村(Xã Bát Tràng)に行ってきました。ベトナムで迎える初の旧正月テト(Tet)の最中の、1月終わりのことです。新年はじめの一か月目で一つ夢が叶えられて、自分としてはよいペースです。「夢」というほどのことではないかもしれませんが、こうしてリストに挙げておいて、叶ったたびに達成感を得られるのはお得な生き方です。

この村は陶器で有名なのですが、ハノイ中心部から車で40分くらいで着くので、手軽な日帰りお出かけにはうってつけです。前日の夜、お昼を食べるよい場所があるのか探したのですが、こちらのブログを拝見して、おいしそうだったお店をメモしていきました(著者の方ありがとうございます)。

これが大正解!知らなかったら絶対にたどり着けない裏路地のようなところにありました。旧正月中ということもありあまりお店が開いていない中、こちらのお店は賑わっていて、テーブルはほとんど埋まっていました。ベトナム語が飛び交っていて、外国人はおそらく我々以外いない様子(この日たまたまかもしれませんが)。前述の方のブログでも出ているバインクオンという蒸春巻きが、もちもちしていて絶品でした。加えて、肉まん(夫はさらにおかわりして二つ食べました)もふっかふかでゆで卵も入っていて満足です。まだ少しおなかがすいていたので追加で頼もうか、と話していたところ、前のテーブルのベトナム5人組の方々が、麺らしきものをよそっているので、お店の人に指差しオーダー。出てきたのはこちらです。

メニューには「Canh măng mực 」と書いてありました

どうやら、イカと干しタケノコ(メンマみたいなイメージでしょうか)の麺状のものがだしのよく出たスープで煮込まれています。ベトナム語メニュー「Canh măng khô với mực」のグーグル訳は、「Dried bamboo shoot soup with squid」。これが、あまりない食感と後をひくスープのおいしさで、あっという間に食べ終わっていました。こちら、220,000ドン(今日現在、約1200円)也。蒸春巻きが中サイズ一皿50,000ドン(約280円)、肉まんが二つで20,000ドン(約115円)なのに比べて高めです(笑)が、どうやら何人かでシェアするイメージだったような。後日、ベトナム人の同僚に写真を見せたところ、「実は自分はまだ食べたことがない」と言って笑っていました。ローカルの珍しい料理なのでしょうか。。。勉強不足でわかっていませんが、見かけたらぜひチャレンジしてみてください。

有名なバッチャン焼きの方は、小さくも大きくもない使いやすそうなサイズの鉢を一つだけ買いました。とても大きな登り窯を見学できる場所の隣には、カフェ「南(ミナミ)」もあります。外に渋い赤い提灯が下がっていたので最初は和食屋さんかと思ったのですが、日本でも暮らしたことのあるオーナーのNamさんからついた店名だそうです。居心地もよく、ベトナムコーヒーも、ハンドドリップもおいしくいただけます。

行きたかった場所をチェックできて嬉しい旧正月お休みでした。他にもまだまだ行きたい場所がリストにあるので、少しずつ叶えていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?