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スマルナ使ってみたレポ
今週は生理前のPMSがひどかった。
仕事ができないのは生理によるホルモンバランスの乱れだけが原因かと言われると違うだろうけど、木曜日なんて、情緒不安定すぎて職場でトイレに駆け込んで泣く羽目になった。
自分でも「あれ?」と思いながらも、PMSなんじゃないかという仮説を凌駕するほどの自己嫌悪により、帰り道でも、帰宅後も、ひどく落ち込んでずっと泣いていた。
翌金曜の夜から生理が始まり、つくづく生理に振り回されすぎだと思った。
流石にこれはひどいと思い、金曜夜にスマルナで低容量ピルを買った。
スマルナを選んだ理由はふたつ。ひとつ目は、近所の産婦人科は土曜日も診療受け付けているけど全然予約がとれなかったこと。ふたつ目は、夫の姉もオンライン診療でPMS対処のために低容量ピルを買っていると聞いていたことで使用へのハードルが下がっていたことだ。
オンライン診療は画面越しに話をするのかと思ったら、なんと医師とのチャット診療で全部済んでしまった。所要時間は、待ち時間も含めて一時間もかからない。
処方されたのはファボワールという薬、1シート28粒×12枚分が2.5万円。決して安くはないが、これまで中学生から約10年もの間ずっと悩まされてきたPMSによる鬱ととうとうおさらばできる、としたら、飲まない手はない。
副作用は怖いし、効果の有無は気になるけど、何もしないでPMSに生活や仕事を振り回され続けるのはもっとよくない。ちなみに夫は避妊薬を私が買ったことを知って喜んでいる(むむ…。)。
金曜夜に購入して、日曜には配送される。ありがたい。
実は、ピルを買うこと自体は初めてではない。大学卒業間際に、職場で情緒不安定になったらどうしようと思い、ちゃんと病院を予約・受診してヤーズフレックスを処方された。
しかしなぜか、ちゃんと服薬しなかった。母があまりPMSへの対処でピルを飲むことに表立って賛成してくれなかったこと、遠方への配属が決まってバタバタしていたことが原因だと思う。薬も無くしてしまった。
今回が低容量ピルの初めての服薬になることが、ちょっと悔やまれる。
ここからはスマルナのレポとは離れて考えたことだ。つくづく婦人科系の病気って厄介だ。
私自身のことだけでなく、友人知人のメンタルヘルスや、なにより母のことを思う。薬で治る病気なのだとしたら、もっと門戸を開いてほしい。けど、なんとなく、病気ではなくて不摂生とかによるものなんじゃないかと他人から思われてるんじゃないか、なんて思ってしまうのだ。
気にしすぎるところから、やめていきたい。