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「一月万冊」というブログで起きてしまった事件(ビハイア・パワハラ疑惑訴訟②)
現在は、政権批判を中心としたYoutubeチャンネルの「一月万冊」だが、もともとはブログをメインにした情報発信サイトだった。ここで過去の記事が検索できる。
その中で動画ブログとしてYoutubeが活用されていたが、ビ・ハイア社の営業(ラクジョブを含めて)で試行錯誤しながら配信されたものを含めると、膨大な数の動画が投稿されている。
事件に結びついたのは「毒親配信」というコーナーだった。
毒親問題を配信して良かった事と悪かった事 レイプ未遂等の過去のキズが解決できてなくても未来に向けて配信する意義
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) July 14, 2017
昨日、毒親に苦しんでる人達へ… https://t.co/OxeTQXrYIx pic.twitter.com/x83LJYy545
毒親問題… https://t.co/HjrMTZvLjb pic.twitter.com/6nZDlfAx6z
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) July 14, 2017
女性スタッフの親子関係について、社長と対談を重ねていく内容だが、かなりプライベートなことまで動画で配信されている。それについて社長がひとりで解説している動画もある。
この「毒親配信」と並行して、後に「一月万冊」には東京大学教授の安冨歩氏(親と絶縁して女性装に至った経験を出版)、虐待防止の活動をしている今一生氏(「日本一醜い親への手紙」の編著者)らが出演するようになり、ライブ配信中に何度かチャットでアドバイスが送られていた。
そんな中で、あるイベントで注目の出来事が起きた。その当時の様子は社長がブログにまとめているが、女性スタッフが講演を撮影しながら意識を失ったのだ。
人生で出会う本と人は、出会ったら失神してしまうくらいでちょうどいい。自分の中の殻を破れ! https://t.co/0DR1sFAuQt pic.twitter.com/tkiqAQsi0o
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) December 24, 2017
一部の視聴者や参加者からは批判や勧告もされていたが、社長は批判を全てブロックする方針で「毒親配信」を続けた。これには事件後も賛否両論があったようなので、評価については実際に目を通して各自で判断してもらいたい。
情報配信をすると勇気と知恵を与えられるけどたまに嫌な思いをする。まあしゃないっす!今日も逞しく生きていくのだ〜 https://t.co/fDn4GlkvjS pic.twitter.com/H0ivC3xUlm
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) December 18, 2017
原因は他にもいろいろ考えられるだろうし、会社の業務との因果関係は裁判で争われているが、以下の結末を迎えた。(亡くなってから1ヶ月後に発表された)
本日(23日)の夜11時から、大山莉加さん追悼演奏をお届けします。一曲だけの演奏です。https://t.co/O5aFakkigF
— 片岡祐介 (@Kinoko0427) March 23, 2018
大山莉加さん追悼 https://t.co/HTLQwzJ2a6 @YouTubeより
— 安冨歩(やすとみ あゆみ) (@anmintei) March 23, 2018
しかし、この時は「一月万冊」コミュニティー内部の出来事でしかなく、後に関係者で「お別れ会」が開催されて、不幸な出来事のひとつとして終えたかに見えた。
本日大山さんのお別れ会開催します。来れない方はあの子の好きだったものをどこかで味わいつつ祈ってあげてください https://t.co/8qL0wCECjG pic.twitter.com/rpLR80xcXC
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) April 15, 2018
大山さんのお別れ会で、彼女がどれほど愛されていたのかを知った。
— 今一生@固定ツィ見たらRT (@conisshow) April 15, 2018
それでも、生きている時の彼女は、それに気づかないほど、たとえ気づいても満たされないほど、愛に飢えていたようだ。
愛に飢えさせたのは誰か?
少なくとも彼女自身のせいじゃない。
遺された彼女の動画は、ネット上で生き続ける。
大山さんのお別れ会で、有名コーチングのみなさんや、烏賀陽さんや本間龍さんなど、一月万冊オールスターズのみなさんが一堂に介し、大山さんを通じて今後の「仕事」を変化させていく具体的なビジョンを聞けて、希望というものは作り上げ、育てていくものなんだと改めて痛感した。
— 今一生@固定ツィ見たらRT (@conisshow) April 15, 2018
大山さんのお別れ会おわりました。あの子の事を悲しんであげられる人は、自分に対してもそれだけ自分の事を好きだと言ってあげられる人たちです。 https://t.co/8gLILmp8u5 pic.twitter.com/8eigOyDwV9
— 一月万冊 清水有高 (@monthlymansatsu) April 15, 2018
そして事件から半年以上が過ぎた10月、突然の報道がメディアを賑わせた。
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