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『人それぞれ』で済ましていたけれどINFJと診断されてもしかしたら違っていたのかもしれないと思った話

 私はずっと、自分のことをいわゆる『普通の人』だと思っていた。けれどそれは、どうやら違うらしい。というのも、小学校からの友人から「普通って言ってるけど違うよ。結構独特な考えをしているからね。」と言われたからである。思ってもみないことだったので驚いた。そして、こうも言われた。「良い意味でも悪い意味でも、人に興味がないよね。」

 心外だった。『人に興味、ありまくりですけど?!』と心の中で大声で叫んだ。けれど、冷静になって考えてみると、思い当たる節はあった。”人に興味がない”と言われそうなこと。

 例えば、友人と遊びに出かけたとき。街中を歩いている最中に「すごい服着てるね」と友人に声をかけられたとする。さっきすれ違った人が来ていた服のことを言っているとすぐに理解はするのだが、その時の私はというと、目についた看板のデザインから、そのお店の商品や内装、店員などを空想していた。それまでの友人との会話ともまるで関係ないことである。他にも、隣にいるカップルが喋っている内容だとか、目の前にいる人がある有名人に似ているとか、道端に座っている人がしていたことなどと言う話題を振られるが、殆ど気がつけないし何とも思わないのでどう返していいのか分からず、「へえ〜」「そうだったんだ」「よく気がつくね」というような返事をしてしまう。これが、”人に興味がない”と言われる所以なのではないか。

 確かに、誰がどんな服を着ているかは興味がない。有名人自体に詳しくないというのもあるが、誰が誰に似ていようがどうでもいいし、誰が何をしていたって構わない。私の興味はそこにはない。ーーーじゃあ、何に興味があるのか?

 おそらく私は、人の内面に興味があるのだと思う。
 その人が何を感じたのか。何を思っているのか。何を考えているのか。

 もし、いますれ違った人の服でも、どうしてその服を今日選んだのか…という、その人の考えを知れるのであれば話は別だ。そういう服を選ぶ人の傾向…なんていうものにも興味がある。友人がその服をなぜすごいと感じたのか…とかでもいい。その背景を知りたいと思う。掘り下げた話を聞きたいと思う。だから、”人に興味がない”という訳ではないと思っているのだが…。

 別の友人は「深い話は苦手で、したくない。」と言っていた。当たり前の話だけれど、話題の興味も人それぞれだ。どちらが多数かというところで『普通』が決まると考えられるが、もしかして、もしかしたら、私の興味の方が少数派なのかもしれない…と思った。

 何せ私は、MBTIという性格診断テストで言うINFJキリン型)だったのだから。

 前置きが長過ぎたが、つまり、これから少しずつ、自分の説明書のようなものを書きたいなと考えている。MBTIという診断を通して、私は私のことを知らなさすぎると実感した。INFJの診断結果を読んで、言葉にはできなかった自分のことを代わりに説明してくれている、と感じたくらいだ。また、情報をインプットするばかりに偏っているとも感じるため、自分の考えをまとめ、アウトプットすることにも慣れていきたいと思う。

 この記事を読んで、「私もそう思う」「INFJだけど違うよ」など思うところがあったらコメントをくださると嬉しいです。様々な意見を聞いて、客観的に考えたい。……これも、INFJあるあるだろうか?笑

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