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膠原病の家族と共に。          -国家予算をざっくり見てみる-

前回のNoteでは日本の医療費について触れ、今回はその続きで、もう少し視点を引いて、日本が何にお金を使っているのか、国家予算をみてみたい。

日本の国家予算は以下2つの区分があるが、予算的にはそれぞれ独立しておらず、いれこになっている点が分かりづらい、、、
 ・一般会計:社会保障や公共事業など国の基本的な行政経費を管理
 ・特別会計:東日本大震災の復興などの特定の事業や資金を管理

今回は、一般会計の予算ベースで見ていきたい。
歳出の総計を以下年次推移でおうと、2009年から2019年までは100兆円前後で推移。2020年はCOVID-19の対策費用もあり1.6倍の160兆円規模に。
■一般会計歳出予算目的別分類総括表(単位:億円 出典:財務省

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内訳を見てみると、グラフ一番下の水色が社会保障関係費で、2009年は30%のシェアだったが、2019年には33%とじわっと増えている。3%だとそれほどでもないイメージかも知れないが、100兆円規模の3%で3兆円と実数で見ると大きなインパクト。

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この社会保障関係費の内訳を見ると、社会保険費の占める割合が大きく、ここに国が負担する医療費、年金、福祉などのお金が含まれている。

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このブログの趣旨は、膠原病の理解を広めることなので、国のお金の使い方の細かいところをここで触れるのは割愛するが、ざっくり見た感想としては教育、科学技術など、未来への投資が圧倒的に足りないと感じた。となると、病気を未然に防ぐための研究開発費どのくらいかけられているのは言わずもがな...という状況なんだろうと思う。が、次は国がどの程度研究開発費に予算を割いているのかと、どういったフレームワークでアプローチしているのかを見ていきたい。


またまた最後に話がそれるが、
国は公表するデータはグラフやチャート化してー!
探すのも定義を確認するもの謎謎すぎる。直感的に分かようにしてー!

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