マツバラ アイ / 膠原病の家族と共に

私たち家族が経験している膠原病関節リウマチに関する記録をnoteに書きとめることで、い…

マツバラ アイ / 膠原病の家族と共に

私たち家族が経験している膠原病関節リウマチに関する記録をnoteに書きとめることで、いろいろな人にこの病気のことを知ってもらい、”根本的”治療に向けた基礎研究がさらに進むきっかけに少しでもなればと思ってます。

最近の記事

膠原病の家族と共に。          -国家予算をざっくり見てみる-

前回のNoteでは日本の医療費について触れ、今回はその続きで、もう少し視点を引いて、日本が何にお金を使っているのか、国家予算をみてみたい。 日本の国家予算は以下2つの区分があるが、予算的にはそれぞれ独立しておらず、いれこになっている点が分かりづらい、、、  ・一般会計:社会保障や公共事業など国の基本的な行政経費を管理  ・特別会計:東日本大震災の復興などの特定の事業や資金を管理 今回は、一般会計の予算ベースで見ていきたい。 歳出の総計を以下年次推移でおうと、2009年から

    • 膠原病の家族と共に。         日本の医療費はどうなっているのか

      関節リウマチで苦しむ家族の姿を側で見るようになって、自分の身体に耳を傾ける大事さ、健康の大事さ、そして人々が病気から開放される世の中になって欲しいなど、いろいろな気持ちが心に芽生えるようになった。 私に何ができるのだろう、、、その答えに近づくためにも、このnoteを書き続けたいと思う。 関節リウマチは現時点、主な症状を軽減するための、対症療法のアプローチしかない。予防できるようにするには基礎研究が重要で、どうしたらそれが大きく進められるようになるのかを考えるに際して、まず

      • はじめに。膠原病と私の家族

        友人の後押しをきっかけに、noteを書き始めた。私たち家族が経験している膠原病関節リウマチに関する記録をnoteに書きとめることで、いろいろな人にこの病気のことを知ってもらい、”根本的”治療に向けた基礎研究がさらに進むきっかけに少しでもなればというのが動機だ。 私の理解では、リウマチは自己免疫疾患で、自分の身体の一部を自分のものではないと認識してしまい、抗体をつくって自分自身の正常な細胞などに対して攻撃をし、これにより、滑膜(かつまく)に炎症が起き、骨と骨の間のクッションの

      膠原病の家族と共に。          -国家予算をざっくり見てみる-