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意識のはじまり

「一人一宇宙」

この「宇宙」とは「意識」でもある。

私たちが今体験しているこの世界は、一つ一つの宇宙(=意識)によって創られていて、元は一つだったところから派生している。より沢山の体験がしたくなって、自分の分身を創ったのだ。そこからどんどん膨れ上がっていき、今も無限に広がり続けている。

そしてこの「意識」は、あらゆる生物や人間(肉体を持つもの)だけではなく、肉体を持たない意識も存在している。

人間も、いずれ肉体から離れれば意識だけの状態に戻り、最終的には元居た場所へ還って行く。

分離して、体験して、還る。
それを永遠に繰り返しているのだ。

私という人間(意識)が体験するストーリー。
それは誰一人として同じものはない。
違うものを体験する為に存在しているのだから。
けれど、深いところでは全て繋がっている。

人類皆兄妹。
人類以外も皆兄妹。

みんなそれぞれの意識で創造した世界を体験している。

大本の意識(最終的に還る場所)は全体の流れを創っていて、これが時代の変化や、環境の変化となって現れている。

一つ一つの意識(宇宙)は幾何学模様のように重なり(影響し合い)存在していて、これは生物の細胞にも同じような構造が見られる事からも、やはり全ては繋がっているのだと感じる。

この「一人一宇宙」とは、全ての存在(意識)はそれぞれ独自のストーリーを体験しているという事。これは、人と違う事を避け、自分に嘘をつき他者に合わせる(共依存)意識から、違って良いし、違う事が自然な事なのだ。という(自立)意識へとシフトする言葉だ。

普段の生活(特に集団生活)の中で、自分は他の人と何か違うのではないか…変なのかな?またはその逆然り、そういった疑問を持った時、「違って良いのだ。むしろその違いこそに意味がある」と思えるかどうかで、その後体験するストーリーが、だいぶ変わってくる。これは「自分自身をそのまんま、まるっと認められるかどうか」という事でもある。

「違いを楽しむ」くらいで丁度いい。

そんな風に、軽やかで穏やかな意識で、私の世界は形成されていく。


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