見出し画像

落ち込んだ心をここちよく回復する方法。

今回は、落ち込んだ時にどうしたら心地よく気持ちが回復して自然と前を向いていけるか。私がよく使っている方法をお伝えします。

文字より音声が良い方はこちら↓

仕事でミスして落ち込んだ

今日、仕事でミスをしてしまって、落ち込みました。
周りから見たら分からないかもしれないけど「やってしまったな〜」「申し訳ないな〜」って気持ちが出てきました。

そんな時、自分にどんな言葉をかけるか?

例えば、「落ち込んでいても現実が変わるワケじゃない。そんな暇があったら、今すぐ前向いていこう!」って自分に言ったとします。
でも、これって私には全くしっくりこないんですよね。
だからこういう言葉は使いません。

感情を無視しない

なぜかというと、落ち込んでいる自分の気持ちを「無視」してしまうような感じがするからです。確かに、落ち込んだって現実が変わるわけじゃない。それは全くその通りです。
それを頭では理解できても体と心がついていかないんです。その感情が生まれた以上、頭だけの考えで無視して進もうとすると、落ち込んでる感情が「私を無視しないで!」ってますます声を大きくして言ってくるんです。

感情に寄り添う

だから、私はまずしっかりと落ち込むことにします。落ち込んでる自分の心の声を聞きます。
「あ〜、落ち込む、嫌だな〜。しんどいな〜。申し訳ない…。ダメだな〜」

そして、その声に対して「やっちゃったよね、落ち込むよね〜。落ち込んで当然だよね〜。ダメって思うよね〜。はぁ〜、すごいしんどいよね」って自分の感情に寄り添うんです。

自分に合った言葉を選ぶ

なので、私の場合は「落ち込んじゃうよね。わかるよ。当然だよ〜」って寄り添ってから「しっかり落ち込んでからまた進めばいいんだよ。急がなくてもいいよ。今は前向きになる必要ないよ、ね」って自分がホッとする言葉をかけます。

そうすると、不思議と落ち込んでいたネガティブな感情はほとんど消えていきます。落ち込んでいた気持ちが、寄り添いとホッとする声かけによって満足して消えていくんです。「ちゃんと感じてもらえた〜。寄り添ってもらえた〜」って。

このプロセスが私には大切なんです。

このプロセスは、慣れるまでは時間がかかるかもしれないけど、できるようになったら本当にその場で数分で、もしくは一瞬でできるようになっていきます。

自分の心の声を聞く方法

これ、自分の心の声を聞いてそこに寄り添えばいいだけですが、最初は自分の心の声が分からなかったりもします。
そういう時はどんな些細なことでも自分の今の気持ちを口にしてみたり、書いたりするのが最初の一歩です。

心に留めておくのではなくて外に出すんです。
(ただし、誰かに対してぶつけるようには出さない方がいいです)

話を聞いてくれるカウンセラーさんなどに話すのもいいと思います。

参考にする言葉を見つける

そうやって自分の感情を出してみて、その感情に寄り添う。ホッとする言葉をかける。もちろん、自分に合うホッとする言葉は人それぞれ違うので、自分でいろいろ試してみるのがいいと思います。

自分で寄り添う言葉が出てこなければ、本やネットで見つけた良い言葉を参考にしてもいいかもしれません。
ただし、自分に合わない言葉では効果は薄いし、逆に、自分に合わない言葉を選ぶと、ネガティブな感情を強めてしまったりするかも。

体が緩んだり、涙が出てくるような言葉を選ぶといいです。
泣けたら泣くことをお勧めします。

これを、安心安全な場所でできるといいです。

感情を抑えないことの大切さ

感情が出たときは、それが喜びであれ落ち込みであれ、抑えないで出すことが基本だと思っています。
ポジティブな言葉を最初から出せる人もいると思いますが、そういう人は無意識的にネガティブ感情をきちんと受け入れているんじゃないかなと私は推測しています。

ネガティブな感情からの気づき

ちなみに、こういったネガティブな感情は寄り添うことは基本ですが、それだけじゃなくて面白い発見や気づきをもたらしてくれたり、自分が生きる上での支えになることすらあります。

今日のは本当に最初の一歩。入り口のところのお話。

今日はこの落ち込みに対して深く感じて観ていったら、最終的に感謝心が湧いてきました。
今日の落ち込みの元は「罪悪感」だったんですが、それが「感謝心」になったんです。最後はたくさんの「ありがとう」が自然と溢れだしました。無理に感謝してるんじゃないです。

ここのところはまた別の機会にお伝えするかも〜。

まとめ

今日は、落ち込んだときに自分にどんな言葉をかけてあげると心地よく前を向いていけるかについてお話ししました。
ポイントは、まずは自分の感情に寄り添うこと。感情を無視せず、しっかりと感じることで、そのネガティブな感情が消えていきます。そして、感情に寄り添って、ホッとする言葉を自分にかけてあげることが大切です。

ちなみに、今回は落ち込んでる気持ちの例を挙げましたが、怒りなどの感情にも使っていけます。

この方法がいいなと思ったら、試しにやってみてください。

ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?