今週のキングダムPART75第715話「描き切られた戦い」


はじめに

 配信遅れてすいません。今回は諸事情に伴い、このような次第になってしまいました。そんな今回は漫画とアニメの感想含め、宜しくお願いします。
 漫画版はいきなり、絶望的な展開に。一方のアニメは新たな戦いが始まろうという気配とあの方との別れを描かれた二本を宜しくお願いします。
 詳しく知りたい方は、上記のリンクを御確認下さいませ。

 キングダム第715話「描き切られた戦い」感想戦

第一章 李牧の絆

 宜安にて、秦14万に対し、いきなり31万の兵を展開し、初戦にして、詰んだ戦を始めた李牧。彼の配下であるそれぞれの将達は、絶対的な信頼関係の下、彼に付き従ったもの達でした。
 今回の闘いは李牧が雁門を離れてからの11年、ずっと李牧と戦う日を待ち望んでいたとのこと。
 それは匈奴との闘いで被害が出ていた時代に、彼のお陰で、その窮地を救われた過去から、誰もが、李牧こそ、この北の土地の統治者に相応しい人そのものだったのです。
 
 そんな思いがあってか、李牧配下の一人、雁門将軍は高らかに叫びます。その声に、呼応するように、多くの北部軍の軍勢も叫ぶ程、士気の高さが尋常ではないことを物語っています。

 そして、李牧はこの闘いに勝つ為、並々ならぬ、計画を立てて、此処まで来たのでした。それを物語るように、そうしますと言います。全てはこれまでの恨みを晴らすように。

 誰もが、李牧こそ、真の王と思う彼等の前に、秦国は果たして、どうなってしまうのか

第二章 四面楚歌

 いきなり、31万の兵に囲まれて、死地に来てしまった秦国軍。誰もが、絶望的な表情を浮かべ、どう足掻いても、全滅は免れない現状に。
 蒙恬はこの戦の全ては、最初から仕組まれていたことにやっとこさ、気付きます。今考えてみると秦北東部軍との闘いも、太原は大した危機と思っていなかったことと考えていたはずなのに、それを撃破する程の力を有する程、蓄えていたことという証明だったこと、わざと味方兵をこちら側に、誘導等、考えれば、考える程、全てを筋書き通りと考えた瞬間、人間業ではないことを悟る蒙恬。
 この戦の背景には、李牧がいることと悟ります。
 
 そして、開戦の合図と共に、押し寄せてくる趙31万の軍勢が襲い掛かってきました。

第三章 全滅

 襲い掛かる趙軍に対し、壁や河了貂も指示を出しますが、このままで居たら、全滅は止む無しかと思う蒙恬。ここに居たら、どちらにせよ、滅ぶのは、眼に見えています。
 既に右翼も左翼も、既に闘いが始まり、混戦状態。目の前には、敵。闘わなければ、死。逃げようとするのも、死。どう足掻いても、死は免れない状況に、河了貂は突破口を探しますが、李牧の建てた策の前に、逃げ場はあるのか?という絶望に打ちひしがれてしまいます。

 そして、横陣が崩され、いよいよ、絶体絶命の大ピンチをどう、切り抜けるのか?

まとめ

 今回程、追い込まれたキングダムは無いんじゃないんでしょうか。合従軍と同じ位か、それ以上の死地と言える危機的状況に、どうにもならないと考えてしまいました。
 しかし、心の底では、良い気になってた秦国にとって、いい薬と思う自分、嫌だなぁと思いました。
 
 個人的に李牧の息子みたいな馬風慈が、名前の通り、馬南慈の息子に驚いてます。蒙親子を思えば、そうなるよね。

 李牧が完全に主人公で、完全に秦国の敵ムーブメントが、深刻で、これが侵略する側とされる側の心情なのかなと思います。
 やはり、今のご時世に言えることは、情報戦、武力、そして、士気の高さ。これに尽きるんじゃないんでしょうか。

 この闘いで、一番のミスは、現場から、離されていた思ってた李牧が復活していたことに尽きると思います。
 それだけ、情報統制されていたこと、それだけ、完璧に伏兵を集め、訓練を重ね、蛮族を打ち倒すという意識の高さ含め、全てが李牧の思った通りに、事が進んでいたと思うと彼こそ、この中華最強なんじゃないんでしょうか。
 
 正に楊端和が合従軍の最後の闘いである蕞に訪れた時のような衝撃でしょうか。今までも、李牧は自らを隠し、多くの兵や秦国軍を欺いて来ました。
 それを思えば、こうなることはあの当然の帰結で、答えを知ってる我々は、知ってたでしょうが、何も知らない秦国軍からすれば、これ程、恐ろしいことは無いと思います。

 趙の面々の圧倒的信頼感がヤバい。彼等が慕う程の彼のカリスマ性は、正しく王と言っても、差し支えはないでしょう。
 それだけの人々が、信じる李牧の凄さと信頼感あってこそ。これは、もう勝てないよ。今の国のリーダーに問われるものかもしれません。

 そんな蛮族・秦国も、死地となってしまい、壁や河了貂達が、奮戦しますが、もう、どうにもならないんじゃという気持ちになってしまいます。
 それだけの敵であり、超えるべき壁であり、超えられない敵・李牧を
前に、果たして、どうなってしまうのか。

 個人的に、この闘いを生き残るポイントは、桓騎様と李信に尽きると思います。
 イキって、此処まで来た桓騎様が、全然動いていないので、彼の奇策に期待するしかないのが、1つであり、リーダーとしての才覚が問われる場面かと思います。
 一方、李信はこの中で、唯一の本能型。此処に期待したいし、此処でそれを発揮できないと意味も無いので、一番期待しています。
 どちらにせよ、敗北は免れない現状なので、何かしらの傷跡を残すなり、してくれないと哀しいだけの虐殺になってしまうので。

 そして、司馬尚の出番に期待しております。

アニメ「キングダム」第4シリーズ第一話「戦後の七国」感想戦

 半年ぶりのキングダム。とんでもねぇ、待ってたんだ。
 いよいよ、やって来た四期。思えば、一期、二期に比べたら、滅茶苦茶、短いスパンでした。そんな黒歴史を乗り越え、開始した三期の勢いこのままに、始まった四期。
 今回の始まりは前回、飛信隊に戻って来た羌瘣の獅子奮迅の活躍ぶりに、ワクワクしたり、信の子供を産みたいと言う勘違いは可愛いですよね。
 
 そんな今回の一番心に来た名場面は、蒙驁の死でしょうね。これは観ていて、精神的に堪えましたね。
 蒙恬達が、駆けつけた後に再び立ち上がる姿には、漫画の良い所が出ていたと思います。あり得ないとか、そんな無粋なことは言いません
 自分を卑下して、六将に憧れた過去等、彼は偉大な大将軍には、なれなかったと言ってましたが、その最期に多くの人が涙した姿は、間違いなく偉大な英雄だったと思います。
 偉大な記録を残せないだけが、英雄ではありません。どれだけ、凡庸で、堅実さを絵に描いたような将軍と言われても、それだけで、大将軍になれるわけではないので、間違いなく彼の残した物は大きかったと思います。
 僕自身も、心に来ました。本当に好きなキャラでしたので、誰だって、ヒーローになりたいけれど、普通というと語弊がありますが、それを貫くような生き方をずっと続けることだって、大変なんですよ。だからこそ、僕にとって、蒙恬の言った通り、英雄だったと思います
 何より、あれだけの人に慕われるような人間に、僕もなりたいです。

 故に蒙武の一人で酒を呑む姿は、彼らしいし、戦に身を置くからこその弔いと思い、心打たれました。どんどん、彼を好きになっちゃう。

 だからこそ、寂しいのですが、彼が残した物は、次の世代に引き継がれ、次に繋がっていくと思うと心惹かれるものがあると思います。
 個人的に好きな王翦と桓騎様のあの場面好きでした。それもまた、蒙驁将軍の残した物でしょうね。それより、いつになったら、桓騎様が、白老大好きの理由分かるのでしょうか?

 それぞれの敵国の動向も、動きそうな予感を漂わせながらも、次の闘いは近づいていました。
 その主役成蟜が、まさかのエンディングで滅茶苦茶。大出世。成長したもんですねぇ。あんなに一期で色々やらかしてたのにね。果たして、どんな活躍をするのか、要期待です。

 そんな次回キングダム「不穏な影」お楽しみ。

最後に

 最後まで、読んでくれた方はスキとコメントお待ちしてます。

 フォローとキングダム同盟加入も、お待ちしてます。目指せ、天下の大将軍。
 
 それでは、皆々様、御武運を!!!

 














































 


 

PS 間に合いませんでした。無念。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?