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今週のキングダムPART94第734話「生き延びる手段」


はじめに

 久しぶりのキングダム感想戦ですね。まさか、第四期26話は、緊急地震速報により、延期という不運に見舞われるという結果となり、如何にキングダムは、呪われているかが、よく分かりましたね。
 アニメは五期が決定が先に出ちゃったりとグダグダが否めませんが、原作は、桓騎将軍の過去についての話をメインに僕の思ったことを語ろうと思います。
 詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さい。それでは、どうぞ。

キングダム第734話「生き延びる手段」感想戦


 前回のお話で、桓騎様は、仲間を守る為、自分達より、年上の狼甫一家の1人を襲い、腹を切り裂き、2人目、3人目と倒していく桓騎様。
 当時から、圧倒的実力を見せる桓騎様の残った1人を残しながらも、数の有利は砂鬼一家にあり、全員の攻撃で、残った1人も、撃破します。
 すると偲央は、こんなことをすれば、只じゃ済まないと只ならぬ状況に、不審を募らせながらも、桓騎様はありがとうは?といつもと変わらぬ表情を見せます。

 桓騎様は、こんな状況はおかしいだろうと語り始め、子供だからと搾取され、言いなりになるこの状況に怒りを募らせていた様子。
 そして、偲央の頭を撫で、大丈夫、必ず、上手く行くの一言を述べる桓騎様。今では、想像も出来ない位、良い人なんですけど。実際、良い人なのかもしれないけれど。

 その後、狼甫一家に、下僕として、潜入し、薬を盛り、一家の主である狼甫を全員で暗殺、幹部も殺し、弱体化に成功します。
 そんなことをすれば、報復合戦となり、永遠に追われることとなる。すぐに桓騎様達、砂鬼一家の面々は、聖地である住処を離れ、逃亡することに。

 その追手を払う為、桓騎様は、とんでもない暴挙に出ます。それは、追手を全員残らず、切り刻み、腸を飾り付けるという残虐な嗜好を施すという今日の桓騎様に通ずる発想で、敵を威圧させるという策に出ます。
 最初は砂鬼一家の面々も、ドン引きしてましたが、こうすれば、悪い噂が広まり、追手が来なくなるという自衛の為の作戦だったのです。
 凄く理に敵っているし、何より、子供だけの集団で、頭を使わないと生きていけないという真理を説く桓騎様の説得力ある言葉に、他の砂鬼一家の面々も、それに協力することに。

 それから、追って来る狼甫一家の残党を返り討ちにしては、残虐な解体を繰り返し、次第に砂鬼一家の悪名は広がり、やがて、追手は来なくなったとか。
 全ては仲間を誰1人残さず、守る為。桓騎様は、残虐なことが好きではなく、仲間を守りたいという一心からの行動と思うとこれまでの全てが、覆って来るような回だったと思います。

 現在に戻り、砂鬼一家は人でないという噂が流れる程の悪名が広がり、いつしか、今に至ったとか。
 因みに砂鬼一家の砂鬼とは、少年の1人が昔、おじいさんから聴いた話で、人間を砂の中に引き込む鬼から、来たらしいです。
 俺が考えたよとか、言いながらも、李信は誰か、分かんねぇよと突っ込む羽目に。李信のツッコミは最近は少ないだ

 これで、桓騎様の過去はコンプと思いきや、まだ、語られていない過去。そう、桓騎様の怒りの根源についてのお話でした。
 それを語るのは、他でもない変態領主に顔を焼かれた召でした。お前、生きてたんだね。

 その理由も、その変態領主の家に、忍び込んだ時に起きた時に起きた出来事がきっかけでした。

 果たして、その時、起きた出来事とは・・・。

まとめ


 桓騎様のことを好きになる回でしたね。全てのことに意味がある。全ては、生き残る為の手段だったんですね。
 何とも、哀しい限りです。全ては、仲間を守る為だったと思うと李信の言ってる言葉は、綺麗事の空想で、吐き気がしますわな。

 生きる為の自衛の為なら、何しても、いいと思います。だって、生きないといけないから。もしも、あのままだったら、砂鬼一家は、完全に滅んでいたでしょうね。

 何より、桓騎様、強すぎやろ。相手は大人やぞ。これまでの過去は、全然分かりませんが、何かしらの戦闘訓練を受けてのあの実力とお見受けしました。
 この時点から、桓騎様の只者ではないなということが、よく分かる場面だったと思いますね。頭はキレるし、戦闘も強い、何より、言葉が強いという三拍子。これは間違いなく、カリスマですね。
 希代のカリスマ気質と言える程の才覚。だからこそ、今の桓騎様があって、彼の人生は、その仕返しと言っても、過言ではないですね

 自衛の為に思いついた残虐な行為。分かっていても、やっぱり、恐ろしい限りですね。常人では、思いつかないし、やりたくても、やれないことだと思います。
 しかし、仲間を守りたいという一心というのが、何とも、胸を打つと申しましょうか。桓騎様は、血も涙もない鬼人かと、思っていましたが、そうじゃないんですねと思う反面、そういえば、この人は、身内に甘い所があったなと思い返してみるとそんな気もしますね。
 仲間を守る為とはいえ、何で、黒羊丘では、民間人を大量虐殺したかと言えば、彼にとって、敵国の人間は、どうでもいいですよね。全ては生きる為。生きる為には、何をしてもいい。例え、何の関係もない民間人も、容赦はしない。
 言ってしまえば、仲間以外がどうでもいいんでしょうね。後は、何しても、守る為を盾にすれば、どうとでもなるということなんでしょうね。

 実際、黒羊丘は、桓騎様のお陰で、最小限に被害を食い止めたのは、事実ですが、どうして、此処まで変わってしまったかを、思うと何とも、辛いです。
 僕たちは、恵まれているから、人を殺さなくても、生きていけますが、そうじゃない人だって、沢山いるわけであって。その事実から、目を背けてはいけない。
 人を殺すことを正当化してはいけないけれど、だったら、どうやって、自分達を守らないといけないのか。それこそ、頭を使わないといけないし、支援やら、色んなことをして、そうならない方法を見つけないといけない。
 正しいだけでは、生きていけない。しかし、悪いことをしないと生きていけない。何とも、世知辛い世の中ではありますが、今も昔も、どうにもならないことばかりで、嫌気が刺しますが、色んなことを考えて生きないといけないですね。

 個人的に、砂鬼一家の人達が、明るい人居て、良かったです。陰気なイメージが余りにも、強すぎてね。
 
 次回は桓騎様の怒りの源泉が明らかとなりますが、どうして、こうなってしまったのかも、気になりますが、相当な地獄の予感しかしません。
 きっと、変態領主に、酷いこと言われるんだろうなぁ。


 次回、お楽しみに。

最後に

 呪われたアニメキングダムは、地震さえなければ、今日で最終回。本当にだから、NHKでアニメやるもんじゃないと常々、思ってますが、本当にそう思いますわ。
 今までも、アニメの作画が酷かったり、七年経って、ようやく、三期だったり、かと思えば、あの疫病の所為で、一年延期に比べたら、全然、平気。寧ろ、絶好調な位ですね。
 五期も決まり、ずっと、話題にしてた桓騎様、そして、黒羊丘編とまだまだ、終わりを見せないキングダムに要期待ですね。
 キングダム展も、大阪で開催間近で、羨ましい限りです。今後も、終わりを見せないキングダムにご期待下さい。

 最後まで、読んでくれた同志はスキとコメントお待ちしてます。

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 それでは、皆々様、御武運を!!!



 


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