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「稼ぐ覚悟」を持てば主婦は稼げる

友達であるIT系会社の女社長と話をした時のことである。
急にその女性社長が

「tomoo(私)ちゃん、主婦代表で立って、みんなに稼ぐように指導してよ」

と会話の中で投げつけてきた。
その女社長は、毎年いくつも他の会社を展開する優良企業の女社長だ。ただし、彼女には「子ども」がおらず、定年と言われるような歳だ。

彼女の周りにはよく起業主婦がいる。会合で出会っては食事をしているようだった。みんなまだ30〜40代子持ち。だから、同じように子どもがいる私にそんなことを言うのだろうと感じた。

彼女のようにBIGに稼いでいないのに『主婦代表で稼ぐ指導』はありえない。もちろん、普通の主婦にしては稼いでいるが、稼いでいるというよりは表で目立っているという方が正しい。

彼女の話を聞きながら、私はそんな事を考えていた。

主婦気質では稼げない

『主婦気質』の女性は自分で仕事をしていても、ほとんどの人が稼がない。『稼げない』のではない。『稼ぐ覚悟』が足りていないのだ。

本人は無意識だろうが、稼げない主婦気質の女性は、何かあると、『子ども』や『家庭』を盾にする。しかし、稼いでる女性を見てみると、ほとんどの女性が、子どもがいないか、子どもを犠牲にしている。

もちろん、子どもをないがしろにしろ!とか、子どもを持つな!というわけではない。私にも大切な子どもがいて、一日数時間を子どもに割いている。

私が言いたいのは、「子どもがいない時の独身の気持ちで働く」というシンプルな考えだ。その上で、子どもをどうするか?を考えれば、主婦でも簡単に稼げる。

場合によっては子どもは、保育所に長く預けたり、遊ぶ時間、面倒を見る時間を減らさなくてはならない。大切なお誕生日も時間があまり取れない。けれど、稼いでいる起業家女性のほとんどは忙しいのだ!ゆるふわに稼いでる女性は1割未満だ。

多くの子持ち主婦は、『扶養家族』の枠を超えられない。つまり年収100万円そこそこのパート並み収入で満足している。

シングルマザーで『子ども』がいながら正社員として働いている人のことを考えれば、子育てしながら稼げるはずなのに、やらない。夫の収入に甘えているのかもしれない。

主婦起業家のほとんどが、なぜが夫の扶養から抜けられないのだ。

子どもがいるからと甘え、休み、仕事ができなかった!と自分に理由を作って稼げるはずがない。

セミナーや会合に通う主婦をカモにした話

私はたまにセミナーをする。ターゲットを主婦にしているわけではない。しかし、本業、主婦の女性がよくいらっしゃる。セミナーを初心者向けにすると、女性はよく参加する。そこへお茶とか、お食事を付けるとあからさまに。

ある時シンガポールに住む知人がこんな話をしていた。

「シンガポールに住む主婦は、何かがしたいのだと!お金もあり、主婦でも暇を持て余している。良いビジネスになるよ」

と。主婦はよく「うまい話に」カモられているので、気をつけたい方がいい。

格好の餌食だと知らず、セミナーや食事会に出て満足している女性は多い。一回の参加費5000円が『高い』という認識はないのだろう。『お金持ちの集団に群れていればいつか稼げるに違いない!』と考えている人もいるかもしれない。

ブームになった本で『ネットで「女性」に売る(谷本恵理子)』があるが、まさにこれである。

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女性に売るためには『夢を見させ続ける事』『夢から現実に戻さない事』と書いてある。

女性はその通りに簡単に騙される。「主婦で楽して起業」や「やりたい事をして起業」のような『ゆるふわ感』のある言葉に引かれ、それを実現しようとする。仕掛けた企業は『女性に夢を見させ続けている』だけだ。女性にセミナーに通わせる方法として、夢のような時間を作っているにすぎない。

起業する女性はそれを理解し、セミナーや食事会を開く側に来なくてはならない。付き合いのセミナーや成功者の食事会に通っても、それはただの『凡人』がすることと同じなのだから。

扶養家族と言うメンタルブロックの破壊

扶養家族から抜けると簡単に稼げる。これまで扶養家族の範囲で考えていた心理的ストッパーが外れる。お金をシビアに理論的に考える女性の思考が、一気に稼がなきゃ!という気分になる。今まであった130万の壁を乗り越えた時、140万の年収で満足する人はいない。

「税金や保育園」のために「扶養家族になっている」という人もいるだろう。しかしそれは全てメンタルブロックなのだ。そのストッパーを外さない限り、稼げはしない。

自分の家系の収入を2倍にする気持ちを持たない限り、自分の収入が上がることはない。

いろんな理由をつけて超えないようにしているのなら、そのストッパーを外さなければならない。

私の友人に実際にそれをやった人がいる。

その友人は主婦で起業して10年以上夫の扶養として過ごしていた。夫の仕事は銀行マンでかなりの収入があるのはわかる。友人は自分で仕事を始め、収入を得ながら、扶養として過ごした。

彼女の仕事はとても忙しかった!しかし、収入にはバラツキがあった。その結果、彼女は赤字になったり税金を払うのが怖くて、扶養家族範囲で仕事をしていたのだ。

ある時、彼女は稼ぐ決心をした。扶養を手放すべく、株式会社を立ち上げたのだ。気持ちを手放した瞬間、彼女の収入は一気に増えた。しかも、会社としても大きく前進した!

10年もの間、リスクを恐れていた彼女は株式になるとともに事業借金をすることになったが、三年で安定し、今は順調に業績を伸ばしている。

競い合うように夫の収入も増えた。

何かを手に入れるには、その前にまず何かを捨てなければならない

近年断捨離が流行っているが、断捨離した人のほとんどが、新たな何かを手に入れている。

それは、健康な気持ちだったり、臨時収入だったり、新たに購入した家具だったり。いろいろあるがそれには、空白の法則が働いている。

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