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日記:恋って何?って物思いにふけるラブコメドラマ

こんにちは。今日は今期好きなドラマ「ファイトソング」「恋せぬふたり」の2作について語ります。

「女の子こういうの好きだろっていうの、私は好きじゃないので」

https://www.tbs.co.jp/fight_song_tbs2022/

まずは「ファイトソング」から。主演が清原果耶ちゃんで気になっていたという不順な動機から見始めましたが、箱を開けるとコミカルかつ真剣なストーリーで馬が合いました。不慮の事故で空手の日本代表を降りた女の子が事務所契約解除が迫るミュージシャンの彼女になる話。好きなもので作り上げた人生が崩壊した同士の新しい関係性。二人の境遇は近い気がしますが、なんとなくタイタニックみたいな香りがするので不思議な感覚になります。見出しは第4話にて主人公木皿花枝が、付き合うことになった芦田春樹に言ったセリフです。このセリフは誰の決意であっても自分に重ねて考える彼女の価値観をベースにしたものと思われます。しかし昨今様々な価値観のラブコメを見てきた視聴者には刺さる言葉ではないでしょうか。ひいては時代の一つの物語になる魔法をひとつまみ、だなんて。本当に粋な脚本をありがとうございます………。ムササビッ。

恋しない人間もいる

https://www.google.com/amp/s/www.nhk.jp/p/ts/VWNP71QQPV/

次は「恋せぬふたり」について。アロマンティック・アセクシャルの二人が思いを深める【ラブ「じゃない」コメディ】を謳う作品。恋にピンとこなかった主人公咲子は恋もスキンシップもしたくない高橋さんと一緒に暮らしたいと提案します。Twitterなどで話題となっているのが咲子昔付き合っていたカズくんという人物。基本いい人だけど「恋愛抜きの男女の感情が理解できない」というちょっと厄介な面もあると評価されている彼。正直私はカズくんの長所と取れるハイテンションな面すら苦手だったので何度も(うわ〜………)と引いてしまいましたが、唯一咲子たちをほんとに理解しようと努力してくれた人物でもあるのは確かです。咲子の周りの人物は咲子に対して否定的な考えを押し付けていたから。カズくんのなかで恋愛抜きの家族関係という価値観が最終話に向けどう結論付けられるか興味深いです。

以上で好きなドラマの話を終わります。もし独断と偏見あったらすみません………。ロマンチックな恋も最高だけど自分自身にちょっと複雑な思いを抱えるキャラクター同士の愛情が大好き………。次期もオススメの紹介すると思うのでよろしくお願いします。では。

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