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ベリーダンス 自分の振付やってみる2

自分で振付を作ることについて
簡単にできる人と難しく考える人がいます。


★簡単にできる人
コンビネーションの引き出しをたくさん持っている。
→コンビネーションの練習については
沢山のWSや多くの曲を学ぶ必要があります。
そもそも記憶というのは忘れるものですので一回覚えたくらいでは
体も覚えてはくれません。
頭の中だけの記憶なら書いたり読んだりすれば
ある程度身に付きますが
動作となると100回くらいやらないとスムースにはいきません。

コンビネーションの引き出しをたくさんもっていたらなら

耳をよく鍛えておくことが大事です。
メロディは入ってくるがドラムパートが耳慣れないときは
何回も何回も同じ曲を聴いて、低音部を探してください。

お勧め ダラブッカ奏者 ゆうた さんのYOUTUBE 
日本語、リズムの説明をわかりやすく丁寧に教えています。


アラブのリズムは沢山あるので全部を紹介するのは控えますが
ベリーダンスを習っている方なら下記リズムは有名なので
覚えておくのをお勧めします。

マルフーフ メジャンセのOPやエンディング部分で使われる
4拍子 マクスーム Shaabiでよく出てきます 
    サイディ  Saidi地方のダンスのリズム独特のステップがあります
    バラディ  Slow Slow Quick Quickにすると垢ぬけます。

8拍子 マスムーディカビール ドラムソロ等
10拍子 サマーイ オリエンタルの中間部などによく入っています

DとTで表現されています。
基本的には Dの時が腰 として練習すると割とうまくいきます。
オリジナル振付をまったく作ったことのない人は
最初に リズムを覚えてそれから基本ムーブメントと合わせ
次にコンビネーションとやっていくとよいと思います。


簡単なドラムソロ
(早いのは苦手という人はゆっくりなドラムソロから入る)
の曲を探して、好きなダンサーさんのドラムソロをYOUTUBEで見つけ
それをとことん練習して、覚えるのもよいと思います。

但し、以前もお伝えしているようにYOUTUBEの場合は
自分とPC(または携帯)になりますので
姿勢や動きに乱れが生じる場合があり
それを誰も指摘してくれないので、出来上がりがよくない時があります。

なので、YOUTUBEで振付を学ぶ(真似る)場合は
等身大の鏡、目の高さにYOUTUBEの画面を持ってくる
すこし進んだら、必ずビデオに撮って自分の動作を確認する
ということが必要です。


★難しく考える人
ありがちなのが、アクロバティックな振付をモノにしようと躍起になっているときです。

エジプト現地のダンサーさんは、それほど難しい振付をしているわけではありません。
YOUTUBEですごい!と思われるダンサーさんは
ロシアやブラジル、USAなどに多いかと思います。

伝統的なベリーダンスを見た人ならわかりますが
難しい振付はしておりません。
アクロバティックな動きよりも
基本的なムーブメントのコンビネーションが重要です。


ダンスは祈りから来ています。
なので内面から湧き上がる 大地を空を感じる
情熱、内面の表現。。

エジプトはアフリカ大陸に属しています。
そのアフリカの大地を想像してください。

好きな音楽を踊る → 曲の雰囲気を感じる  
→ 基本のムーブメントで踊る
→ 基本のムーブメントとコンビネーションができたら
アクセント(頭の部分、キックや変わったヒップサークル等)を入れて
色を付けます。


最初からアクロバティックなものを狙うと
振付はできないし、体が硬くなります。


好きな音楽をかける、感じて踊る このあたりは適当でいいんです。

すごい!とか褒められることはとりあえず横において
自分の内面で踊ってみるといいかと思います。
それでも気になって踊れないという人は
自分の部屋で目をつぶって、曲・リズム・メロディに集中し
ただ体を揺らしてみるところから始めてみるのも楽しいです。

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