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『そのままで大丈夫だよ』

子供は素直だなぁと感じます。

小学生の女の子。あいさつもできて、よく本を読んでいる女の子。外に出ると知り合いや先生からも『賢いね』『すごく姿勢がいいね』『えらいね』とよく言われるのが頷けます。

本人も嫌ではないけれど、無意識に『ちゃんと姿勢しなきゃ』となってしまうようで、背中の筋肉が緊張してしまっていたり。。人前だと肩に力が入ってしまうようです。

声かけって難しいですよね。人によって感じ方が違うので。。

子供では、勉強が出来たり、本をよく読んだり、大人しく待っていたり、あいさつができたり。。すると『えらいね!』『賢いね!』と言われる事が多くなるように思います。きっと本人は自分の好きな事をしているだけで、えらいとは思ってなく好きな事をしているだけなのに。。

なので、「元気なあいさつ聞くと私も元気になるよ!」「私もその作家さん好きだな」「どんな本を読むの?」「面白そうだね!」こちらの気持ちを伝えたり、相手の好きに興味のある声かけを心がけています。そうすると、嬉しそうに自分の話をしてくれて、こちらも嬉しくなります。

もちろん十人十色なので、正解なんてないです。大人の私もこんな風に聞いてもらったり、言われたりすると嬉しなと思うからしようと思うのです。

『褒める・叱る』が時々わからなくなります。「えらいね!」も悪いわけではありません。しかし、小さい時の声かけは子供にとても影響してるように思います。

大人になった今でも、自分以外の人の評価にとまどう事があります。評価や褒めてもらいたいのではなく、認められたり一緒に楽しみたいと思っております。良くも悪もいろんな事を言われたりする事もあると思います。人は自分メガネで評価するので、その人にとっては間違いではないですが、正解でもありません。子供も学校で嫌な事を言われたりで泣いてた事もあります。大人の世界でも同じような事なお悩みを聞きます。小さい時に経験するいろんな事はどう向き合うかを一緒に考える時間をくれているのかもしれません。

先日ラジオから先人の言葉を紹介されていました。「自分にとって耳が痛い事を言われた時には、妬みや羨ましいから言ってるから関係ないと思うのではなく、それが正しければ直して、間違っていれば笑い飛ばせばいい。」

ここではっと思ったのが、全てを相手のせいにしないという事。大人になると自分のマイナスな部分を言ってくれることがなくなるもの。なので、自分をふりかえるきっかけにしてもいいなと思う。

なかなかできそうで出来なかったりするけれど、大人も子供も相手の本当の気持ちがわからないもの。どうとらえるかは大事な事だなぁと感じます。

「大丈夫」と心の中で呟く。未来がわからないからこそ、今の選択は大丈夫だとおまじないをするのかもしれない。子供にとってのお母さんの笑顔と『大丈夫だよ』は背中を押してくれるなによりの力になると思います。そんな風に送り出せるように、自分自身の体と心を整えて行きたいと思っています。

子供が笑っていてくれると嬉しいですね!子供にとってもお母さんが笑顔だと嬉しい。嬉しさ二倍な日でありますように。。

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