【気になるサービス】エキナカや売店で「ワクチン接種証明優待サービス」を提供

　東日本旅客鉄道（JR東日本）グループのJR東日本クロスステーション（東京都渋谷区）は、新型コロナウイルスの「ワクチンの接種証明」や「PCR検査・抗原定量検査の陰性結果」などを活用した取り組みを開始する。具体的には同社が運営する商業施設「エキュート」「グランスタ」で利用できる「LINEクーポン500円」を配信するほか、お土産や駅弁を販売する「HANAGATAYA」や「駅弁屋」で、会計時に「接種済証」「接種記録書」などを提示すると「１０%割引優待サービス」が受けられるサービスを展開する。同社では「今回の取り組みがワクチン接種促進の一助になれば」としている。

　「接種済証」「接種記録書」の提示だけでなく、TOKYOワクションアプリ、行政機関の公式証明ツールも対象となる。事情によりワクチン接種ができない場合、PCR検査・抗原定量検査の陰性結果を提示するとサービスが受けられる。

　「LINEクーポン500円」はエキュート、グランスタの公式LINEアカウントでお友だち登録をされている人で、２０００円（税込）以上を買い物すると利用できる（各公式LINEアカウントともに先着１０００人、合計２０００人まで）。期間は１１月１８日～３０日。一方、「１０％割引優待サービス」は東京駅、上野駅、品川駅、蒲田駅、大宮駅の「HANAGATAYA」全15店舗と東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」、新宿駅「駅弁屋 頂」などの「駅弁屋、駅弁売店」22店舗で提供する。HANAGATAYAは１５００円（税込）以上、駅弁屋が１０００円（税込）以上の買い物をすることが条件となる。期間は１２月１日～１５日。