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iPad mini RAW現像チャレンジ

どうもおはなです。
GW楽しんでますでしょうか。
私は暦通り中日が仕事なので、単身赴任先との往復で移動がなかなか大変ですが、移動時間もうまく使って楽しめればなと思います。

さて、皆さんはRAW現像していますか?
フルサイズのカメラを買ったからにはと意気込んでいたものの、なかなかハードルが高く感じていたRAW現像。
プライベート用のPCすら持っていないため、半ば諦めていたのですが、家にあった小さなアイツで果敢にチャレンジしたところ、十分楽しめることが分かりました。
RAW現像(以下レタッチ含む)のやり方についてはど素人で勉強中のため触れられませんが、こんな環境でもRAW現像できるよということをお伝え出来れば幸いです。
それでは早速行ってみましょう!\パチパチ/

そもそもRAW現像って必要?

カメラを買って、やってみたかったことの一つがRAW現像。
必要か不要かで言えば、必須ではありませんが、カメラという趣味の醍醐味と言ってもいいのではないでしょうか。
最近のカメラは性能が良いので、JPEG撮って出しの写真も十分キレイですが、RAW現像で自分好みに作り上げた写真には、手軽さに勝る何かがある気がします。
それと実際にやってみると、写真を撮り、お気に入りを選択し、レタッチして現像するという一連の作業がシンプルに楽しいです。

RAW現像楽しいよ

おはなのRAW現像セットアップ

ここからが本題ですが、まずは私がRAW現像する際に使っている機材をご紹介します。

  • SONY α7CⅡ

  • iPad mini(第6世代) Wi-Fiモデル,64GB

  • Apple Pencil(第2世代)

  • Prograde SDカード&カードリーダー

  • Lightroom(iPad版) ※アプリ

ミニマム。

私は特にクリエイティブな仕事をしている人間ではなく、趣味としてガジェットが好きなだけです。なので、ハイスペックなMacBookを持っている訳でも無ければ、iPad Proを持っている訳でもありません。
唯一手元にあったのは、エンタメ機として愛用していたWi-Fiモデルで最小構成のiPad mini6だけ。こいつを使ってRAW現像に挑戦してみた個人的な感想はこんな感じです。

iPad miniで現像するメリット

・必要十分の処理性能

RAW現像にチャレンジするにあたって、iPad miniでは心許なかったのですが、いざやってみるとなかなかどうして、意外とサクサク編集出来ます。
2021年に発売されたiPad miniで、発売開始から少し時間が経ちましたが、A15 Bionicチップ搭載で必要十分なパワーを備えています。
公式サイトでも、Photoshopで写真編集が出来ると謳っていますが、伊達に嘯いていたわけではないようです。

データ容量が逼迫している時に、ごく稀に動きがもっさりすることがありますが、それ以外はストレスフリーに作業することが出来ます。
また、第6世代からUSB-C端子が採用されたことがめちゃくちゃ重要な進化で、USB-C端子のカードリーダーを直挿し出来るのが良き。
おかげでUHS-Ⅱ対応のカードリーダーを使えば、データ容量が大きいRAWデータもサッと取り込むことが可能です。
他にも充電器を他の機器と統一することが出来たり、ハブを介してモニターに画面を投影することが出来たりと、恩恵が多々あります。んー、nice!

モニターでも作業できる

・持ち運びがお手軽

何といっても1番の強みはここ。フルサイズミラーレスで最小クラスのα7CⅡと、iPadの中で最軽量なminiの相性が抜群です。
小さめのバッグにこの2つだけぶち込んでお出かけすれば、外出先で撮影からRAW現像まで、お手軽に完結しちゃいます。
また、私は単身赴任中で、毎週末に高速バスに乗って片道2時間30分かけて移動するのがルーティンなのですが、週末に撮った写真を帰りのバスの中でゆっくり現像出来るのが最高です。熱中していると、あっという間に目的地に到着します。

このコンパクトさ

・Apple Pencilの操作性

RAW現像では露光や色味などの各項目の数値を、バーをスライドさせて細かく調整することになるのですが、Apple Pencilでの直感的な操作がめちゃくちゃやりやすいです。
試しにマウスでもやってみたのですが、個人的には圧倒的にApple Pencilでの操作感が好みでした。
iPad mini6は、マグネットでくっついてそのまま充電可能な、Apple Pencil第2世代に対応しているのもポイントです。

直感的に操作出来るのが○

気になるところ

気になるところは、主に私が最小構成のiPad miniを使っていることが要因なので、セルラーモデルや大きなデータ容量のものを使用している場合は気にならないかもしれません。

・Wi-Fiモデル

エンタメ機として使っている時は、基本的に在宅で使う前提だったため、特段不便には思っていなかったのですが、RAW現像するために外に持ち出すようにとなると話が変わってきます。
私が使っているLightroomのアプリは、オフラインでも現像作業はできますが、当然ながら編集したデータはWi-Fi接続時しかクラウドに同期されません。
出先で現像した写真は、次にWi-Fi接続されるまでは同期されないため、すぐに取り出したい場合は、端末に保存してiPhoneにAirDropで転送しています。
せっかく軽くて持ち出せるのが強みのコンビなのに、Wi-Fiがないところでは少し手間がかかってしまいます。

・64GB

最小構成で購入したため、データ容量は64GB。RAWデータは容量が重く、一枚あたりだいたい20MBほどになるため、数日分の撮影データを取り込むだけで、あっという間にストレージがパンパンになってしまいます。
また、データ容量が限界に近い時に限り、Lightroomでの作業がカクついたり、読み込みに時間がかかったりもします。
やっぱりRAW現像をやるのが前提なら、出費は増えますが、もう少し大きな容量のモデルを購入した方が良いと思います。
対策として、現状はAmazon Photosを利用してデータをクラウドに移し、iPad内のデータは必要なものだけ残して削除することで、容量を確保しています。
Amazon Photosはプライム会員であれば追加料金なしで使用することができ、圧縮せずに容量無制限でデータをクラウドに保存出来るため、非常におすすめです。
ただ、やっぱり何かあった時のために備えて、SSDなどのハードにも保存しておきたいところです。

・バッテリー容量

iPad miniは軽量でコンパクトな反面、もともとバッテリー容量は大きくありません。
家でエンタメを消費する上では全く問題ない程度なのですが、RAW現像しているとあら不思議。驚くべきスピードでモリモリとバッテリーが減っていくではありませんか…!
これは盛っている訳ではなくて、本当に目に見えてバッテリーの残量が減っていきます。
それだけ負荷がかかっているということだと思うのですが、正直充電できる環境下で作業するか、バッテリーが切れても問題ないと割り切らないと腰を据えてRAW現像するのは難しいレベルです。

まとめ

以上のことを踏まえると、iPad miniでのRAW現像は「外出先でもRAW現像したい人」には、ばりオススメです!
しかし、持ち運びのメリットが大きい一方で、バッテリー容量などしっかり弱点もあります。
もう少し機動性を犠牲にしても良いのであれば、諸々のスペックが高いiPad Proなんか良いんじゃなかろうかと妄想してみたり。
機動力をとるか、据え置きでの環境を優先するか悩ましいところです。
とは言え、今の自分のライフスタイルにはiPad miniの方がハマっていますし、すぐに買い替える位ならもう一本レンズが欲しいのが本音なので、当面はこのセットアップで頑張っていく所存です。(沼)
カメラ購入により、エンタメ機から更に活躍の場を広げたiPad mini6と一緒に、今日もスナップに行ってきます。

食わず嫌いせずやってみよー!

読んでいただきありがとうございます。
またどーぞよろしくお願いします。

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