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素敵な出会いと大きな学び


こんにちは。ここ20年で最も大きな出会いであったことの1つについて、今回はお話ししようと思います。

20年間、つまり私の人生のすべてのなかで大きな出会いですから、熱く語らせていただきます。長くなりますよ。

出会い

その出会いは、ちょうど一年前、大学1回生の終わりの2月でした。

それは、インターンを見つけたことです。

どうして就活もしていない普通の大学生が福祉系インターンをはじめることになったのか、ここに詳しく書いているのでよければ見ていただけたら嬉しいです。


インターンを始めて。
「こんなにラフな雰囲気なの?!」という驚き。

このインターンは、特別なイベントや撮影などがない限りは
フルオンラインでやっていました。

オンラインと言っても「会社」にお邪魔するわけだし、
きちんと礼儀正しく、ちゃんとした学生に見られたいじゃないですか。
というか、そうでないといけないなーと思っていました。

毎週、月曜日の朝に1時間の全体ミーティングがあったのですが、
福祉の課題について議論しましょう!みたいなガチガチのものではなく、

「これからどんなことやっていきたい?」
「なんでそう思ってるの?」

と、私たちがなんとなーく
「これ、いいかも」
と思って発案したことを掘り下げてくれたり、

「企画の目的を絞るところでちょっと詰まっちゃってて、、、」
と少し相談すると

「じゃあ、あなたはこの企画を思いついたとき、どんなことを想像してたの?」

と、優しく結論に導いてくれたり。

アルバイトで同じ店舗で働く社会人の方と関わる機会があっても、
なんていうか、
”office” の方の会社で働いている社会人の方とちゃんと関わって一緒に仕事をさせてもらう機会が初めてだったんです。

だから、ここはすごく感動したポイントなんです。

「自分、社会人の人と一緒に仕事できてるやん!」

自分がちょっとレベルアップした気がしました。
でも、それはまぎれもなく気さくなF2Fの皆さんのおかげです。

企画の難しさに直面。

そう、私たちが約4ヶ月間
「福祉の魅力を、福祉に興味がない人に伝えるにはどうしたらいいか」
という課題について
悩みに悩んで
試行錯誤を重ねてできた企画が、

「施設見学動画」

なんです。

いや、4ヶ月も悩んでそれかい!
って思った方、正直に手をあげてください。怒りませんから。

その企画というのも、
インターンを始める前までの私がこちら。

「クラスでの企画とか得意な方やし、企画のインターンとか楽しそ〜〜
 いっぱい活躍しちゃうぞ、るんるん♪」

だけど、いざ企画をはじめてみると、アイデアはいくつか出るものの、
その先が深められない。

この先どうやって考えたらいいんやろ、、、と、思い悩む日々。

そこで学んだことが、
「企画を練る際には、その企画を通して解決したい課題と目的を最優先で考える!」
ということ。

課題と目的がはっきりしていれば、手段なんてすぐに思いつく。

私が得意だったのは、企画ではなく、「アイデア出し」だったんですね。

これは、私たちと動画制作のプロの方とのミーティングの際のメモです。

走り書きの汚い字で恥ずかしいですが、話が進むのが速くどれほどついていくの必死だったかが思い出されて面白いです。笑
「ターゲットの具体化」とか、今までの私だったら考えもしなかったですね〜

何か新しい商品を作る人も、システムを構築する人も、こうやって深く深く考えて企画しているんだ、と学びました。

本当に意義のある企画は、想像以上に奥が深く、
まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと実感しました。

知らなかったことが知れるだけでなく、
「知らなかった」こと自体を知れて、またひとつずつ学んでいく感覚。
最高に楽しいです。

新たな学び、「なんでもない福祉」


最後に、
私の心の中で一番変化が起こった
「福祉」についてです。

福祉は、なんでもない。

こんなことを言ってしまうと、福祉をばかにしているのか、と怒られそうですが
そうではありません。

みなさんが持っている福祉に対してのハードルを取っ払っていただきたいのです。

福祉というと、介護や障害者支援など
「何か特別な理由によって困っている誰かを支える、特別な仕事」
みたいなイメージがあったんですが、実際はそうではないんですよ。

子どもを笑顔にしたり、おじいちゃんおばあちゃんと会話を楽しんだり。

みんな、「普通に」生活して、「普通に」日々を送っている。

ただ、介護施設にいる方は、歳を重ねて自分一人で生活できなくなったから、暮らしのお手伝いをしてもらっている。

逆に、施設で働く方も、他の会社員さんやカフェの店員さんたちと同じように
「普通に」働いているんです。
心が優しいからとか、介護に特別な思い入れがあるから、とは限らない。

介護職の方にお話を伺った時、
「介護をするなんて優しいんだね」
と周囲の人に言われて違和感を感じたと聞きました。

それってつまり、
「優しいね」といった人は、介護を敬遠しているんだと思うんです。

たしかに、大変な部分もあるし、いいことばかりじゃない。
だけど、それ以上に誰かの暮らしや命にまで踏み込んで関わることの幸せや尊さを感じられる素敵な仕事なんだ、と思いました。

介護は数ある仕事の一つで、何も特別なことではない。
それは他の福祉の仕事にも通ずることです。

福祉をどこか遠くの存在のように感じていた私がそう思えたのは、
このインターンで介護施設の見学に訪れることができたからです。

まとめ

長々と書いてしまいました、、、。
ここまで読んでくださったみなさん、本当に本当にありがとうございます。

これでも、学んだことを全部伝えようと思ったら全然足りません。

それくらい、Face to FUKUSHIでのインターンは私にとって大きな成長と経験になりました。

もちろん、はじめから分かっていたわけではありません。

やりがいと苦悩の中で、
迷いながら、優しい社員さんとインターン生に助けをもらいながら
進んでいくことで、
「このインターンに参加できてよかった」と思いました。

みなさんも、もし今なにか迷っていることがあったとしたら、
ぜひ挑戦してみて欲しいなと思います。
その結果が良くても、万が一悪くても、必ずみなさんの人生の糧になると思います。

この記事を通して、少しでもみなさんの背中を押せていたり勇気づけられていたら嬉しいです。

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