今週のキングダムPART36

 前回は中々、キングダムのアニメ化の黒歴史について、語りましたが、好評でしたね。何とも、複雑な心境です。詳しくは上記のリンクでご確認下さい。これまで、書いてませんでしたが、このブログはネタバレありきのものなので。

 数多く逃げ行く趙国の難民たち。彼等も桓騎の恐れ慄きながらも、扈輒に全てを託します。戦争が如何に色んな余波をもたらし、国民にしわ寄せがやって来たと言った感じになって来た。今の王も王ですから。

 秦国・王翦本陣では今後の桓騎の出方と扈輒大将軍の出方を伺う模様。どうやら、田里弥は自分達を利用するようと言う予測を立てますが、王翦は静観を貫きます。私の考えを以てしても、考えがはっきり読めぬ男、それが桓騎とのこと。ここで重要なのは秦国随一の天才の王翦なんで、自分は賢いというさり気ないアピールじゃなく、実際に実力あっての発言なのが、何とも、王翦らしいと言いますか。

 そんな趙国軍は兵を出兵する中で李白と公孫龍が久々に会談を交わします。桓騎はこれまで、数多くの強敵を葬って来た将軍キラー、侮ってはならないと李白は公孫龍に釘を刺しますが、侮ってはならないのは桓騎では無く、扈輒将軍を侮ってはならないと強い言葉で牽制します。彼は元々はとんでもなく強い武人で、鬼として恐れられ、前国王に気に入れられて、邯鄲の守護神となりましたが、そんな彼が前線に降りて来るということがどれだけ、恐ろしいことか?多くの奇策を弄する桓騎と言えど、無理では無いのか?勝つのは扈輒大将軍だ。なんか、フラグの匂いがするぞっ。

 そして、舞台はそんな桓騎軍本陣。紳士摩論は策を考えますが、絶対無理、確実に死ぬ戦と諦めムード。その他の面々もそんな感じですが、肝心のお頭は不在。そんな、彼等に気合を入れろの言葉を掛けるのは雷土さんでした。しかし、これまでとは違い、大将軍という規模はそれだけ、勝敗に直結する程で奇襲も出来ないからだと摩論。そんな雷土は自分達は盗賊という身分から始まり、今は高い酒を呑めるようになったものの、その昔、盗んだ酒の方が上手かったといつか、他人の家の食べ物を食べて、罪悪感に駆られた李信とは真逆の意見なのが、生粋の盗賊と言った所でしょうか?しかし、どれだけ、飢えが無くなり、肥えた自分達とは違い、桓騎は全然、変わらず、寧ろ、輝きを増している位に冴えている。そんな彼についていくことを決めた雷土。自分は右翼に就くと決め、それまで策を考えろと気持ち半減の桓騎傘下の将軍達は配置に就くことに。

 その中で乾くことを知らない桓騎は一体、何と闘ってるのだろうな?雷土の台詞がやけに哀しいというか、彼に従うとはいえ、彼の中にある闇とは一体、何なのか?

 そして、趙24万対秦8万という無謀にも程がある戦が幕を開けようとしていました。数字だけ観ると何となくですが、あの画見たら、絶望しかないなです。アレは無理ですわ。まぁ、勝つんでしょうけど。

 開戦です。

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 詳しくは書店か電子決済でチェックして下さい。摩論さんいじりがやっぱ、好きだったりして。

 今回観ていて、思ったことと言えば、桓騎という人間の恐ろしさというか、ここが彼の一番の見せ場なんだろうなということ、桓騎軍が何とも、一枚岩じゃないこと。それでも、桓騎は何かをやってくれると信じているヤツがいるということ。六大将軍となり、強大な力を手に入れ過ぎた桓騎達。それに対するは趙の最大戦力と守護神扈輒と24万の敵。普通に考えて、無理な闘いなんて、観るに明らか。それでも、桓騎は戦を仕掛け、強大過ぎる敵達と闘いを挑む模様です。まぁ、数は大事なファクターと散々言って来ましたが、何か、罠があるんでしょうね。それも数が多いから仕掛けられる何かが。そうでなきゃ、こんな無謀というか、無策な作戦は展開しないだろうし。それ以上に王賁がどう活躍するのかも気になりますね。

 まぁ、桓騎様を初めて見てから、どれだけの時間が経過したことか?これまでも誰も考えついても、やらない。思いつかない、倫理に反する闘いをしてきた彼がわざわざ死地を選び、こんな大戦をしようと思ったのか?そろそろ、彼の抱えるの闇が明らかとなりそうですね。

 扈輒大将軍も良き武人であり、現政権をクソと罵る等、ちゃんとした感性を持てる武将ではありますが、この手の相手を桓騎はいつも、翻弄していましたがはてさて。それだけじゃなく、武に優れる彼の実力とそれまで、前線に下がってたことが勝敗を分けないといいんですけど。杞憂でしょうか?

 とにかく、来週は巻頭カラーでお送りするキングダム。この先の戦、どのようにして、桓騎様が活躍するのか、乞うご期待ですね。

 補足ですが、前回のblogでそれまで、役の使いまわしが常態化してた、アニメ版キングダムでしたが、勘違いでした。摩論と雷土さんの声が同じでした。意外と重要人物だったりするので、第4期では代わってることを祈ります。特に摩論は中々に面白い男し、今後、中々に活躍もするので。

 キングダムアニメ第3シリーズの感想はとりあえず、五話になってからにします。

 最後まで読んでくれた友と思ってくれる同士にはスキとコメント。

 そして、キングダム同盟加入お待ちしております。

 それでは、皆々様、御武運を


PS 61巻楽しみだな

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