【アメリカ】新型コロナウイルス対策法案 | 2020年12月27日発令

2020年12月27日にトランプ大統領が新たな新型コロナウイルス対策法案に署名し、9,000億ドル(約93兆円)の予算を基に企業や個人に対する支援が開始する事となりました。
この法案は21日に議会で可決されていたものの、トランプ大統領は同法案への署名を拒否し続けており、同法案に盛り込んだ1人あたり$600の現金給付を$2,000に増額するよう要求していましたが、28日には政府予算の期限切れが迫っていた事もあり、一転して法案に同意しました。また、$2,000という金額に関しては、12月28日にホワイトハウス(House)で承認され、議会(Senate)の承認を得る段階まで来ている状況です。

【記載内容のポイント】
　・トランプ大統領が9,000億ドル(約93兆円)の新コロナ対新法案にサインした
　・企業に対してはPPPの延長や税金控除/支払いの延長措置が取られた
　・個人に対しては$600の現金給付($2,000になる可能性も *12/28時点)や失業保険手当を11週間に渡って$300上乗せして支払う事となった