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図書館で防災の本を探してきました!

 みなさまこんにちは!
寒い日が続きますが、夕方になると少しずつ日が伸びてきたのを肌で感じるようになりました。
少しずつ春が近づいているんだなと思うと、ワクワクしています!

 さて、先日地元の大きな図書館に行ってきました。
今まで防災に関する本にこだわって図書館に行ったことがなかったので、今回は防災に関する本をご紹介したいと思います!

「防災」関連の本とは…?

 「防災」に関する本を探してみよう!
ということで、地元の大きな図書館に行ってみましたが、到着してから気が付きました…

…範囲が広すぎる…!!

いくら時間があっても足りないと気が付いた私は、今回「児童書コーナー」に範囲を絞って防災の本を探すことにしました。
しかし、「防災」と一言で言っても色んな分野に話がまたがっており、一通り見て回るのにとても時間がかかりました。

「防災」に焦点をおいて、児童書コーナーを探し回った結果、以下の種類が多いのかなと感じました。

・過去の災害をもとにした絵本
・「気象」をテーマにした本。(地震や風水害、土砂災害、噴火など)
・災害に対する備え、「防災」そのものに対する本。

私が訪れた図書館の児童書コーナーは「気象」や「科学」・「生活」といったコーナーからそれらしい本を探し出しました。
久しぶりにじっくり図書館を見て回りましたが、色んな本と触れ合うことが出来て、とても楽しい時間でした。

 ある程度の時間をかけたあとは、最終手段で司書さんに相談することにしました。
「お子さんの世代は問わない。とにかく防災・災害に関する本を探している」とお伝えした所、書庫保管の本を出してくれたり、私が気が付かなかった本を紹介してくれました!
どのジャンルに関しても、迷ったら司書さんに相談したら、色んなことを教えてくれるのだと初めて知りました!

紹介してくれた本一冊一冊丁寧に紹介して頂き、とても嬉しかったので、紹介して頂いた本からも数冊借りて行く事にしました。

 結局自分で選んだのも合わせて、6冊借りることにしました。
ほんの一部はシリーズ化されているものもあるので、次の機会に借りようと思います!

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気になった一冊を紹介!

 借りた本の中でも特に目を引いたのが「にげましょう」という絵本でした。
ここからはこの本についてご紹介しようと思います!

にげましょう 特別版
災害でいのちをなくさないために
著:河田 恵昭
編:河田 恵昭/株式会社GK京都

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2012年に既刊した「地震編」を増補した特別編だそうです。
様々な災害に対して、シンプルなイラストと文章で、分かりやすい対処方法が紹介されています。

例えば「地震」では、
家は1階より上の階層が安全である。
できるだけ指定避難場所や安全な建物に「にげましょう」
あらかじめ危険の少ない避難を「調べておきましょう」

など、「〇〇しましょう」と、
1ページずつ理解しやすい言葉とイラストで災害に対する対応方法が紹介されています。
お子さん一人で読んでも、

「こういう時は〇〇した方がいいんだ」と、理解しやすくなっているんだなと思いました。
また、各災害の解説が記載されているので、大人の方がその部分を読んで、更に深く親子で災害について学ぶことが出来るようになっています。

 この絵本は地震のほか、「津波」「火山噴火」「集中豪雨」から「インフルエンザ流行」「原子力発電所事故」の場合など多彩な災害の事例を紹介しています。
また、「防災」という意味ではあまり紹介される機会が少ない「野山で有害な虫や大型動物と出会った場合」についても紹介されています。
普段は身近に感じない内容でも、こういう場合もあるということを親子で学べる絵本だと思います。

 この本をリビングにおいておいたら、息子が興味を示して読んでいました。
言葉がシンプルで分かりやすくなっているので、小学1年生の息子にもしっかり伝わったようです。
感想を聞いてみると、「火山とか竜巻、土砂災害が怖いなって思った」とのことでした。
絵本を通じて初めて知る気象災害もあるのだなと、私自身も勉強になりました。

 今回は児童書コーナーに的を絞って探してみましたが、今度は一般書コーナーでも防災の本を探してみたいなと思いました。
また、防災関係に限らず、図書館に行くとたくさんの本に触れられ、色んなジャンルの本に出会えるチャンスだと改めて感じました。

改めて今度は親子で図書館探検をしてみたいなと感じました。
皆さんも時間がある時に是非地元の図書館にフラッと足を運んで頂いて、防災について知って頂くきっかけになったらと思います。

【note9】親子で絵本

(執筆:山岸朋子)


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