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2022年“めっちゃええやん”コンテンツ

あけましておめでとうございます。2023年最初のnoteなので、「あけおめ」は有効です。

たしかにお前の言う通り、1月って秒で終わるよね。

2023年1月某日、例年の通り年間ベストコンテンツを共有する会を実施しました。

参加者だけに共有するのももったいないので、noteでも紹介するぞ。


平日の朝8:00はラヴィット!(ポーズをしながら)

朝からハッピーな気持ちにしてくれるありがたい番組。正直、当初は半信半疑な気持ちでいたんだけど、ニュースはそれ以前に観てるし「ラヴィット!」はこのままのストロングスタイルを貫き通して続いてくれてありがたいね〜!という気持ち。

年末の「ゴールデンラヴィット!」でサンボマスター生演奏でテンション上がってる出演者の人たちを観たらなんかグッときちゃったよ。ネットの記事でやれ低視聴率だ打ち切りだ言われながら、ゴールデンタイムにスペシャルをやったのは感慨深い。

2021年のあのちゃん大喜利ドッキリあたりからしっかり観るようになったけど、2022年はMC不在時にみんなが協力して番組を回してるあたりが決め手になってランクイン。ただ、BPOにたまにチクチク言われてるあたりはたしかに改善してほしいなと思う(さらばの森田さんの家からいろいろなものをパクって視聴者プレゼントにしたりとか)


佐久間さ〜ん!

みんな大好き、佐久間さんがプロデューサーとして関わっている「トークサバイバー!」。ただの芸人による面白トーク番組かと思いきや、ドラマパートはドラマパートで間宮くんや髙橋ひかるちゃんをはじめとする本業の人たちの全力の演技が発揮されているギャップ。

そして第1話からすでに張られていた伏線の数々に、フルで観たあなたは衝撃を受けるに違いない。


やり込み要素多過ぎ〜!(歓喜)

これまでのポケモンとはガラッと変わったアルセウス。「かわいい〜」と野生ポケモンに寄ったら、ノータイムでバチバチに攻撃してくる「ポケモンは怖い生き物です」を地で行くストロングスタイル。嫌いじゃないぜ!


倉敷が出てくるのもポイント高い

「恋をしている女性が光って見える、堅物の男子大学生が主人公」っていう設定がもう良いよね。

そもそも「恋」って何か聞かれたら、はっきり答えられなくないですか?古来より永遠の謎でもある「恋」を真っ向からここまで美しく描いた、文学作品のような作品。出る女の子がみんなかわいい。

ボス戦のBGMが怖過ぎて音消してやってた

日本ゲーム大賞「ゲームデザイナーズ大賞」を受賞した、デッキ構築型カードゲームと脱出ゲームスタイルのパズル、さらにサイコロジカルホラーを組み合わせたビデオゲーム。

初プレイなのになぜか選べない「ニューゲーム」、突如として薄暗い部屋で不気味な老人からカードゲームをやるように言われ、話しかけてくるカードのキャラクターたち……特に「ニューゲーム」が選べない理由がわかった瞬間、「ヒョエッ」と変な声出ました。

やってるうちに謎がさらに謎を増やすゲームで、クリア後に考察を読んでも「ぜ〜んぜんわからん♪」と首を傾げてしまうような作品です。ネタバレを踏む前にやってほしい。

イカれ小説

芥川賞作家、遠野遥の受賞後初の長編小説。何言ってるかわからないと思うんだけど、「超能力を鍛えるため、1日3回以上のオーガズムを目標に鍛錬を積む生徒たちが通う、全寮制の学校を舞台にした作品」です。今書いててもわからん。

常に漂う不穏な空気と、「超能力向上」を掲げてあらゆる女子生徒と寝ようとする主人公の異常さがシュール。ツッコミ役がいないまま、淡々と進むのでランジャタイの漫才や今村夏子の小説に近いものがある。

読書紹介の動画でニューヨークの屋敷が「自分の好きなNTR要素があると聞いて買った」って言ってたあたりでめちゃくちゃ笑ってしまった。たしかに主人公が関係を持ってた女子が先輩と付き合うことを理由に振られる展開があるので、NTR要素はあります。


あらゆる人の性癖にブッ刺さるチリちゃん、おもしれー女……

学校を舞台に、課外授業として「宝探し」を始めるというこれまでにないタイプのポケモン。バグはちと気になるけども、大草原や雪原、海辺を伝説ポケモンに乗りながら駆け巡るのは感動的だった。

音楽も「UNDERTALE」でおなじみのToby Foxが手がけていたり、まさかのエド・シーランが主題歌を担当していたりでテンションを高めてくれる。特にジム戦BGMのクライマックスがバトルを盛り上げてくれて最高だった。ソード・シールドもスポーツ観戦の応援歌みたいで良かったけど、全く別の雰囲気で来て「ありがとう……」となった。サントラ発売まだですか?!

そして言うまでもなく、四天王のひとりであるチリちゃんが個人的にブッ刺さった。コガネ弁(関西弁)で細身で飄々としながら強いとか、好き……


M-1ツアー東京公演、楽しみすぎるでしょう〜!

これまで本戦を観るだけだったけど、2022年はお笑い好きな友人を家に招いて敗者復活戦からしっかり観て投票までやった。敗者復活戦は順番の抽選からすでに面白いんだなという発見があったので、来年も敗者復活戦からしっかり観たい。投票で面白かった人たちが上位に入れば、それはそれで世に知られるきっかけにもなるし。

本戦ではやっぱり推しの真空ジェシカは最高だったし、友人が推してたカベポスターの面白さを知ることができたのも大きい。順番さえ、順番さえよければ……


彼女と見た流れ星が忘れられない

2022年のベストゲーム。記憶喪失となった主人公が、言葉の通じない女性と7日間を過ごす。コミュニケーションをとっていくなかで彼女の言葉が何かを判断し、メモに残していくことで彼女の言葉が少しずつ理解できていく主人公。自分は何者なのか、彼女との関係は何か……徐々にあきらかになっていく謎に驚かされた。

最初はわからなかった彼女の言葉が理解できて、料理をしたりお花に水をやって、彼女の笑顔や涙にこちらの心が動いた。シンプルなゲーム性で、ここまで感情が揺れ動かされるのは見事でした。


たくさんの人たちの信念と情熱

2022年の終わりに読んで、突如としてランクインしたマンガ。それまで「地動説は迫害されていた」という教科書で得た知識がひっくり返されたのがとにかく衝撃だった。

そしてタイトルを回収した瞬間の良さ!!!!タイトルを回収するマンガって名作ばかりだよね〜!(断言)

私が特に好きなのは第2章に登場するヨレンタなんだけど、「文字は、まるで奇跡」「アレが使えると時間と場所を超越できる」という名言が刺さった。今では当たり前に文字は読めるものだけど、文字に対する可能性をこんなにも美しく表現してくれたのは、文章を書いたり編集する仕事をしている身として感動した。

TeNQでやってた「チ。」展にも行ってきたけど、描き下ろしのイラストに震えました。謎解きの答えも粋だね〜と言いたくなるものだった。


ゲーム率が高いやん

2022年はこんな感じのベストコンテンツでした。次回は2023年上半期ベストコンテンツでお会いしましょう。

いただいたサポートでより良いものを書けるようがんばります。