見出し画像

今週のキングダムPART71第711話「微妙な数」



 

 

最初に

 今週はいよいよ、決戦間際の布石を巻きまくる回でございます。李牧の思惑通りに全てが進んでいる現状。更なる窮地が秦国軍に追い込みます。
 その中で闘い続ける秦国の命運や如何に?
 詳しく知りたい方は下記のリンクを御確認下さいませ。


 

総崩れ

 前回同様、秦北東部連合軍は趙国のカン・サロとジ・アガに猛追されてしまいます。
 窮地に陥った曹波広。そんな彼に投降を薦めるカン・サロ。
 しかし、それを拒んだ曹波広はあっという間に、討ち取られてしまいました。

 その後、北東連合軍の後方を爆走するジ・アガ。どんどん、敵は吹き飛ばされてしまいます。
 それから、曹波広討ち死にの報せが後方の軍に入っていきます。
 指示系統が取れていない彼等にとって、大将の死の報は大混乱のきっかけとなり、どう進めべきかを考える彼等ですが、その中で、崖上に新たな敵が現れます。

 それに伴い、多くの兵が退却を始め、混乱は各地に広がり、多くの兵達はどんどん、逃げていってしまいます。
 しかし、実際の兵は大した数はおらず、少数で攻めていただけでした。
 その流れは大きくなり、とんでもない大敗になってしまいました。

五万の兵

 その中で1人考える北東部連合軍の前方の将こと、風范は苦汁の選択として、そのままの五万人の軍で進軍し、合流を目指します。
 中方、後方の兵士は元の居た太原に戻ってしまいます。
 結果として、四万の兵を失うこととなり、当初の二十万の計画は破綻してしまいます。
 その中で、笑顔を見せるカン・サロたるや。
 まだまだ、底が知れないに尽きる。

 そんな五万の兵は何とか、秦本軍に合流します。
 それまで、援軍待ちする李信達、閼与城に待機する王翦達にも、届いてしまいます。
 
 何とか、作戦会議となり、五万というギリギリの数字に、答えを考える河了貂。敗けそうでも、勝てそうでもというラインなので、その答えを蒙恬に託します。

 蒙恬はこのまま、時間を掛ければ掛ける程、趙国軍の思う壺。早くこの陣営のみで、出陣すべしという判断に至ります。
 またしても、除け者の壁兄さんも賛成し、全員の意志は固いようです。
 
 しかし、いつものように、やってやるムーブメントの李信だけは、分からねぇの一言を発します。
 その様子は摩論も驚きます。李信も本能型の将軍だけに、嫌な何かを感じてるんでしょうね。
 
 今回は今までに無い程に慎重にいかないといけない気がすると語る李信。閼与城から、何か不穏な流れに身構えると話し、桓騎自身も感じているんだろと続けます。

 しかし、そこは桓騎様李信以上に危険を感じていますが、だからこそ、乗り込む。そういう時こそ、掴めるものがある。

 どんな仕込みがされようが、その上を行って、最後は相手をぶっ殺して、俺が勝つんだよ

 ここ、久しぶりにカッコいい桓騎様。
 秦国軍は全員一致で、宜安に攻め込むことを決意します。
 それと同時期、趙国に居た李牧達も同様に出兵を開始。

 いよいよ、宜安での最終決戦の火ぶたが切られようとしていました。

まとめ

 秦北東連合軍は安定の噛ませ犬になってしまう位な悲惨な状況になってしまいました。曹波広は相手が悪かったとはいえ、此処まで何も出来なかったのは、最後の六将の席には相応しくないですね。
 連携も取れなくて、不安だけが伝染し、嫌な方に話が展開していくのは、しんどいですよね。これが戦争の一番怖い所で、恐怖に突っ込むのに、何も分からない状況が続く状態が続く方が、凄く怖い。

 だからこそ、彼等は必ず勝つ闘いに希望だけを抱いて、乗り込んできただろうに、一転して、地獄に突っ込むんだから、やってらんないですよね。
 逃亡は止む無し。しかも、敵陣の異様な強さには、益々にやってられませんよね。

 カン・サロとジ・アガの二人の恐ろしさと底の知れない強さだけが、良い感じに伝わる回でした。この後の宜安が、果たして、どう活躍するのやら?

 そんな彼を労わってくれた蒙恬の優しさよ。彼の言葉に救われた風氾と思います。それにしても、それ以前の李信達の姿が笑えた。

 それにしても、李牧は本当に恐ろしい。
 全員を殺すのではなく、それなりに活かし、秦国軍と合流させる。多くも無く、少なくもない微妙なライン、それが五万。
 五万+秦本軍なら、勝率が上がると踏んでいるんでしょうね。
 その上、どうやって、負けたかという情報も入ってるかも、怪しい現状。
 どう考えても、全てが李牧の計画通りに進んでいるのが、本当に恐ろしい。

 李牧あるあるですけど、あの人は少数で敵を殴るの好きよねぇ。いつも、その手を喰らい、追い込まれてる気がしますね。
 正に一番有効で、リスクの少ない彼らしい闘いですよね

 そんな危険と分かっていても、死地に飛び込む桓騎様のカッコよさ。これでも、後の展開が分かっているだけに、しんどい、マジムリ
 完全にやらなきゃいけない。やる意外の道が無いのが、辛いです。
 それでも、桓騎様の言葉は正に彼の闘い方、基本軸を物語る素敵な台詞でした。これなら、安心して、闘えますね。(思ってない)

 正に両極端な二人の男の闘いになると思いますが、李牧には桓騎様の弱点読まれてる説あるから、これがどう響くのやら?そんな黒羊丘もだいぶ、前に思うけど、これがきっと、桓騎様の弱点に繋がっているのかな?

 次回はいよいよ、宜安での最終決戦。地獄のような展開の予感。
 次回をお楽しみに。

最後に

 https://kingdom-the-movie.jp/news/index.html

 実写版キングダム2にて、蛇甘平原編で大事な伍を組むことになるメンバーが決まりましたね。
 尾平役・岡山天音さん、尾到役・三浦貴大さん、澤圭・濱津隆之さんに決まりました。

 尾兄弟の年齢が実際とは、真逆なのが、笑いますよね。そもそも、尾到さんは、老け顔だもんね。
 そんな澤圭さんの方はカメラを止めるなの方なんですね。
 この三人のキャストだけでも、本気度合いが凄く伝わりますね。
 果たして、その他のキャストは果たして、どうなることやら?

 それでは、今週も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 こんな駄文でも、読んでくれた方はスキとコメントお待ちしてます。

 キングダム同盟とフォローも宜しくお願いします。
 目指せ、天下の大将軍。
 それでは、皆々様、御武運を!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?