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今年も終戦日の今日は静かに感じる

 本日8月15日は終戦日。
 昨年も今年もやけに静かだなと。
 少し前まで、この時期は戦争関係の番組や定番でもあった火垂るの墓等の映画が流れておりました。
 昨年今年はオリンピックが重なった事と、コロナによる外出禁止も伴い、行事関係は各地粛々と行うにとどめているからでしょうか?。ネットでもほぼ見受けられない感じです。

 どうやら昨年は、こんな事を書いておりました。

 1945年に太平洋戦争は終結したとの事。
 となれば、記憶がある方は、80歳近い70代後半の方までとなる。
 次第にその世代以上の方々は、減っていくわけで、10年後くらいには語り継がれもしなくなるのかと。
 子供の頃は、祖父母によく聞かされ、今は父母に当時の事を聞かされる。
 直接聞かされる側としても10年後あたりでは、毎年少し思い出す程度になってしまう。

 新宿に小規模なようですが、新宿に平和記念展示資料館という施設があります。

 総務省委託とあるのは、元々総務省の前身である総理府にて、(この辺りの詳細はよくわかっておらず、申し訳ありません)出兵されて亡くなられた方、あるいはその遺族に支払う給付金支払いを取りまとめていた部門があったことによる為です。

 この時期、足を運ぶのは難しいかもしれません。
 また、以前は地方に行くと、防空壕跡や砲台跡等を見かける事もありましたが、僻地でもない限り、造成もあり、もし地元にそういう場所があったと知っても、間近で見る機会もなくなっている事が多いかと思いますし、残っていたとしても、それを知る地元の方が亡くなっている事で、知られなくなったというケースにもなっているでしょう。

 今日は日曜日。
 30年ほど前から郊外なのにパチンコ屋と飲み屋が急速に増えだし、駅から少し離れた所に住んでいますが、外出規制かかっていても、夜に騒ぐ声は聞こえてきます。
 聞かされてきただけに、どうにもこの日は静かに過ごすのが当たり前の自分となっており、世間とのギャップを感じる日でもあります。



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