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思い出の中の同級生 1

私の周りにいた、才能に溢れる当時の友人
そんな微かで鮮やかな記憶を文字に


出来ないくせに強く諦めない

高校時代の友人のお話。
彼女は壊滅的に数学ができない子でした__…

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私の記憶が正しければ、
数学のできない子だった気がします

普段特段目立つこともなく、少し不思議な言動や行動の見受けられる子ではありましたがコツコツ何事も成し遂げ、自分とゆう確固たる軸を持ち、ちょっと頑固そうな所もあって何よりもめちゃくちゃ面白い感覚の持ち主で、私はなかなか一緒にいることに心地よさを感じていたことを覚えています。

勉強の成績もめちゃくちゃ飛び抜けて優秀だった記憶もなく、平均的にできていたような記憶がありますがなんとまあ【数学】ができない。

ただ、自習にもいき先生にも何度も教えてもらい職員室の前のプチ自習席にテスト前などはよく座っていたような…覚えている限りではほんっっっっっとうにずっと数学の勉強をしていた記憶がありまして😂「またおるやん。ずっと数学してんな…」と何も思わないけどどこか目を離せない姿がそこにあったことを覚えています。

大して勉強もしていないような私とそう変わらないテストの点数なのに、それでも毎度一生懸命に取り組み、直向きに頑張るその姿勢を先生も評価していたのかどんなにテストの点数が低くても努力するその姿勢に先生もまた毎度支えて、応援していた背中が私の目には今でも焼き付いています。

何度ダメでも折れないんですよ、
彼女は

___諦めない


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今なら分かる先生の気持ち

大人にならないと、あの場を離れてみないと気づけないこともたくさんあって。もし今あの場に戻れるなら、もっとしっかり彼女の努力を同じ目線で見て感じて自分も取り込みたい良い所なのになあなんて、ふと、思い出したりもします。

あれほどまでの執念の努力を、そばで見ていた先生の本当の気持ちまでは分かりませんがなんとしてでも点数が取れるように、その継続的な努力の記憶がこれからのあなたの人生を支え、助けてくれるから…なんて思っていたかもしれませんね。

彼女は結果的にどれほどまでの点数を取ることができたのか、はたまたどんな気持ちで執念の勉強生活を終えたのか全くわからないのですが高校時代の間に彼女自身の強みが花を開き、沢山のフォロワーさんに恵まれたところまでは私も密かに見守っていましたので大人になった今もまたどこかで彼女の強さやしなやかさを認める誰かと出会い、活躍していることを願っています


あとがき

懐かしい青春の一コマを少し文章にしようと打っていたらいつの間にかこんなにも長くなっていました。なぜたったの3年間があれほどまでに愛おしく鮮やかに残るのでしょうか、私はいつも思ってしまいます。
少しこだわり強めの彼女はどこでもこだわりを出し、良い流れを作っていたと覚えていてまるで鬼滅の刃に出てくる甘露寺蜜璃ちゃんの刀のようなそんな強さでしたね。私が好きだったのは豪快によく笑う部分でした。お互いにヒィーヒィー鳥みたいな鳴き声(?)で笑っていましたね(笑)
懐かしい。いい思い出をありがとう、お粗末さまでした。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました🥳



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