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「一月万冊」というブログで起きてしまった事件(ビハイア・パワハラ疑惑訴訟②)

現在は、政権批判を中心としたYoutubeチャンネルの「一月万冊」だが、もともとはブログをメインにした情報発信サイトだった。ここで過去の記事が検索できる。

その中で動画ブログとしてYoutubeが活用されていたが、ビ・ハイア社の営業(ラクジョブを含めて)で試行錯誤しながら配信されたものを含めると、膨大な数の動画が投稿されている。

事件に結びついたのは「毒親配信」というコーナーだった。

女性スタッフの親子関係について、社長と対談を重ねていく内容だが、かなりプライベートなことまで動画で配信されている。それについて社長がひとりで解説している動画もある。

この「毒親配信」と並行して、後に「一月万冊」には東京大学教授の安冨歩氏(親と絶縁して女性装に至った経験を出版)、虐待防止の活動をしている今一生氏(「日本一醜い親への手紙」の編著者)らが出演するようになり、ライブ配信中に何度かチャットでアドバイスが送られていた。

そんな中で、あるイベントで注目の出来事が起きた。その当時の様子は社長がブログにまとめているが、女性スタッフが講演を撮影しながら意識を失ったのだ。

一部の視聴者や参加者からは批判や勧告もされていたが、社長は批判を全てブロックする方針で「毒親配信」を続けた。これには事件後も賛否両論があったようなので、評価については実際に目を通して各自で判断してもらいたい。

原因は他にもいろいろ考えられるだろうし、会社の業務との因果関係は裁判で争われているが、以下の結末を迎えた。(亡くなってから1ヶ月後に発表された)

しかし、この時は「一月万冊」コミュニティー内部の出来事でしかなく、後に関係者で「お別れ会」が開催されて、不幸な出来事のひとつとして終えたかに見えた。

そして事件から半年以上が過ぎた10月、突然の報道がメディアを賑わせた。

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