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緋色の研究(2015)

著:アーサー・コナン・ドイル
訳:深町眞理子

評価:★★★☆☆

Kindle電子書籍で拝読。

序盤にあったホームズとワトスン博士のやりとりが良かった。
謎につつまれたホームズの生態を分析しようとする博士の努力が読んでいて楽しかった。
中盤から終わりまではずっと一つの事件に関しての話だった。
事件のことになるとホームズの発言がややもったいぶりすぎと感じた。
そのせいで物語のスピード感が急に遅くなっていったように感じた。
そのため中盤から先は読むのが若干辛かった。
読後、振り返れば内容はシンプルで綺麗にまとめられていることに物語の美しさは感じられるものの、やはり中盤からのテンポダウンが個人的に合わなかった。
シリーズがたくさん出ているようだけれど、次を手に取るには少し勇気がいりそうだ。

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