見出し画像

Biz Dev Vol.9「神宮前ラジオ」 - 秋場信人さん

※現在は一人で活動中です。

僕らは「0wan 」というクリエイティブチームです。
読み方はそのまま「オワン」と読みまして、その字面通り”0イチ”を意味しています。

0wanは起業家の皆様のアイデアの壁打ちを通して、見えないところをクリアにしたり、当事者だと見失いがちな”思いとやることのズレ”、作りたい世界を目指すために”まず最初に何をすればいいか”などを一緒に考えていく活動「BIZ DEV」をやっています。

メンバー紹介
・Hyko(ヒコ)
ベトナムのダナン在住、クリエイティブ長髪ヒゲ面男。
職業:プロジェクトマネージャー、プロダクトデザイナー、クリエイティブプロデューサー、モデル、ファッションディレクター
0wanの担当:リード壁打ちスト、クリエイティブ全般、デザイン

・斧
ベトナムホーチミン在住の駐在員セレブ。
職業:ディレクター、ブリッジSE、ボランチ、フリーキッカー、逆グルメ愛好家
0wanの担当:議事録、動画編集

・8man(本名:中久木八幡太郎)
横浜産東京在住、多趣味なハゲ。株式会社Enlyt 執行役員。
職業:会社経営、セールスマーケティング、ビジネスプロデューサー、僧侶(見た目)、歩く知恵袋、地理愛好家、料理愛好家、魚博士、ベーシスト
0wanの担当:司会、音楽、ブログ

・KP
8manの昔の後輩。山梨が産んだジャンクフードファイター、コンビニスト、コンビニ検定特1級、雀荘にいる人。
元嘘つきの毛深。毛だらけ&嘘ばっかついていたのであだ名は「ウソバッカ(チューバッカ+嘘)」、現在は脱毛済w
ここまで書くとただのカスだがやる時はやるし熱いマインドを持つ。カイジでいうところの沼にいたところ8manがザオリクで復活させて人間に戻る。
火曜日になるとコンビニをハシゴして新入荷商品の説明をしだしてうるさいのが無念。
好きな食べ物はビッグマックの倍パティのソース多め。終わってる。

ふぅ〜肩書きがうるさいですな。

BIZ DEVでは起業家、起業を目指す皆様、スタートアップ経営者の方等、毎週ゲストを招いてアイデアについて議論していてNoteに記録を残しています。
過去のBIZ DEVはこちら。

今回は開発をはじめ色々な事業を展開する秋場信人さんが始めたインターネットラジオ「神宮前ラジオ」のスケールについてです。

スクリーンショット 2021-05-30 14.28.20

1.神宮前ラジオとは

IT企業の代表でラジオパーソナリティでもある秋場信人さんが始めたインターネットラジオ局です。


「誰でも簡単にラジオパーソナリティになってラジオ番組を持てる」というコンセプトの元、原宿に本格的なラジオ機材を揃えた収録スタジオを構えインターネットラジオを展開されています。

ラジオパーソナリティは美容師やエステティシャンなど個人事業で活躍されている方がほとんどで、約20名ほどがラジオ番組をやられています。

プラットフォームとしては集客はやっていなく、ラジオパーソナリティの人にそれぞれファンがいて1配信あたり300〜3,000回くらい視聴されているとのことです。

ビジネスモデルとしてはパーソナリティの人が月額を払って配信するタイプなので、視聴者は無料・広告もつかないといった感じです。

配信するラジオパーソナリティの人は月額を払って神宮前ラジオで配信することができるだけではなく、秋場さんによる企画、構成、トークのサポートと、本格的なスタジオでの収録から配信まで全て受けられるというメリットもあります。

課題としては企画や構成のサポートができるのが秋場さんだけになってしまい、これ以上来てしまうと稼働も増えてしまい受けるのが難しい状況ですが、パーソナリティをやってくれる人たちを増やしていきたいと言うことです。

今日はそれについて議論していきます。

2.なぜラジオなのか?

ここからは議論を見ていきましょう。

Hyko:ラジオを本格的にやる人とは?
秋場さん:当初は誰でも簡単に。をモットーとしていた。実際は個人事業主で、ブランディングで使っている人が多い。会社員もほとんどいないです。ラジオパーソナリティになりたいって人が世の中に減ってきていますね。
Hyko:その人達って、なぜラジオを選んでいるのですか?
秋場さん:アンケートを取った結果、動画は苦手。自分では編集はできない、企画もやってもらって話すだけが良いという声があった。コンテンツをパッケージに当てはめるイメージです。最初Facebookで募集を出したら何人か来てくれた。秋葉がやっているからという理由で来てくれました。
Hyko:パーソナリティやる人ってお金が多少ある方が多いですよね。
秋場さん:そうですね。
Hyko:Stand.FMとかVoicyなどのフリーのサービスを使わない理由は、何を発信すれば良いかわからないからですかね?
秋場さん:はい。うちに来る方はなかなか他のサービスで自分でやらないですね。Youtubeだったら動画とって編集は面倒だとか、Voicyとかでも自分で発信内容を考えるのが面倒だったり。企画も構成も用意されて、さらにスタジオで収録されて配信まで全部やってくれるというところがうちの強みですね。

3.秋場さんの仕事をスタッフに任せていくことで得られる2つの効果


Hyko:使っている人のイメージはできてきました。少し戻るが、秋葉さんリソースがパンパンだけど20番組回っている。その上で今後どうしていきたい?
秋場さん:もう少し広げていきたいです。数を増やしていきたい。50ぐらいに広げていきたい。広告も全然出していないですけど。
Hyko:もし50組がきたら回りますか?
秋場さん:うーん。初回だけ(企画・構成・トークのポイントなど)なので大丈夫かなと。実際に増えたらスタッフを増やすかもしれません。ただ僕しかできないことが多いんですよね。
企画とか構成とかはスタッフはできないですね。
Hyko:スケールさせていくのであれば、増えた時に回る体制になっているかは検討する必要がありますね。秋場さんに俗人化しないような仕組みにしていく感じです。企画もフォーマット、マニュアルを作って見る。1ヶ月ぐらいトレーニングすれば、ある程度何をすれば良いかがわかってくる。
それを経て第二の秋葉さんが出てくるみたいなイメージです。
秋場さん:なるほど!そこをマニュアル化できないと思っていた。
Hyko:学習できるようにするのがファーストステップ。
その後、学習期間を短くしていく。多分秋葉さんにやってもらいたい人が多いかもしれないけど。
秋場さん:そうなんですよね。秋葉も一緒に話してほしい。というリクエストはありますがそこから離れていきたい。
Hyko:マニュアル化も2種類あります。スタッフ向けパーソナリティ向け。パーソナリティだと、どうすれば初心者でも進めれるかですね。
秋場さん:その視点すごいですね。どこの局もやっていない。
Hyko:ラジオのうまいやり方ってないですよね。うまくやれる方法を提供していくのは良いかも。そうしていくと、stand.fmとかスプーンでラジオをやっている人たちも、プロのノウハウに興味が出てくる。月1ぐらいは神宮ラジオで教えてもらいながらやりたいね、みたいな。喋りとかのtipsを与えていくのでみんな見ると思いました。
秋場さん:確かに!そしたらラジオやりたい人が他のサービスにもいるのでそこを取り込めそう。
Hyko:スケールさせていく方法として、秋葉さんが培ってきたラジオの企画からトークレクチャーをどんどん発信していく。
秋場さんからスタッフさんにどんどん教えていって、スタッフさんが覚えたことや日々の気づきを、ブログ・note・インスタグラムで発信していけば良いと思う。スタッフは学べるし、スタッフの目線で発信するから、エンドユーザーのハートを掴むと思います。
秋場さん:良いですね。一石二鳥ですね。スタッフのスキルも上がって、それを発信してユーザーも増える!
広告出して一気に来られると困ると思っていたけど、発信して少しずつユーザーがついてくるといいですね。
Hyko:プラットフォームの価値も上がってくると思います。

4.非日常をラジオで

8man:音楽やっている人でプロのレコーディングスタジオで撮りたい。みたいな思い出つくりでやりたい人もいる。Onoさんが出したアイデアで、結婚式のサプライズ系でラジオパーソナリティになって収録するとかでもラジオって媒体をうまく使えば出来そうですよね。もっとライトなシチュエーションでも使えるんじゃないかと。
Hyko:思い出のために単発でやる。それをフックに月額の方をやるのも良いかも。
秋場さん:思い出系も良いですね。
Hyko:ラジオブースでラジオとるのは憧れますね。
秋場さん:パーソナリティの方は非日常を味わってくれる。企業向けにサービス紹介とかはどうでしょう?
Hyko:集客力がある前提になってくる。神宮前ラジオに集客力があればやりたい人が増えてくると思うが。。
秋場さん:今は難しいですね。笑
思い出系はいいですね。これもフォーマットを作ればスタッフでマニュアル化できそう。
Hyko:それと、Udemyみたいなオンラインコースもありだと思っています。パーソナリティ向けに教えるような動画のオンラインコースがあれば良いなと。外向けに発信をまずやって、マニュアルもそれなりに形になってきた際にオンラインコースを1つ作って、それを月額会員の人は受けれるみたいな。
秋葉さん:別でそれだけ売るのもありっすね。
Hyko:YouTubeをやる人にも参考になりそう。
秋場さん:そうですね。本質は同じかもしれない。その違いを調べても面白い。オンラインコースは考えたいですね。
キャッシュポイントがパーソナリティから月額でもらうだけなので他にないのかと思っていました。
Hyko:あとはtipsをどんどん発信して、神宮前ラジオの信用を上げていく。キャッシュポイントは後になるが。なんでもできるようになっていくと思う。パーソナリティ募集と並行して発信は小さくやるべきですね。
秋場さん:なるほど。だいぶアイディア頂いてますね。僕自身が楽になりそうです。現状パツパツなので。noteでtips出すのもすごい良いと思う。

5.最後に

まとめると、今回はスケールさせていくのに以下のステップで進めたらどうかということになりました。
①スタッフに教えてマニュアル化することで秋場さんの分身を作っていく
②スタッフが覚えたことや気づきをSNSなどで発信していく
③スタッフは成長し秋場さんの変わりになれる。また、発信によって既存ラジオプラットフォームを使っている人に興味を持ってもらい、神宮前ラジオを使ってもらうきっかけを作る

最後に秋場さんから事業を作る際のやりとりもあったのでご紹介して筆を終えたいと思います。

秋場さん:新規事業をやる場合はどういう流れで作っていく?壁打ちとか?
Hyko:大体は想いから入って、その人の作りたい世界を確認していきます。そこから何をしたいかを見る。そこでズレがあれば修正する。そこのズレが修正されるとプロダクトの対象が変わってきます。プロダクトとその人が持つ課題は密なんで、一緒に直していく。課題は主観が入っていたりするので、第三者目線から修正していくようなイメージです。大体どうやって集客したらいいですか?という方が多いが、課題/ペルソナの話に戻らなければいけない。ここを行ったり来たりしています。僕らはシステム開発もできるけどそこまで話が進んだことは今までにないですね。
秋葉さん:なかなか皆さん事業が立ち上がっていないですかね?
Hyko:はい。アイディアとファーストステップが壮大なので動けない方が多い。それを細切れにして、すぐにできるファーストステップを話していくことが多い。

秋場さん、ありがとうございました。
神宮前ラジオぜひ使ってみたいです!

今回ブログを見て次回も気になるって人はぜひ「スキ」と「フォロー」をポチっとお願いします!

また、BIZ DEVに壁打ちを依頼して欲しいって企業家さまも随時募集中です。お気軽にご連絡ください!

ご連絡はこちらまで。

・Hyko(Twitter DM)
https://twitter.com/TKHYKO



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?