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大阪

1日目

うさみ亭マツバヤ

13:30頃に新大阪に着き、きつねうどん発祥のお店に行った。おじやうどんという、うどんもおじやも味わえるラッキー料理を食べた。

おじやうどん。見た目からして風情がある

とにかく出汁が美味しい。人生で食べてきた料理の中でいちばん紅しょうがが合う料理だった。
椎茸に出汁が染み染みで喜んでいたのも束の間、その下から穴子が出てきたときの私はとても良い顔をしていたと思う。このお店は大阪に行くたびに行く。行きつけにする。

カヌレ堂

その後堂前さんが最近特にハマっているでお馴染みのカヌレを購入。深夜のゲーム配信でカヌレ堂によく行くという話をしていたのでお店選びもスムーズ。

かわいいカヌレたち

そういえば私ってカヌレそんなに好きじゃなかったんだった、って、食べてから気づいた。興味と旅行気分でカヌレのことを好きだと思いこんでしまっていた。甘くてかわいいね〜!と言いながら食べきった。

551蓬莱

551の豚まんをそろそろ食べておかないと、単語を聞いた回数と食べた数の釣り合いが取れなさすぎて、暮らしのどこかに歪みが出てくるのではないかと心配していた。今回やっと食べられた。美味しかった。買う時に『2個入りしかないのか…1個でいいけどな…』と思ったので、宜しく宜しくで宇野さんが"551の豚まんが2個入りしか売ってなかったからまんじゅう竹内と分け合って食べた"って話した時共感した。あの話、マジでなんなんだ

なかたに亭

美味しそうなケーキとチョコが売っていて、店内のカフェはすごく賑わっていた。美味しいチョコを買った。

怒涛の食べ物ゲットを終えてホテルにチェックイン。ここまでの感想としては、"大阪は東京よりすき家となか卯が多い気がする"だった。あと土曜日の午後なのに、私が歩いた街には若い子が全然いなかった。大学生くらいの歳の子はひとりもいなかったんじゃないか?本町と上本町と長堀橋。

ZAZA HOUSE

その後にぼしいわしの単独ライブ「超!ネックル危機一髪」を観に行った。
相当楽しみにしていたら、その期待を易々と超えられてしまった。
通しのコンセプトがはっきりしていて、タイトルにちなんだ大道具も登場して、幕間のクオリティもすごく高くておったまげてしまった。
ネタも単独ならではのワクワクするものばかりだった。にぼしいわしのコントを観ること自体初めてだったのだけれど、コントのいわしさんの、ツッコミともつかない、話の進行には直接関係がない、感覚的な切り返しがかなり好みだった。私はネタ中に文学的・右脳的なフレーズが絶妙に入ってくるのに弱い。人の3倍くらい笑う。特に配信なしの3本目(?)のコントは私の人生のベストコントに入る。相当好みだった。
最後の漫才もめちゃくちゃ好きだった。開演30分前にまだ完成していなかったなんて信じられない。
全部のネタですごく笑ったけれど、この2本を観られただけで大阪に来て良かったと思えた。
東京公演に行けば大阪に行かなくても観られたよ、というご意見、要らないです。グッズも可愛いし来場者プレゼントの半透明のステッカーまであって完璧すぎ。
それぞれのネタについては東京公演が終わった後、写真と一緒に詳しく書けたらいいな

金龍ラーメン

単独後、何も食べずにホテルに帰る予定だったけれどすごく感情が高まったので金龍ラーメンを食べた。
去年の6月のK-PROライブで赤もみじとさすらいラビーとにぼしいわしが中MCをしていた。確か赤もみじとさすらいのABCの決勝が決まったという流れで大阪のオススメについて話していた。
そこで赤もみじとにぼいわに けちょんけちょんに貶されていたのが、金龍ラーメン。実を言うと私はこの話がとても印象的だったので去年8月と今年の4月に大阪に行った際にも食べた。とびっきり美味しい訳ではないけれど、至る所にあるので思考が停止した時にすぐに入ることができる。いつも活気がある点もよろしい。
こんな日は、思い出の金龍食べるっしょ!となって食べてしまった。後悔はしてないって感じ。食べて良かった!!とも思わないけど。

2日目

千とせ べっかん

肉吸い/肉うどんが有名なお店のNGK店。
雨のなかたどり着いて、屋内とはいえ30分くらい並んだせいで感動こそしなかったけれど、美味しかった。

バッグ2つ持ちで本旅行に臨んだのだけれど、帰りの夜行バスまでずっと持ち歩くのは無理だと判断してコインロッカーに預けた。
あんなにパンパンのバッグを2つも持ってライブに行ったら、
『すみません、"荷物"さんのご予約は承ってないです』
と言われてしまうところだった。
荷物の存在感が私を上回っていた。

BAR舞台袖

にぼしいわしと風穴あけるズが東京からパンプキンポテトフライ さすらいラビー まんじゅう大帝国を迎えてトークとネタとコーナーをするライブ『にぼしいわしの宜しく宜しく』を観に行った。
全組ネタがバチバチに決まっててテンションが上がった。まんじゅうが大阪でもまんじゅうのまま決まってたの、特にイカしていた。
企画は実在大阪芸人のなかに混ざっている実在しない芸人名を見抜くというもの。正確に答えを把握していたのはいわしさんと安藤さんくらいで、答えを分かっていない御三方が東京勢に混ざって白熱予想を繰り広げていたのが楽しかった。

キモの瞬発力が桁違いの中田さんと宇野さんの胆力も見られて満足だった。

純喫茶アメリカン

以前大阪に行った時に友人に教えてもらった最高喫茶店。苺のタルトが売っていてかなり惹かれたけれど、結局またホットケーキセットを頼んでしまった。

雰囲気も立地も最高

食べている間、隣の席で繰り広げられる『マッチングアプリでは気軽に会ってみた方がいいと思う』『最近のネットワークビジネスは意外と悪いもんじゃないみたい』とかいう、"喫茶店あるある"の1歩外側の会話を聞いていた。
途中で後方に中田さんみたいな声と喋り方の男性がいるな、と思ってたら、安藤さんと来店していた写真がストーリーに投稿されていた。
気づかなくて良かった。多分調子が全部狂うので

大阪市立中央会館

東西ネタ交流会「グラバー」を観た。これまでの2公演でかなり満足していたし、告知での裏名前だと正体が分かるのが2組くらいだったので、どんな人たちが観られるのかな〜くらいに楽しみにしていた。
結論から言うと、最近見たどのライブより興奮した。オープニングの時点で普段のライブとは明らかに様相が違っていて、これは楽しいぞ…と期待ギアが1段あがった。椎名林檎の殺し屋危機一髪を出囃子に前半9組が絶え間なくウケていったところで、ウケこそが正義の化け物ライブだ!とゾワゾワした。パンポテがめちゃくちゃ好きなネタをやっていて、大阪でもガシガシにウケてた。お客さんも前のめりで最高。
静のネタから動のネタまで色々だったけれど、全組漏れなく異様さを纏っていて魅力的だった。
後半3組目(確か)の漫才がとんでもなく、それはとんでもなく面白かった。本当の名前しか存じ上げないのでバシッと名前を挙げられず歯がゆい。
"GYAOで見る人たち"が化け物みたいに面白いもんだから、生で観ているのが夢みたいな気分だった。にぼいわも風穴もめっちゃ面白くて、その後トリ前で出てきたさすらいがアホほどウケて、この頃には誰も手をつけられない盛り上がり方をしていた。トリの漫才の終わり方、もうちょっとで立ち上がっちゃうんじゃないかってくらい手を叩いて笑った。
こんなに格好良い人たちと並んで、とびきり強いネタして、下手したら東京でやってる時よりもドカドカとウケている姿が観られた。これは忘れられないし、忘れてあげない。
観ているだけなのに普段のライブの比じゃないくらいヒリヒリしたしワクワクした。暫くは相当なライブじゃないと満足できないかも。
エンディング、反社も半グレも東京も、暴力有りの大暴れでほぼ泣きながら笑ってた。竹内さんとの対面を諦めきれない中田さんが最後に竹内さ〜ん!と叫んで終わるバッドエンド


3つのライブが3つともずっと覚えていたい最強のライブで嬉しかった。こういうの。こういうのが観たいの私は。
みんな健康でいてくれてありがとう。

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