ゆめみのVIガイドラインを、PDFからNotionに移行したらよかった話
こんにちは!
株式会社ゆめみの新卒UIデザイナー、0riです🐨
実はYUMEMIでは、デザインギルドの他にコーポレートブランディングチームにも所属しており、VIディレクターやBXデザインのようなお仕事も行なっています。
今回はそのブランディングチームでの活動の一環である「VIガイドライン制作」についてお話いたします。
ぜひ最後までお付き合いください🍀
ゆめみのVIガイドラインとは
ゆめみのVIガイドラインとは、株式会社ゆめみのVI(Visual Identity)について説明したページです。
ガイドライン・ロゴ・タイポグラフィなどの素材のほか、レギュレーションなどについても記載をしてあります。
経緯:なぜつくったのか
ゆめみは2020年に「リブランディングプロジェクト」として、コーポレートロゴのリニューアルを行ってから、
YUMEMI BRAND GUIDELINEというPDFでロゴやカラーに関する指標を定めていっていました。
PDFでも勿論活用はできていたのですが、
ゆめみという組織の特性上、変化が速くアップデートの頻度も高かったことから
「VI(Visual Identity)ガイドライン」という名前で
PDFからNotionへの移行を行いました。
方法:Notion移行のやり方
今回はVIディレクターの先輩と0riの2名で作業を行い、
主に最初はFigmaを使用してページごとに情報設計やコンテンツ内容を決め、
Notionにテキストと画像を移行していきました。
移行に伴い、新コンテンツの追加
また、このNotionでのVIガイドライン移行で、新しいコンテンツも増えました🌟
いくつか紹介していきます⏬
🔵ゆめみらしさのあるビジュアル作り
最終成果物や制作プロセスの中で意識してほしい指標が書いてあります。
なんとこちらは、既にこのように実際に社内のメンバーにも活用してもらっている事例もあります✊
🔵ベーシックカラーバリエーション
通常、コーポレートロゴのカラーは厳密に定義されているものですが
ゆめみでは状況や環境に応じて12色相に変化するグラデーション展開で、
ゆめみのもつ多面性を表現しています。
ですが、制作物によっては単色の方が使い勝手が良い場面もあるので、
グラデーション時のカラーの印象を残したまま、
ベーシックカラーをdefaultとpaleで用意しました。
特にここは私が請け負った部分でとても勉強になりました。
paleの上に使える文字色のカラーなども当初用意していたのですが、
「多すぎても困惑してしまうのではないか?」
「視認性を考えると、元のグラデーションの印象から掛け離れてしまう?」など様々な試行錯誤を重ね、今の形になりました。
Notion移行のメリット
こうしてPDF→Notionに移行したことで、より社内のビジュアル制作を促進させられるようになったと感じます🙌
具体的には、以下のような効果がありました。
🟢キャプションにカラーコードをおくことで、コピペしやすくなる
主にカラーページなのですが、
今までのPDFではアウトライン化していたものがNotionのキャプション機能を使用することで、コピペが簡単になりました🌠
🟢VIのレビューをする際に参照してほしいところを参照しやすい
ゆめみではコーポレート発信のビジュアルでロゴの使い方を迷った際、ブランディングチームがVIレビューを行なっています。
その際に、ちょうど見てほしいところを見出しのリンクをコピーして送るという方法によってやりやすくなり、
制作者の理解度もより深まった事例がありました🤗
🟢編集が簡易になり、みんなで育てていきやすい
上2つはWebサイトへの移行などでも同じようなメリットが与えられると思いますが、
Notionに移行したことで、編集が簡単になったということが最大のメリットだと感じます。
ゆめみは常に変化の激しい組織であり、このVIガイドラインの内容も常にアップデートが必要になってきます。
このような際に、Notionを用いることで、簡単に誰でも情報をアップデートしていけるのではないかと考えます。
実際にこのVIガイドラインも、VIディレクターの先輩と共同で作ったのですが、
Notionを用いることで現在策定中のビジュアルエレメントというページも
新卒の私がリードで推進して行うことができています🙌
ゆめみのVIガイドライン制作での個人的な気づき
ここからはわたしが、ゆめみのVIガイドライン制作を通して気づいたこと・学んだことについて紹介します。
ゆめみという特殊な組織のVIの難しさ
今回VIガイドライン制作をするにあたって、様々な企業のブランドガイドを参照しましたが、
このような取り組みをしているのは自社サービスを持つ事業会社が多く、とても細かい部分まで指標があることを学びました。
これが自社サービスを持たないゆめみの場合だと、どこまでつくるのか、つくらないのかという判断がとても難しかったです。
特に、ゆめみでは「自主的に便利なものを作っておきました!」という、
とても素敵な文化が職種関係なく多いため、
その創造性を縛り付けない最低限のガイドラインにしていきたいということを先輩のVIディレクターの方にも教わり、かなりここを意識的に行うようにしました。
おわりに・今後の活動
いつものnoteより長くなってしまいましたが、YUMEMIでは通常のデザイナー業務とは他でこのようなコーポレートブランド系の活動も行うことができます。
VIガイドラインはまだまだ課題があり、現在もアップデートを計画中です。
また更新した際は記事にしようと思っているので、その際はよろしくお願い致します…!
ここまで読んでいただきありがとうございます!コーヒー代として使わせていただきます☕️